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レポート日記

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テン大クエスト~ゲームでコミュニケーションのレベルアップ↑↑~

開催日:2015年03月28日

通常授業

今回の授業テーマは「ゲーム」。

みなさんは福岡発祥のゲームがあることを知っていますか?

実は、「かるた」は福岡発祥のゲームなのです!

 

授業がスタートし、コーディネーターの松下さんから授業作りの想いを話してもらい、さっそく先生にバトンタッチ。

 

先生はまず、教室である赤煉瓦文化館をあだちの家とし、あだち先生の家に来たということで、生徒さんみんなで「あだちの~YEAH!!!」と言いながらポーズをとり、先生の世界にお邪魔させていただきました。

 

 

 

先生にゲームマスターという職業を説明していただき、その後ゲーム大国であるドイツのお話を聞きました。とても驚いたのは、ドイツで毎年200ものゲームが生み出されているということでした。

 

その後世界にはどんなゲームがあるかを聞きました。特に印象に残ったのは、チェコのゲームで、箱を開けても、そのゲームに必要な物が揃っていなくて、不足品を揃えるところからゲームが始まるというものでした。

 

 

 

 

ゲームには協力ゲームや、交渉ゲームがあり、日本とはまた違ったボードゲームでとても興味をひかれるものばかりでした。

 

そして実際にゲーム体験スタート!

最初のゲームは「うんすん」と呼ばれ、麻雀に似ていました。まず一回やってみて、先生にポイントを聞いてもう一度。

 

 

 

次に「めくり」と呼ばれ、花札に似ているゲームをしました。

ゲームをしている時の学生さんたちがとても楽しそうで、見ている私も仲間に入りたくて、うずうずしました。

 

ゲーム後に、拍手が自然と起こり、ゲームとは一体感を生ませる力があることに気づきました。

 

その後「ハゲタカのえじき」と呼ばれるゲームをしました。

このゲームはゲーム大国であるドイツのゲームで、それを日本語にしたもの。

 

まず封を開け、リーダーを1人決め、説明書を読み、自分たちでルールを解読するとこからスタート。

 

 

 

ハゲタカのえじきは、個人戦も、グループ戦もでき、チームでした後は、チーム対チームということで、全体でゲームをしました。

 

 

 

そして「君も今日からゲームマスター!」といことで、あだち先生に人にゲームを教えるときの注意点を教えていただきました。

 

 

 

初めて聞くゲームばかりで、内容もおもしろく、なんといっても、ゲームしている時に先生に突っ込まれることが新鮮で、でも面白くて、とても雰囲気のいい授業でした。

 

 

 

最後は、みんなで協力してクリアするゲームに挑戦!

全員で輪になり、目を閉じて1から10まで数えるというシンプルだけど、チームプレーが重要なゲーム。だんだん息も合い、クリアしたときには、自然と拍手と笑顔がこぼれました!

 

 

 

楽しい雰囲気のまま、授業終了。

ゲームで超える垣根を知り、ぜひもっと活用していきたいと思いました。

 

(ボランティアスタッフ 花田 実玖)

 

 


 

【今回の授業のコーディネーター】 松下 由香

 

長崎で生まれ、幼少期をアメリカで育つ。高校から福岡に在住。2001年に犬猫の殺処分問題を知ったのがきっかけで、ペットの社会活動を行うNPO法人に2003年から従事。NPOでは、事務局、運営管理、会計、ボランティアコーディネートなど行い、2006年から2010年まで理事に就任。2011年「いぬねこカウンシル福岡」を設立。人と犬と猫とが幸せに暮らせる福岡の街づくりを目的に活動中。福岡テンジン大学では「いきものがかりシリーズ」と題し、「人、動物、植物」など生き物みんなが住みやすい福岡の街を目指して、一人でも多くの方に自分以外の「いきもの」への興味を持ち知ってもらうことを目的とした授業をコーディネートしている。

 

 

 


 

 

【今回の先生】 あだち ちひろ ANALOG GAME HOUSE あだちのYEAH!!!代表/ゲームマスター

2009年〜2013年、東京都高円寺にあるボードゲーム専門店「すごろくや」にて勤務。アナログゲームの素晴らしさを多くの人に知ってもらう為、ゲームを持って個人宅から企業までさまざまな所まで出張する、おでかけゲームマスター業「あだちのYEAH!!!」を始める。ホームパーティー、結婚式の二次会、忘年会、企業研修などでゲームの司会進行を行う傍ら、ゲーム×合コン「ゲーコン」や鍋の具材をゲームで獲り合う「NABE奉行選手権」など風変わりなイベントを自身でも開催。アナログゲームの普及に取り組んでいる。

 

 


 

【今回の教室】 赤煉瓦文化館

 

明治時代の我が国を代表する建築家・辰野金吾と片岡安の設計により、 日本生命保険株式会社九州支店として明治42年(1909)に竣工。 赤煉瓦と白い花崗岩の外壁は19世紀末のイギリス様式で、ほかに尖塔やドームなど、小規模ながら変化に富んでいる建物。福岡市歴史資料館として使用された後、有料の会議室等を備えた市民に開かれた施設「赤煉瓦文化館」としてオープン。平成14年(2002)からは1階の一部が「福岡市文学館」として使用され、 文学に関するさまざまな情報を収集・提供している。国の重要文化財。

住所 : 福岡市中央区天神1-15-30

 

※駐車場・駐輪場がありません。公共交通機関を利用するか、近くのパーキング・駐輪場をご利用ください。