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[休日のタイムトラベラー] スパイとなって潜入せよ!~ライバルの弱点を探れ~

開催日:2014年10月25日

休日のタイムトラベラー

思わず外に出かけたくなるような良い天気、

毎回好評の【休日のタイムトラベラー】シリーズの授業が行われました。

今回の授業は、授業の参加した生徒ひとりひとりがスパイとなり、

福岡城の弱点を探しながら福岡城を巡るというものでした。

 

 

 

 

参加した生徒のみなさんは、集合時間の9時半に

集合場所である簀子公民館に着くと、そこには旗を持ち、

かさをかぶった二人の門番が立っていました。

いよいよ門番の間を通り抜けると、タイムトラベルがスタートします。

 

 

会場に入り、席に座り授業開始時間となりました。

会場には大学生から60代の方まで、様々な年代の方が参加していました。

 

 

授業が始まりました。まずは自己紹介です。

一つの机に座っている4、5人で自己紹介が始まりました。

自己紹介が終わると、あのスパイ映画の音楽が流れ始めました。

そして、参加者のみなさんにある封筒が配られました。

 

 

 

 

封筒には「密書ん」というの文字、

密書ん(ミッション)とは「福岡城の弱点を探せ」というもの。

さきほど自己紹介した4、5人で一つの班になり、

密書ん(ミッション)を達成するのです。

生徒のみなさんのワクワクしている雰囲気が

伝わってくるほどに楽しんでいました。

コーディネーターである岩永さんから、こう伝えられました。

 

 

「あなたたちはスパイです。今から来る先生は、あなたたちがスパイであることをしりません。

   先生に気づかれないよう密書ん(ミッション)を達成してください。」

 

 

 

 

そして、先生の登場です。

先生のお名前は中村啓太郎さん。

先生は、福岡市経済観光文化局福岡城跡整備係の方で、

福岡城を誰よりも熱く語ることのできる人の1人です。

 

 

福岡城に探索へ行く前にまずは、先生に福岡城のことを教えていただきました。

私が特に驚いたことは、福岡城の隣にある大濠公園がその名の通り

福岡城の巨大な堀だということです。

そして、福岡城の構造は素晴らしいそうです。

私は、福岡城の存在は昔から知っていましたが、

福岡城がこれほどまでにすごいということは知りませんでした。

 

 

準備が整いました。いよいよ福岡城へ出発です。

最初に、福岡城の門に来ました。

福岡城の門へ続く道は、門の手前で90°左に曲がっており、

門へ続く道の手前の方からでは、門の姿が見えません。

これには、すごく大きな理由が隠されていました。

敵が城へ襲ってきたとき戦いを分ける重要のポイントの一つ、

それは門をいかに守るかということです。

門を突破するためによく使われる方法の一つが、

丸太を使い勢いをつけて門に突進し、力づくで門を突破するというものです。

しかし、福岡城は門の手前を90°に曲げることで、

丸太で門を破るために必要なスペースをなくしたのです。

 

 

 

 

福岡城の門の上には櫓(やぐら)があります。

そこから敵を見張ったり、門を破ろうとする敵を攻撃したりするための部屋です。

なんと、今回特別に門の上の部屋に入れていただきました。

部屋は意外と広く、窓の鍵は木製でした。部屋には小さな穴があり、

そこから敵を攻撃することができるようになっていました。

 

 

 

 

門を通り抜け奥へと進むと、福岡城の多くの跡がありました。

多くの工夫を見ることができました。

歴史に疎い私でも、すごく楽しむことができました。

 

 

 

 

 

 

福岡城の見学が終わると、公民館に戻りました。

公民館に戻って班に分かれて話し合いを始めました。

お題は「福岡城を舞台に楽しいイベントを考えてください」というものです。

福岡城を歩いて回り、集めた情報をもとに話し合いました。

多くのワクワクするアイデアが出ました。

 

 

 

 

・  一夜城プロジェクションマッピング

・  石垣ロッククライミング

・  大きい石探し

・  城リレー

 

などなど、みなさんすごく楽しそうにアイデアを考え発表していました。

最初から最後まですごく楽しくワクワクする授業でした。

 

 

(ボランティアスタッフ 大井 憲太郎)

 

 

【特別学科】休日のタイムトラベラー

この授業は、福岡市中央区の事業「まちの魅力再発見講座」です。福岡には歴史がない!なんて言うけども、実は京都に次いで神社・仏閣が多く、古墳も2,000基以上あり、福岡城の名残をいたるところに残しているまち。そんなまちを、タイムトラベルという時間旅行で、違った視点から楽しむことができる授業です。

参考:福岡市中央区のみどころ“歴史”

 

 


 

 

【今回の授業のコーディネーター】

 岩永真一 福岡テンジン大学学長

 

  2009年に独立したのをキッカケに福岡市共働事業提案制度に「福岡テンジン大学」を提案、2010年9月に福岡テンジン大学として開校し学長も務める。学長としての顔以外にも、集客・販売促進の広告プロデュース、九州大学非常勤講師や小中学校での講師、男女共同参画やまちづくり・地域づくりでの講師、ファシリテーターなどを行っている。2012年から福岡市総合計画審議会委員、2013年4月より北九州市立大学の特任教員も務める。

 

 

 


 

 

【今回の先生】 中村 啓太郎 福岡市経済観光文化局 福岡城跡整備係

 

  福岡生まれ福岡育ち。小さい頃より歴史的遺跡・史跡が好きで、自転車で市外まで見に行くほどの歴史好きで育つ。福岡市へは文化財専門職として入庁後、市内各地の遺跡発掘調査などに携わり、2013年より始まった福岡城上ノ橋御門の石垣修復工事や、2014年に策定される福岡城跡整備基本計画などにも携わっている。

 

 


 

 

【今回の教室】 : 簀子公民館

 

福岡市中央区の福岡城跡すぐ北にある校区“簀子(すのこ)”の公民館。簀子という名前は、以前は簀子町という町名があり、大正時代に小学校ができた際の名残。現在は小学校とその横の公園、公民館のみに残る名前で、そもそもの簀子の由来は諸説あり不明。福岡城のすぐ北に位置し、港となっていたため、米蔵や紙役場、銀座などがある本当の福岡城城下町だった。福岡大空襲では簀子校区は2軒を残し、全ての家屋が全焼した被害の多かった校区で、簀子公園に戦災慰霊碑がある。
住所 : 福岡市中央区大手門3-10-7