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レポート日記

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アートフェアって、なに?

開催日:2016年05月28日

通常授業

『アートフェア』と聞いて何を思い浮かべますか?

 

マルシェのようなもの?

それとも音楽フェスのようなもの?

 

 

今回の授業では、昨年、福岡市で初開催したアートフェアに関わられた

森田先生に『アートフェア』について教えてもらいました。

 

 

 

 

そもそもアートがあまり身近にはない日本。

海外では、アートは人生に深く関わっているとのことで

日本と海外とのアートフェアに対しても認識の違いに

森田先生は、びっくりしたそうです。

 

 

ちなみに、アートフェアとは

 

世界中のギャラリーが一同に集まり、

それぞれのギャラリーが推薦する作家の作品を展示販売するもの。

 

 

世界中では頻繁に開催されており、年間でなんと400回程度。

お隣の台湾でも、年中やっているみたいです。

 

 

 

 

先生のお話しの中で印象的だったのは、

 

『アートを楽しめる自分を新たに見つけて楽しめばいい』

 

という言葉。

 

 

一度きりの人生、輝いて生きるきっかけをつくろうとおっしゃる

キラキラした先生の姿が少しうらやましく、

私ももっとアートが身近になるような生活をしてみたいなと思いました。

 

 

 

 

先生のお話しのあとは、

みんなでアートフェア広報大使になろう!ということで

アートフェアをみんなに知ってもらうためのアイデア出しをしました。

 

 

ギャラリーにもともと行く方、行ったことがない方。

 

様々なメンバーでアートフェアに行かない理由をあげながら

じゃあ、逆にどうしたら行くのかな?ということを熱心に話し合っていました。

 

 

 

 

各チームであがってきたアイデアは

 

・飲食店や本屋などでアートフェアに出展する作品を事前に飾り

空港でも1点飾って、その作品が飾られている飲食店や本屋のマップを作る。

 

・コンシェルジュサービスを行い、初心者の人でも楽しめる仕組みづくり。

 

・親子でも楽しめる工夫、アートに触れられるコーナーの設置や

子供をかわいく撮影できる写真コーナーの設置。などなど

 

 

皆さんから沢山の面白いアイデアがでてきて

先生からも採用したい!という反応が返ってきていました。

 

 

 

 

最後に、先生から

 

「アートを何か自分の中で変える革命のきっかけにしてもらいたい」

 

というメッセージをいただきました。

 

 

 

 

アートが街に溶け込むことで、街全体に色気がでてくる。

 

 

自分の中に新しい自分をつくるキッカケとなる。

 

 

今回の授業を通して、アートに対する新しい見方

そして、自由に楽しんでいいんだ!ということを学べた素敵な時間でした。

 

 

 

 

(ボランティアスタッフ 野田遥)

【今回の先生】

アートフェアって、なに?

森田 俊一郎

福岡市中央区の通称けやき通りに1991年ギャラリーをオープンする。絵画や立体作品などの展覧会をメインに、Jazzなどのライブやトーク、詩の朗読会などさまざまな総合芸術を展開してきた。また一方でギャラリーを飛び出し、福岡アジア美術館オープニングイベント「オンバク・ヒタム」、佐賀県鹿島市にある酒蔵を利用した堀越千秋展など、これまでさまざまなイベントを手がける。最近では福岡市初のアートフェア「ART FAIR ASIA 2015 FUKUOKA」を有志とともに、天神西鉄ソラリアホテルにて開催し,3日間の会期中、国内外より約2200名の人を集めた。

 

<WEBサイト>

Gallery MORYTA

【今回の教室】

アートフェアって、なに?

Gallery MORYTA

ギャラリーという絵画や立体作品に囲まれた空間は刺激的で、ちょっとした緊張感に満ちている。ギャラリー空間には珍しく中央に大テーブルが横たわり、日頃アート好きな者たちがくつろいだり、話し合いの場ともなっている。アートという共通する価値観により、人や作品、人と人との出会いの場でもある。

 

住所 : 福岡市中央区赤坂3-9-28ロフティ赤坂2F

電話番号 : 092-716-1032

営業時間 : 13:00~20:00

 

■webサイト

Gallery MORYTA