レポート日記
一覧に戻るコミュニケーションが変わると人生が変わる!?
開催日:2025年01月25日
通常授業
2025年、最初の授業のテーマは「コミュニケーション」!

まず最初に登場した先生は、グラレコを得意としつつダイバーシティ関連の仕事もしていた近藤茜さん。

さっそく、とあるカードを使った「言葉を一言も使ってはいけない」ゲームをグループごとに体験します。

1ゲーム終わると、グループから1人選出し、違うグループへ移動。
2ゲーム目が終わり、さらに1人選出し、違うグループへ移動。
「あれ?」
「あれれ?」

ゲームを重ねるごとに「違和感」を感じる人がちらほら。
さて、ここで近藤先生より種明かしです。
実は・・・
(これは実際に体験しないとわからないため、詳細をここでは書きません)
ここで大事なのは「思い込みは誰にでもある」ということ。
そしてその思い込みは、「なかなか自分では気付きにくい」ということ。

次に登場したのは、生まれつき声を出せない障害を持っている“あっちゃん”こと、吉田篤史先生です。あっちゃんは、声がないのに、非常に広い交友関係を築くことができています。その理由とは?
・第一に、ちゃんと相手の話を聞くこと
・距離感を確認しながら適切な言葉を選ぶこと
・相手とのよりよい関係性構築を意識してコミュニケーションすること
などなど。
大事なのは、今日の2人の先生からの体験で「自分は何を学んだのか?その学びをこれからどう活かしたいのか?」をふりかえること。


各グループでしっかりふりかえりの対話ができたところで、今日の授業は終了です。

〈この授業のスタッフ〉
Staff 與小田俊宏、田中陽菜、吉本萌々花
【今回の授業のコーディネーター】
岩永 真一
1981年、福岡市生まれ。就職氷河期世代で内定ゼロで大学を卒業し、アルバイトで社会人を始める。大学卒業前より、まちのそうじをするgreen birdに参画。その後は広告業界でプランナー/ディレクターとしてサラリーマンをしながら、福岡・天神エリアのまちづくり団体にも参画。27歳で脱サラして独立、28歳で福岡テンジン大学を立ち上げ学長を務める。31歳より複数の組織に所属する複業家の働き方を始める。現在は、人材育成・教育・まちづくりや、複数の企業の経営支援など、複数の組織で複数の職業を実践する複業家。2017年、福岡の歴史絵本「のったよ!ふくおかタイムスリップ号」をプロデュース・脚本担当し発刊。2025年よりKBC「ぎゅっと」の第3月曜コメンテーター。
■WEBサイト
・登壇実績
【今回の先生】
吉田 篤史
1988年福岡市出身。生まれつき気道が成形されない「先天性喉頭閉鎖症」で、医者には一生病院を出られるかどうかわからない、と言われていた。2歳で退院し、以後は表情やジェスチャーでコミュニケーションを覚え、小学校・中学校・高校・専門学校と普通に通い、現在は民間企業で事務をしている。グリーンバード福岡に参加したのをキッカケに、抜群の非言語コミュニケーション能力と、iPadなどのツールを使いこなし、今では福岡テンジン大学で授業コーディネーターや先生を務め、自らの無声コミュニケーションの可能性を広げている。
■吉田篤史 facebook
http://facebook.com/atsushi.yoshida22
■講師実績
言葉を持たない僕がコミュニケーションに困らない理由とは (テンジン大学授業)
桜坂山ノ手荘NEWS Cafe~コミュニケーションってなんだろう?~ (西日本新聞社主催)
近藤 茜
久留米市出身。美容師を経験し、九州造形短大(現:九州産業大学造形短期大学部)へ入学。短大卒業後は、印刷会社勤務等を経て、株式会社ミライロに入社。障害のある方との向き合い方を伝える研修やコンテンツの企画運営を行う。2024年6月に独立。グラフィックレコーディングやイラストを通して、伝えたい思いや感じたことを視覚的に表すことを行っている。趣味はブラインドランナーの伴走ボランティアや手話の勉強。福岡の街に恩返しをすべく、様々なことに挑戦する日々を送る。
<WEBサイト>
ポートフォリオ
https://oekakiakane.myportfolio.com/
インスタグラム
https://www.instagram.com/oekakiakane
【今回の教室】
赤煉瓦文化館 2F
明治時代の我が国を代表する建築家・辰野金吾と片岡安の設計により、 日本生命保険株式会社九州支店として明治42年(1909)に竣工。 赤煉瓦と白い花崗岩の外壁は19世紀末のイギリス様式で、ほかに尖塔やドームなど、小規模ながら変化に富んでいる建物です。
福岡市歴史資料館として使用された後、有料の会議室等を備えた市民に開かれた施設「赤煉瓦文化館」としてオープン。平成14年(2002)からは1階の一部が「福岡市文学館」として使用され、 文学に関するさまざまな情報を収集・提供しています。 国の重要文化財。
住所:福岡市中央区天神1-15-30
電話 : 092-722-4666
※お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、福岡テンジン大学までお問合せください。
■WEBサイト
※駐輪場は、周辺の路上駐輪場をご利用ください。



