フクオカテンジン大学

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レポート日記

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テン大の大学生チームを創設!~メンバー募集座談会~

開催日:2015年07月25日

通常授業

梅雨明けの兆しがさした今日は,夏がやってくるーー!!と叫びたくなる日でした!

 

そんななか,FGAREGEでは夏の暑さに負けない熱を持った大学生8人が集結しました。

もう,その密度といったら熱中注意報が飛び交うべきでした。

気象庁さん、この熱さも測れるようにしてください。

 

ともかく,この熱さは人しれずの小さな部屋で生まれ、

参加者各々が授かり、持って帰りました。

「何かが始まる」とスタッフに思わせる授業でした。

 

 

 

 

大学生チームをつくろうと意気込みを持って開催された今回の授業は、第1回目です。

FGARAGEというリノベーションによって自作された小さな部屋でスタッフが準備を行います。

 

「どうすれば,みんなが同じ視点を共有できるのか?」

イスの配置,高さにこだわり,限られたスペースをデザインしました。

 

 

 

 

学生が続々とあつまり、小さな部屋へと吸収されていきます。

みなさんのちょっとしたたどたどしさに、秘めた熱さが感じられました。

先生である本学長岩永さんを囲み,まずはみんなの自己紹介。

 

「大学生チームをつくろう」の標語に引き寄せられた学生らしさが満開でした。

 

共通していたのは「世界を広げたい!」の思い、自己紹介によって一体感が早速、出来上がりました。

 

 

 

 

この雰囲気のなかでテン大の教科書が配られました。

テン大では「ヒト・モノ・コトとつながれる」ことから、色んな生き方を知れる!

このアピールポイントからテン大の紹介が始まりました。

時間のある学生だからこそ、いま何をするのか?の答えとしてのテン大。

その内部の紹介が進んでいきます。

 

なかでもメインとなる授業づくり。

「もやもや」を口に出すだけで、自然と授業が発生するシステムを説明します。

授業の目的は「共有し、学ぶ」です。

 

今日の授業では、現在のテン大を共有し、新たなテン大を模索することで、学習が行われていました。

満を持して、岩永学長の自己紹介とともにテン大創立のエピソードが語られ始まりました。

大学生ときの就活を通して、広告作成のエンジニアの職に就き、27歳のときに独立を果たしたそうです。

なんとこの1年後にテン大が創立されます。

仕事をする傍ら、グリーンバードでの活動が創立のキッカケとなっていました。

 

グリーンバードは「きれいな街は、人の心もきれいにする」のコンセプトで街のそうじを行っている団体です。

グリーンバードでの活動を通した出会いのなかで、シブヤ大学の創立の現場にいた岩永学長はその場で、

「僕、テンジン大学つくります」と表明しました。

 

これが、テン大の始まりです。

ふりかえると、「仕事よりもコネやスキルが身についたのはグリーンバードだった」ということです。

 

 

 

 

現在のテン大でも活かされ、「日本一、人づくりが盛ん!」といえるまでになっています。

さらなる人づくりをめざした今回の授業もメインである「大学生チームづくり」へと移っていきました。

スタッフも交えて、テン大で活動することの魅力を伝えていきます。

 

企画してみて、初めて起こるミラクル(電話2本でオープントップバスでの授業が成立した!)が紹介されました。

学生の目も、そのミラクルを実感しているようでした。

とくに、活動の魅力は「みんな(街の人)がテン大にきて,相談してもらえる」ということです。

これは「誰かを知っている+誰かに知られている」というテン大の土台があってこその魅力です。

魅力を知り、自分も何かやりたいとウズウズしている学生たちと今後のアイデア出しを行いました。

 

 

 

 

大学生っぽいことってなんだ?からスタートしました。

デザインを学ぶ学生だからこその椅子のオーダメイドの授業の提案といった学業に注目したアイデアから

街で鬼ごっこという若者しか考えないようなアイデアまで出てきました。

アイデア出しを行うことで、共有しているコトの再認識ができていました。

 

最後に学生のみなさんにスタッフとしての意気込みを確認しました。

 

 

 

 

何かが始まった……!!!

今後の大学生チームの活躍に呼応御期待!!!

 

 

 

(ボランティアスタッフ 波田野 創)

 


 

【今回の授業のコーディネーター】峰 萌絵 現役大学生

 

  九州大学21世紀プログラム所属の現役大学生。大学入学直前にgreenbirdに参加したことによりテンジン大学の存在を知り、2014年5月からテンジン大学のインターン生として活動中。様々な社会問題に興味があり、特に労働に関する問題に関心があり現在勉強中です。盛り上げるのが得意なので、盛り上げ役は任せてください!!

 


 

【今回の先生】

 岩永 真一 福岡テンジン大学学長

 

  2009年に独立したのをキッカケに福岡市共働事業提案制度に「福岡テンジン大学」を提案、2010年9月に福岡テンジン大学として開校し学長も務める。学長としての顔以外にも、集客・販売促進の広告プロデュース、九州大学非常勤講師や小中学校での講師、男女共同参画やまちづくり・地域づくりでの講師、ファシリテーターなどを行っている。2012年から福岡市総合計画審議会委員、2013年4月より北九州市立大学の特任教員も務める。

 


 

【今回の教室】 福岡テンジン大学教務課

 

 

福岡テンジン大学の主に授業に関する情報を統括している場所、テンジン大学の教務課です。テンジン大学スタッフや生徒さんと共にDIYで壁塗装や、床貼りを行い、カウンターや棚なども自作したセルフリノベーション空間です。スタッフ打合せや授業教室としても使用。これからこの場所で、新たな動きが生まれていきます。

住所 : 福岡市中央区清川2丁目6-4 F GARAGE107 (奥の扉入ってすぐ)