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レポート日記

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美野島商店街クエスト【10年後の商店街を考える】

開催日:2015年09月26日

通常授業

10年後の商店街のことって考えたことありますか?

 

今回の舞台となったみのしま商店街。

昔ながらの昭和の風景の残るとてもいい商店街なのですが、

何気にシャッターが目立ったり、アパートが立っていたりと、

「10年後」にこのままであるのかと思うと、 楽観的ではいられないものがあります。

 

 

 

 

そこで今回は、みのしま商店街でゲストハウス「コステル美野島」を営む、

貞国秀幸さんを先生として、 10年後の商店街を考える授業を企画しました。

貞国先生は、ゲストハウスを営みながら、 不動産から空き家の有効活用なども手掛けるまちづくりの達人!

 

 

 

 

まさにこの授業にうってつけの人が、美野島にいたということです。 恵まれてるなあ。

 

 

授業は、まず先生のお話から始まります。

商店街の魅力や、その問題。 それらを解決するためのヒントなどが、先生の口から語られます。

 

 

その後は、いよいよ商店街クエスト!

3つのグループに分かれて、商店街を歩き、体験します。

みのしま商店街は、魅力的なお店がたくさんあるので、 自由にお買い物もしながら、歩いてもらいました。

 

 

 

 

途中、おいしいお惣菜を売っている江上食品から 揚げたてのコロッケをいただくといううれしいサプライズが!

ちょうど、3グループが鉢合わせしたこともあり、 緊急コロッケパーティが開かれました!

 

 

 

 

その後は、グループワーク。 商店街を歩いて感じたことや、10年後の商店街の姿などを発表してもらいました。

女性ならではの視点や、ご当地ヒーローミノシマンのアイデアなど、 アイデアは多岐にわたり、とても面白い発表会になりました。

 

 

 

 

皆さん真剣に授業に取り組んでくれて、この先の商店街の未来は明るいと思いました。

 

生徒さんたちのアイデアは、商店街の方々にも見てもらう予定です。

実際に、これらのアイデアが10年後の商店街をつくるかもしれません。

 

商店街をめぐる活動が、この先に続いていくきっかけになる授業になれればいいと思います。

 

 

 

 

(授業コーディネーター 馬場貴生)

 


 

 

 

【今回の授業のコーディネーター】 馬場 貴生 ブロガー/脚本家

ブログ「福岡の、MAN。」http://takart.jp/takaoman/を運営しながら、一般職をしながら、作家活動をしている。お酒と福岡を愛する30代。好奇心旺盛で、やや無軌道なところがチャームポイント。

 

 

 


 

 

 

【今回の先生】 貞國 秀幸 空家ディレクター

1968年北九州市若松区生まれ。西南学院大学文学部英文科卒。北九州市の木造市場で生まれシェアでハッピーな住環境で育つ。20代はCMソングやテレビ番組の音楽などを手掛けるソングライター。その後、たまたま勤めた不動産業界に違和感を覚えて独立し、幼少期に経験した幸せハッピーな繋がりのある住文化を追い求めて現代のカタチで文化と不動産を融合する不動産アーティスト。元ストリップ劇場「中洲ロックハリウッド」のソフトマネージメント(イベント企画)や、スタジオを完備したアーティストのためのシェアハウス「スタジオアパートメントKICHI」、桜坂の防音スタジオ付きマンション「ibbDb桜坂ランチ」、商店街リゾートホステル「コステル美野島」などを手掛ける。

 

 

 

 


 

 

 

【今回の教室】 みのしま商店街 みのちゃんステーション

 

福岡市博多区にある、古き良き昭和の面影が残る商店街。 毎年夏にはみのしま夏祭りが開催され、たくさんのお客さんで賑わう。 昔からある老舗と、新しいお店が共存し、古くも、常に新しい風が吹く地元の台所である商店街。その真ん中ほどにある「みのちゃんステーション」は商店街の情報発信と憩いのための「まちの駅」。

住所 : 福岡県福岡市博多区美野島2丁目20-18