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レポート日記

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ここは創造力増幅空間Vol.1~リノベオフィスから生まれる福岡の仕事~

開催日:2015年02月22日

コラボレーション授業

リノベーション(Renovation)とは、既存の建物に大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更して性能を向上させ付加価値を与えることである。(引用:Wikipedia)

 

今回の授業は清川にひっそりと佇むF GAREGEにて。

まだリノベーションされていない解体されたての場所が教室になりました。

 

 

 

 

今回の先生は「福岡移住計画」の須賀大介さん。

 

 

 

東京から福岡へ移住されたことを機に、「福岡移住計画」を立ち上げ、移住者のサポート事業や、島根や宮城など他地域での地域活性にも取り組んでいる方です。

また、糸島でコワーキング&トライアルステイProject RIZE UP KEYAもされています。

 

 

 

 

テーマは「自分を活かしてつくる授業」

今ココからつくる可能性をみんなで生み出し、その可能性から具体的なアウトプットを作ってみようというものでした。

 

 

 

まずは須賀さんの「移住」のお話。

東京生活のお話、3/11の震災を経て変化した心境や移住して子供の表情が明るくなったこと、移住してコミュニティに加わることの大変さなど語っていただきました。

移住計画で単に人口を増やしたいのではない。

どこで、誰と、どう生きていきたいかを一緒に考えることが移住計画だと語っていただきました。

さて、それを受けてのワークショップ

 

 

 

実際に解体後の部屋に移動して話すグループや、実際かなり冷えていましたので「暖かい所に移住しましょう!」とストーブの前で話すグループもいました(笑)。

 

 

 

 

 

 

働き方についての話や人との繋がりについてのお話。そもそも福岡ってどんなところだっけ??と良いとこ悪いとこ全てをさらけ出し福岡がどう形作られているのか核心に迫っていました。

 

具体的なアウトプットとして、福岡の情報や人、「住みたい、何かやりたい」想いが集まる『場所』そしてシェアできる『環境』が欲しい!といった話が多かったです。

 

まだ解体されたばかりの場所のせいか、まさにここから何かが始まりそうな雰囲気が絶えず起こり続け、もはやここからプロジェクトチームが立ち上がりそうな2時間でした。

 

 

次回Vol.2は3/28です!お楽しみに!

 

 

(ボランティアスタッフ 糸濱 正晶)

 

 


 

【今回の授業のコーディネーター】 谷口 竜平

 福岡テンジン大学授業企画統括

 

 

1980年福岡県宗像市出身。広告業界で企画・デザインに携わる。現在はブランディングディレクター/デザイナーとして企業などのコンセプトメイキング、ブランディング、VI計画、ロゴ制作、広告企画など多岐にわたって活動。その他に、2013年1月より北九州市立大学の契約職員として、文部科学省GP事業のブランディングおよび学生の教育にも携わる。

 

 


 

【今回の先生】 須賀 大介 福岡移住計画

 

  1976年生まれ、茨城県水戸市出身。大学入学を機に上京。2002年、Web制作会社株式会社スマートデザインアソシエーションを立ち上げ、現在もCEOを続けているほか、2010年には6次産業化の農業事業も立ち上げるなど東京時代より地域活性に関する事業に積極的に挑戦。東日本大震災をきっかけに、東京を離れることを考えはじめ、2012年から福岡へ移住。その半年後に、「福岡移住計画」を立ち上げ、移住者のサポート事業の他、島根や宮城など他地域での地域活性にも取り組んでいる。

 


 

【今回の教室】 F GARAGE

 

 

通りから小路に入った奥にある築50年以上の簡易旅館として利用されていた建物。近年ではほぼ使用されていない状態だった。これからリノベーションにより1Fを店舗、2Fを貸しオフィスとして蘇らせる。この秘密基地のような建物がどのような場所に変わっていくのか。生まれ変わる前の未完成の場所が今回の教室です。

住所 : 福岡県福岡市中央区清川2-6-4