フクオカテンジン大学

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現役大学生スタッフに聞く〜テン大のある大学生生活

開催日:2017年05月01日

スタッフ対談

 

※これは授業のレポートではなく、福岡テンジン大学のインターン生に関する記事です。

今回は福岡テンジン大学にすでに関わっている大学生2人による対談です。

 

 

福岡テンジン大学(テン大)で始まった大学生インターン募集。

とは言え、「大学生なのにもう一つ大学?」、「わざわざ社会人の集まりに行く意味ってあるの?」等、

頭にハテナの浮かぶ人も多いのではないでしょうか。

 

そこで、今回は現役大学生スタッフ同士で本音をぶっちゃけて貰う座談会を実施!

聞き手の僕にとってはドキドキ&ワクワク(?)なこのセッティング。さてさて、どんな話が繰り広げられたのか?

その様子を一緒に見てみましょう。

 

 

 

ーーまず聞きたいんだけど、2人がテン大に関わったきっかけは?

 

 

峰萌絵さん(以下みねもえ)

大学生1年のときに岩永学長と連絡する事があって。そのときにテン大に誘ってもらったのがきっかけでした。

その時の役割は名ばかりテン大インターン。テン大にも行ったり行かなかったりしていましたね。

でも深く関わり始めたのは1年くらい経ったときにテン大の理事になってからかなあ。

 

秋元優介くん(以下ユースケ)

与えられた役割がきっかけで関わり方が深くなったんかな?

 

みねもえ

そうだね。ちなみにユースケは?

 

ユースケ

タイミングの話もあるけど、大学1年の頃から全国を旅行していて。

 

みねもえ

そのとき福岡には何回くらい来てたんだっけ?

 

ユースケ

5回くらい?

 

みねもえ

多過ぎ 笑

 

 

 

 

(ユースケくんは今も兵庫県の実家に住んでいるコテコテの関西人。なのに毎月テン大に通っています(!))

 

ユースケ

で、大学の進級に3000字くらいのレポートが必要になったときに福岡のまちが面白いと思って書いて。

気づいたら12,000文字になってしまって 笑

その後面白いと思ったまちに関わろうとしたときにテン大の学生チームを作ろうという授業と出会って。

そこから自然に関わっているのかなあ。

 

みねもえ

結局大学生チームっていうのは作られなかったね。入ったことのない人といきなり学生チームを作ろうとしたのは難しかった・・・。

なんだかんだ残っているメンバーも多いけど、それでもユースケの出現率はおかしいよね 笑

 

 

ーーテン大で印象的な出来事は何だった?

 

みねもえ

初めて自分で作ったカブトガニの授業。

魅力的な同級生の友達に先生をしてもらったり、募金額がとても高かった事もあるけど、

一番は社会問題を扱えた事だよね。

 

 

 

 

(カブトガニの授業のレポートはこちら。今津干潟までカブトガニを見に行った授業は実は都市に住む私たちの身近な環境問題の話にも繋がっていました)

tenjin-univ.net/report/14406/

 

ユースケ

あれはあっぱれやったわ。授業のつくりがすごい上手いわーって思った。

 

みねもえ

参加してくださる方に問題意識やその根幹をどう導けるかを(当時授業統括の)谷口さんと結構話してたんだよね。

見せ方の上手い人がテン大には沢山いるから、それを教わりながら作れたのはテン大の良いところだよ。

大学でもたまにデザインシンキングに触れられるけど、その話でプロと触れ合えるのはテン大の大きなメリット。

 

あと、最近は就活を企業側の目線で出来てるよね。エントリーシートを書くときの内容なんかでも視点が違う。

志望動機やアピールポイントが分からない人が周りに多いんだけど、全然書けるてる。

それは授業の告知文を考えるときにその企画の意図を掘り起こして書いていたから、自分の考えを実際に伝えられる様になれたんだと思う。

 

ユースケ

エントリーシートで困る事ってほとんどないよね。

裏打ちされた自信みたいなものもあるんやないかなあ。

 

みねもえ

あとこれだけ社会人の人と一緒にいるから緊張しない。

 

ユースケ

それは本当にある!

 

 

ーーユースケにとってのテン大で印象的な事は?

 

 

 

 

ユースケ

行くたびに面白いと思う事がある。

そろそろ3年目になるけど、普通に大学生活を送っていたら大学生以外とかかわることは無かっただろうし、色んな社会人と触れ合えたのは良かった。

 

あとは社会人へのイメージが変わった。ただ働いているだけじゃないし、色んな社会人が自然と集まっていく不思議さがテン大にはある。わずらわしさみたいなのも無いしね。

月1回くらいしか会わないのに馴染めてしまうテン大の雰囲気はすごい。それは毎回感じる。

 

みねもえ

実はすごい人が紛れているよね。いつも海外に出張していて日本にほとんど居ない人とか。

その人のメールは半分が英語とかで、「英語っていつ使うんだろう」みたいに普段接点が少ないと思っているものが実は身近に感じられる人に会えた。

そして女子大生に来て欲しい理由があるんだけど、それはバリキャリで働いている女性がいること。

 

ユースケ

テン大の女性って元気やもんね。

 

みねもえ

すごいキュートなんだけど信念持ってて熱いスーパー公務員とか。公務員だから出来ないことが多いって思われがちだと思うけど、そういう常識をぶち破ってる。

普通だと企画とかバンバンやっている公務員のイメージって出てこないと思う。

 

 

ーーユースケから学生スタッフってどう見えるかな?

 

ユースケ

高校生の子らはすごい。お前らよく見つけたな、って 笑

俺らですら「良く見つけたな」と言われるのに。

 

ーーそんな子達も含めて後輩に期待することって?

 

ユースケ

図々しくいって欲しい。

 

みねもえ

あー分かるー。

 

ユースケ

そういう学生を受け入れてくれる社会人の人たちが沢山いて、もっと個性を伸ばしたり自分のやりたい事をやれるのがテン大だから。

 

みねもえ

図々しさでいうと、テン大の認知度って大きいから色んな人との話のポイントを作れるし、仲間が増えて行くんだよね。例えば私がファムズとして行った時にテン大もやっているって言うと話が広がる事も多い。

だからテン大が色んな福岡の企業から支えられる組織になって欲しいなあ。

 

(みねもえは学生団体Fam’Sの立ち上げ時の代表、現在営業としても活躍中。多忙な女子大生です)

http://famsask.wixsite.com/fams

 

みねもえ

あと何したいか分からない子にも全然来て欲しい。

楽しく社会人をしている人がここには沢山いるから、社会人へのネガティブなイメージは変わっていくよ。

 

ユースケ

やりたい事出来ないとか。

 

みねもえ

それはもう無いよね。テン大を通じてやりたい事をやれたり転職したりする人を沢山見てきたし。

社会に出るのが楽しみになった。

 

ユースケ

社会人に対してポジティブなイメージがあるからこそ、大学生の内にできる事を考える様ようになった。

あと、「話聞かせてください」と人に会いに行けるのは学生の特権だと思う。

 

ーー確かにね。大学生だからこそ人に会えるってよく聞くけど、2人の話にはそこに根拠と目的が裏打ちされて聞こえる。

 

 

 

 

(今回の会場はネコ付きシェアオフィスのQ Studio。テン大スタッフの為の”保健室”でもあります)

 

ーー最後に、このインターン生にはどんな事をして欲しい?

 

みねもえ

まずは勇気を持って話しかけて欲しい。

社会人も3つ上の大学生も怖いかもしれないけど、「こういうのしたい」と言ったら一気に広がる。バンド好きとか、食べ物好きとか、何でも良いから。例えば食べ物の話題から食に関する授業に繋がる、とか可能性は全然あるわけだし。

 

趣味から広がる場所だから。勇気をもって、いや持たなくて良いかな、喋りかけてくれたらこっちも喋りだすから、まずは話しかけてください。私たち、(この時間めっちゃ喋ってるけど)聞く方も好きだから 笑

 

ユースケ

みねもえの意見はラフな感じがするけど、僕からはテン大に行く度に何か掴んで帰って欲しい。自分がそういう(=毎月福岡に通っている)境遇だから、何か一つは持って帰ろうと意識していた。

でもそれは誰かと話せたとかでも良くて、自分の中に残るような何か収穫する事が大切。

 

Facebookでスタッフと繋がるとかでも良いんよね。そう言えば今手伝っている広報の仕事はだいぶ前に繋がっていた局長からオファーを貰ったんだけど、それはFacebookを交換していたから。何か一つアクションしていたらそれがいつか何かに繋がる。

他に人の話し方一つを取っても、「この人話がうまいなー」とか学べる事は山ほどある。

 

みねもえ

あと福岡に色んな集まりがあって関わり合ってるけど、テン大には社会的視点があるよね。

 

ユースケ

すんごい普通に話しているけど実は最先端な話題も多いよね。

 

みねもえ

半年後に周りで聞く様になる話も多いよ。

 

 

 

 

ユースケ

他にも「あの人ならどう考えるんだろう?」ってテン大的発想を考える事ない?

多面的な見方、みたいな。

 

みねもえ

分かる。これが〇〇さんや〇〇さんだったらって。

 

ユースケ

色んな考えを持っている人が共存しているよね。話題もほんとに多様やし。

 

みねもえ

テン大との距離感は自分で決められるしね。

大学生はそれで良いと思う。バイト頑張るとか旅行に行くとかで加減した事は私にもあったし。

そうそう、お土産を渡したい人も増えた!あと、普通に10歳上の人と話してたり。

 

ユースケ

リアルサードプレイスだよね。

 

みねもえ

お兄さんやお姉さん、みたいなね 笑

 

 

 

 

(ここで残念ながらお開きの時間に)

 

ぶっちゃけ座談会、いかがでしたでしょうか。

大学生がテン大スタッフをするからこその話の数々に社会人の僕は感心しっぱなしの時間となりました。そして今はテン大に”使い方”がまだまだ眠っている可能性を感じています。

 

あなたの感じた興味に大小や優越はありません。

「〇〇をやりたい!」と志を持つことも、

「なんか気になる」という気持ちを時間を掛けて掘り起こすことも、

(+このどちらでもないものでも)

その全てがテン大に参加する理由になります。

 

あなたの個性と出会える日を楽しみに待っています。テン大で会いましょう!

 

<<インターンについて詳しくはこちらを御覧ください>>

http://tenjin-univ.net/event/20766/

 

(スタッフ:山路祐一郎)