授業レポート

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[天神まちづくり学科] ファシリテーション力養成講座!~まちづくりの現場編~

[天神まちづくり学科] ファシリテーション力養成講座!~まちづくりの現場編~

2016年1月23日(土)

※本授業は福岡テンジン大学と『We Love 天神協議会』とのコラボレーションによる授業です。

【特別学科】 天神まちづくり学科

この授業は、九州一の都心“天神のまちづくり”について、知り・学び・繋がり・体験し・実践するシリーズ授業です。まちづくりと言っても、ビルの開発や街並みの整備や交通戦略といった「ハード」の話ではなく、人と人の繋がりから生まれる様々なことをテーマとした「ソフト」のまちづくりです。あなたの持つ天神へのLoveを、まちづくりへのアクションにしてみませんか?

 

 

極寒+吹雪という悪天候にも関わらす、

24名の高校生から60代の方々が参加して頂きました。

こんな天候の中でも、これだけの人数が集まったということは

たくさんの方々がどれだけファシリテーションに関心を持っているのかがわかります。

 

 

さあ、あなたは「ファシリテーション」と聞いて、何を思い浮かべますか?

 

 

ファシリテーション・・・( ̄ω ̄;)エートォ

 

難しそうに聞こえますが、ひとことに要約すると、

「集団による知的相互作用を促進する働き」活動に

人々が参加しやすくするようにサポートし、

うまく進行していくように誘導すること。

また、それを円滑に進行させて行く人をファシリテーターと呼びます。

 

会社以外で必要ないのでは?なんて思われがちですが、

ファシリテーション力は会社の会議から、飲み会までどんな場所でも活用できます。

 

 

先生は、「まっくす」の愛称で親しまれる東信史さん。

活動拠点とする京都で「まちとしごと総合研究所」に所属し、

NPOの中間支援やファシリテーターとして活動しています。

 

 

授業は、この講座が終わった時に

「どういう状態になっていたいか」「持ち帰り帰りたいものは何か」

を3分間考えることからスタートしました。

 

 

 

 

続いては自己紹介タイム。

受付で渡された「カタルタ」(言葉が書いてあるトランプ)を使って2人1組で、

グループ関係なく会場全員でおこないました。

相手とカタルタを交換し、その言葉に繋げて自己紹介をしなければならないルール。

これが意外と難しく、ゲーム感覚に楽しめ、

終了の合図になかなか気付かない人も・・・。

 

 

それから、

「参加したくなる会議とは?」をテーマにチーム内で意見を出し合いました。

まずは、3分間自分で考えてアイディアを出す。

そしてそのアイディアをチーム内で共有し、

最終的にその中でベスト3を出して、全体に発表をしました。

 

 

 

 

 

 

24名4チームもいれば、さまざまな面白い意見が集まりました。

「博多湾のクルーザでシャンパン片手に会議」なんてユニークな意見も!

 

 

その後、休憩をはさみファシリテーターの心得について説明受けた後は、

実践ワークショップを行いました。

 

 

 

 

3チームに分かれて、

ファシリテーター1人、参加者3~4人、観察者1名にわかれ

「コンビニの深夜営業は必要か」について話し合いました。

 

 

はじめに、意見を出し合うチームもいれば、

各個人で黙々と意見を書き出すチームも!

ファシリテーターになった人によって進行の仕方はさまざまです。

 

 

 

 

 

 

そして、意見をチームでまとめ、発表していきます。

発表が終わった後は、観察者がチームのメンバーに

自身が感じたことを伝えました。

 

 

 

 

東先生曰く、観察者が一番成長できるのではないかと話していました。

自分の言いたいことを堪えて、ファシリテーターが、どう進行させているのか、

また参加者の発言や動きを観察する。

参加することも必要ですが、観察して、

客観的に観ることも重要なのかもしれません。

 

 

そして最後に東先生から、ファシリテーターの心構えを教えてもらいました。

 

(1)客観的に自分を置く。

(2)参加者を話し合いの主役にする。

(3)場の状態を観察する。

(4)場の状態に合わせて必要と感じた場に介入する。

 

要するに、上手く進行が進むようにいろんな立ち回りをすることです。

 

 

生徒の方の質問に

「上司、また対等な状況で話せない相手と

どうやって話を進めたらいいですか?」の問いに、

東先生と岩永学長が少し変わった回答をしてくれました。

 

 

「もし、許されるならば、参加者全員が武士に成りきって進行する。

ファシリテーターがコスプレをする。

また、違う相手になりきって会議を進行させることにとって、

会話が円滑になり、様々な意見が出やすくなる!」

なんてユニークな回答が!!

 

 

そして、最後に、

「ファシリテーターの上手くなるコツは?」との問いに、

東先生は「場数です。」と答えてくれました。

 

 

たくさんの人がいるように、

さまざまなタイプのファシリテーターがいると思います。

皆さんも、場数を踏んで自分なりのファシリテーターの

やり方を追求してみて下さい。

 

 

 

 

(ボランティアスタッフ ジェシカ)

 

 


 

 

 

【今回の授業のコーディネーター】

岩永真一 福岡テンジン大学学長

 

2009年に独立したのをキッカケに福岡市共働事業提案制度に「福岡テンジン大学」を提案、2010年9月に福岡テンジン大学として開校し学長も務める。学長としての顔以外にも、集客・販売促進の広告プロデュース、九州大学非常勤講師や小中学校での講師、男女共同参画やまちづくり・地域づくりでの講師、ファシリテーターなどを行っている。2012年から福岡市総合計画審議会委員、2013年4月より北九州市立大学の特任教員も務める。

 

 

 


 

 

 

【今回の先生】 東 信史 まちとしごと総合研究所/特定非営利活動法人きょうとNPOセンター

1985年佐賀県小城市出身。佐賀大学を卒業後、就職で福岡へ。「まっくす」という愛称で呼ばれ、様々なカフェを拠店にした「まっくすカフェ」というイベントを主宰。シブヤ大学に興味を持ち、問い合わせしたところ福岡テンジン大学を紹介され出会う。NPO法人グリーンバード福岡チームの農園「グリグリ」リーダーや、シャボン玉プロジェクト「福岡シャボン玉倶楽部」の発起人。現在、京都へ移住して「まちとしごと総合研究所」に所属し、NPOの中間支援やファシリテーターとして活動中。

 

 

 


 

 

 

【今回の教室】 赤煉瓦文化館

 

明治時代の我が国を代表する建築家・辰野金吾と片岡安の設計により、 日本生命保険株式会社九州支店として明治42年(1909)に竣工。 赤煉瓦と白い花崗岩の外壁は19世紀末のイギリス様式で、ほかに尖塔やドームなど、小規模ながら変化に富んでいる建物。福岡市歴史資料館として使用された後、有料の会議室等を備えた市民に開かれた施設「赤煉瓦文化館」としてオープン。平成14年(2002)からは1階の一部が「福岡市文学館」として使用され、 文学に関するさまざまな情報を収集・提供している。国の重要文化財。

住所 : 福岡市中央区天神1-15-30

 

※駐車場・駐輪場がありません。公共交通機関を利用するか、近くのパーキング・駐輪場をご利用ください。