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レポート日記

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[いきものがかりシリーズ]水族館の裏側に潜入! ~海のいきものたちの○○を大暴露!~

開催日:2014年11月22日

通常授業

今回の授業は、福岡市東区マリンワールドで行われました。

 

 

 

授業は2部構成で、最初にマリンワールド内を職員のみなさんにご案内いただき、

その後全員でちょっとしたワークを行いました。

前半では、普段なかなか見ることが出来ないマリンワールドの裏側を見学し、

後半ではそれぞれの体験に基づいた動物のお話をグループごとに交わしました。

 

 

先生は、全体を見てくださる三宅さんと、お魚コーナーを担当の太田さん、

そして海獣(イルカなどの海の生き物たち)担当の宮園さんの3名にお話をいただきました。

先生たち、みんなとても話が上手で終始わくわく!

 

 

 

紹介が終わるとさっそく館内ツアー。

 

拝観用の特別パスをみんなで身につけいざ出発。

 

とっても盛りだくさんだったのですが、レポートでは水族館の裏側見学から一部をご紹介!

 

 

 

 

 

 

マリンワールドと言ったらこれ、パノラマ大水槽。

 

実はこの水槽約2万匹のお魚が入っているそうで、サメからイワシの大群までもりだくさん。

 

 

 

 

 

 

ここにいる大きな5匹のシロワニというサメがいます。

このシロワニにくっつくコバンザメという小さなサメがいるのですが、

5匹のうちくっつくことを許すのは2匹だけなんだそう!

くっついている姿を見られるのは、なかなかラッキーかもしれません。

 

 

 

 

 

 

そしてマリンワールドのお魚ーナーで要チェックなのがナポレオンフィッシュ。

 

日本でも有数の立派なコブをもっているお魚なんです。

 

見た目はちょっと厳ついけれど、とっても穏やかで他のお魚につっつかれることもあるんだとか。

そんなときはつっつきが収まるまで他の水槽に避難するそうです。

 

 

 

 

 

 

続いて海獣コーナー。ここで予想外の動きを見せてくれたのが……ラッコ!!

 

国内でもラッコを扱っている水族館は珍しいのですが、マリンワールドでは人工保育に成功しています。

現在メス2匹、オス1匹がいて、メスの1匹の動きが、イルカじゃないのかというほどの躍動感。

ラッコってこんなにくるくる回れるんですね!

 

担当の宮園さん曰く、オスラッコへのアプローチだそうでなかなかラッコ界も大変な模様……。

 

 

 

 

 

 

わくわくがとまらない見学を終えるとグループワークです。今回参加されていた老若男女問わないメンバーでお話です。

なぜ動物たちに興味があるのか、好きなのかを考えた後、わたしたちの身の回りに潜む動物に関わる問題について話しました。

 

 

 

 

 

 

動物のフンの問題、毛皮確保のための乱獲、そして保健所に置ける殺処分の問題までさまざまです。

ふとしたニュースで触れるのと違い、今回は一緒にすごした人たちが語る話です。

いつもより少し、問題を身近に感じることが出来ました。

 

 

 

最後の議題は、これらの問題を解決するために「今日からわたしたちにできること」。

グループごとに、素敵な提案が発表されました!

 

 

 

 

 

 

一緒に3時間を過ごした方々が、こんなことを考えているんだ!自分とこんなに違うことを考えているんだ!

と、気付きの多い時間を過ごせました。

授業の締めは、みんなでイルカのショーを観覧しました!

 

 

 

 

 

 

普段身の回りに動物がいる方も、いない方も、動物たに癒されに足を運んでみませんか?

 

 

 

最後にはなりましたが今回ご参加いただいた皆さま、ご協力いただいた皆さまありがとうございました!!

 

 

 

(ボランティアスタッフ 下川 和子)

 

 

 


 

【今回の授業のコーディネーター】 松下 由香

 

  長崎で生まれ、幼少期をアメリカで育つ。高校から福岡に在住。2001年に犬猫の殺処分問題を知ったのがきっかけで、ペットの社会活動を行うNPO法人に2003年から従事。NPOでは、事務局、運営管理、会計、ボランティアコーディネートなど行い、2006年から2010年まで理事に就任。2011年「いぬねこカウンシル福岡」を設立。人と犬と猫とが幸せに暮らせる福岡の街づくりを目的に活動中。福岡テンジン大学では「いきものがかりシリーズ」と題し、「人、動物、植物」など生き物みんなが住みやすい福岡の街を目指して、一人でも多くの方に自分以外の「いきもの」への興味を持ち知ってもらうことを目的とした授業をコーディネートしている。

 

 

 

 


 

 

 

【今回の先生】 マリンワールド 職員一同 マリンワールド

 

  海の生き物を、映像、音響機器、水中カメラなどバラエティ豊かな展示方法で楽しく学べる海のおもしろ科学館「マリンワールド海の中道」を運営している職員さんたちが、海の生き物について、案内してくれます。

 

 


 

 

 

【今回の教室】 : マリンワールド

 

 

マリンワールド海の中道は、近海を流れる「対馬暖流」を展示テーマに、熱帯から温帯・寒帯の海にすむ代表的な生き物たち450種3万点を彼らの暮らしぶりそのままにご覧いただけます。海とその生き物たちに触れ、観察して、海洋知識をひろめ、子どもから大人まで楽しいながら自然の大切さを学ぶ「海の科学館」です。

 

住所 : 福岡市東区大字西戸崎18番28号