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レポート日記

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[ものづくりシリーズ]自分の部屋をコーディネート!!~ランプシェードづくり~

開催日:2015年04月25日

通常授業

今回の授業のテーマは、ものづくりです

本屋さんの一角を使い、福岡で活躍しているアーティストのジャスミン・陳先生をお呼びして、ランプシェードづくりの授業を行いました。

 

ランプシェードとは、

ランプをオシャレな間接照明に変身させるための、ランプにかぶせる笠のことです。

今回は、そのランプシェードを切り絵で作ります。

 

 

 

 

先生は大好きなアートを仕事にしています。

中国で生まれ、アートの道を志しより広い世界を見るために海外へ出て、現在日本で活躍しています。

 

切り絵だけでなく、幅広く様々なアートを仕事にされている方です。

「アートは楽しく、心が安らぐから、みなさんもやって欲しい」

先生が言ったこの言葉には、アートへの愛情が感じられました。

 

 

 

 

先生の自己紹のあと、いよいよランプシェード作りの説明です。

まず、下絵を書いて、デザインカッターで切り抜いて切り絵を作ります。

 

それをキャンドルの入ったグラスに巻きます。

これだけでオシャレなランプシェードが完成します。

 

 

 

 

 

 

先生に、バラを上手に描くポイントを教えていただきました

実は、バラは三角を組み合わせると上手に書くことができます。

実際やってみると驚くほど簡単にバラを書くことができました。

 

 

みなさん、予想以上に楽しかったのか

休憩時間も熱中して作品を作っていました。

 

 

 

 

おしゃべりしながら作ったり、お互いに作品を見せ合ったあり

教え合いながら学んでいくテンジン大学らしい時間が流れていました。

 

 

 

 

 

今回の、授業を通して先生の生き方やものづくりの楽しさを学ぶことができました。

いきなり先生のように好きなことを仕事にして、世界で活躍することはできないかもしれませんが、

 

「小さなことでもいいから何か始めてみようかなぁ」

そう思わせてくれるような楽しい授業でした。

 

 

(ボランティアスタッフ 大井 憲太郎)

 

 


 

【今回の授業のコーディネーター】 吉田 篤史

 

  1988年福岡市出身。生まれつき気道が成形されない「先天性喉頭閉鎖症」で、医者には一生病院を出られるかどうかわからない、と言われていた。2歳で退院し、以後は表情やジェスチャーでコミュニケーションを覚え、小学校・中学校・高校・専門学校と普通に通い、現在は民間企業で事務をしている。ボランティアに興味があり、グリーンバード福岡に参加したのをキッカケに、抜群のコミュニケーション能力と、2011年に購入したiPadをもとにネットワークを拡大、今では福岡テンジン大学で授業コーディネーターを務め、自らの無声コミュニケーションの可能性を広げている。

 


 

【今回の先生】 ジャスミン・陳 アーティスト

 

 

1983年4月13日中国洛陽生まれ、2002年来日 2006年に日本デザインナー学院を卒業後、広告デザイン、デコレーションデザイン、様々な分野で活動。長年に渡って身につけた技術を活かして得意なアクリル絵と切り絵で福岡を中心に各ライブイベントで活躍中。

 


 

【今回の教室】 書斎りーぶる

 

 

「書斎りーぶる」は、昭和46年(1971年)開業の福岡ショッパーズプラザ専門店街にオープンした「りーぶる天神」から移転し、平成23年(2011年)にリニューアルオープンした、菊竹金文堂の福岡天神店。菊竹金文堂は、文久元年(1861年)創業の「二文字屋」を母体とする福岡県の老舗書店で、明治25年に「金文堂」と改名し、現在に至る。

住所 : 福岡市中央区天神4-1-18 サンビル1F