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[天神朝キャンパス] 歴女に聞く★ 来年の大河ドラマの主人公はどんなイケメン?~天神編~

開催日:2013年11月20日

天神朝キャンパス

【特別授業】 天神朝キャンパス

この授業は、天神を安心・安全・快適な街にしようと活動する「We Love 天神協議会」と一緒に進める特別授業です。天神の新たな朝の魅力を発掘するために始まりました。開催日は、毎月第3水曜日。出勤途中の方も、お休みの方も、天神の朝を楽しみませんか?

We Love 天神協議会 : http://welovetenjin.com/

 

 

今回の授業テーマは、2014年の大河ドラマの主人公である黒田官兵衛です。

井上先生に40分程、黒田官兵衛と福岡について話してもらいました。

その一部をご紹介させて頂きます。

 

 

 

 

まずは、アイスブレイクで「なぜ、この授業を参加しようと思ったのか?」を

3人1組で自己紹介してもらいながら話して合ってもらいました。

耳を傾けてみると、

「黒田官兵衛を知りたかったから」や

「流行を先取りしたかったから」

の声が聞こえてきました。

 

 

 

 

では、皆さんに質問です。

大河ドラマの主人公である黒田官兵衛がどんな人なのか?知っていますか?

 

 

【黒田官兵衛とはどんな人?】

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。

三人の天下人に愛され、恐れられた男、黒田官兵衛。

確かな知識と情報収集力で、いちはやく信長支持を表明し、

天下布武の突破口を開いた八面六臂の活躍は、彗星のような輝きを放ち、

奇跡の名将といえるかもしれません。

 

官兵衛の軌跡をたどると、

大きな歴史ロマンが見え隠れするのが黒田官兵衛の総決算にして出来たのが、福岡なのです。

 

 

 

 

さらに絵写真を見る限りでは、

目が二重で描かれているのでやっぱり黒田官兵衛は

イケメンだと思われます。

 

 

 

 

さらに黒田官兵衛が福岡の名づけたことから、「福岡」になったと言われています。

知っていましたか?なぜ、ここ福岡の地を「福岡」って名づけたのでしょう?

 

 

【福岡の名前の由来】

黒田官兵衛は、太宰府天満宮の生活は趣味の連歌をやっていたようです。

そのときに、息子夫婦を招いて開いた「連歌会」で歌ったのが下記の歌。

 

 

「松梅や末長かれとみどり立つ 山よりつづく里は福岡」

 

 

このとき始めて「福岡」という字が、この地に使われたと言われています。

これが福岡城という名になり、この地を「福岡」にしたのです。

 

 

 

 

あと、黒田官兵衛は多くの格言を残しています。

僕が一番心に残った格言をご紹介しますね。

 

 

【黒田官兵衛の格言】

家臣に名君と慕われていた如水が

病気で死ぬ直前に豹変し、部下をののしり始めた。

下記は息子の黒田長政が如水に理由を聞いたときの返答の時の言葉

 

『これはそちのためにしているのだ。乱心ではない。

わしが諸臣に嫌がられて、一日も早く長政の代になるとよいと思わせるためだ。』

 

 

 

 

自分を偽って、部下をののしり、部下を息子につかせるなんて

僕は出来るのだろうか?と思うくらい

黒田官兵衛は息子想いだったと知りました。

 

 

 

 

レポートには書ききれない程の話を井上先生が語ってくれました。

長い時間だったけど、それほどにも感じない程に

皆さん黒田官兵衛に詳しくなった一時間でした。

 

 

皆さん、軍師官兵衛を見てくださいね!

 

 

(ボランティアスタッフ 吉田 篤史)

 

 


 

 

【今回の授業コーディネーター】

岩永 真一

 

※協力 : 日本一の黒田官兵衛ポータルサイト「官兵衛の」実行委員会

 http://kanvee.com/

 


 

 

【今回の先生】

井上 光枝 (福岡歴史探訪ガイド 町歩き実行委員会 会長)

 

 


 

 

【今回の教室】

警固神社・社務殿

住所 : 福岡市中央区天神2-2-20