レポート日記
一覧に戻る色が教えてくれる、日常の小さな気づき
開催日:2026年02月28日
通常授業
私たちの感覚は人それぞれ。視覚から入ってくる「色」を帯びた光が、心に変化をもたらします。今回の、とみながあきら先生のワークショップでは「人は異なる色をどう受けとめ、どんな変化がもたらされているか?」を「理解」ではなく「感じる」講義でした。


白、赤、青、緑、黄、オレンジ、紫、7枚のカラーカードが配られました。参加者の皆さんはこのカードの中から「今」好きな色を一つ、嫌いな色を一つ選ぶよう促され、各々3分程度考え選んだ後、一人ずつ何故その色を選んだのか理由を話しました。「海が好きだから」「落ち着くから」「明るい気持ちになるから」など好きな明確な理由を述べた後、嫌いな色の理由は「う〜ん、強いて言うなら…」「なんとなく」「暗いから」などはっきりとしないモヤモヤとしたコメントで、皆さん言語化できない様子でした。
スピーカーの、とみながあきらさんから「色から受けとる感覚や想起する心の傾向」について説明があり、その後皆さんが撮影したご自身の部屋や家具、小物類の写真を基にどんな色が身近にあるかを確認しました。これは皆さんが「過去」どんな色を選んで来たかを改めて認識し、自分自身を振り返ることができました。参加者の中には引っ越す前の部屋と今の部屋との違いで自分の状況や好みの変化を説明する方もいました。

そして、最後に「未来」の自分、これからの自分の方向性を表す色を選びました。個々人のこれからについて望むこと、期待すること、こうすべきという決意も感じられました。今回の講義は「今」「過去」「未来」を色を軸として旅した、彩りに溢れた時間旅行とも言えるセッションでした。最後は皆さん自分の思いをどんどん言葉で表現し、未来についてだけでなくさまざまな意見を出し合っていました。とみながあきらさんの想像以上に活発な会になったと思います。


REPORT : 池田
STAFF : みかわ、イリコ
【今回の授業のコーディネーター】
とみながあきら
福岡県出身・福岡県在住。福岡大学を卒業後、ガーデンデザインやランドスケープデザインなどのデザイン設計業務に携わる。日常の中にある色や景色に目を向けることで、心がほどけたり、暮らしの感じ方が変わったりする体験を大切にしている。色や空間、街の雰囲気といった身近な要素を通して、自分の感性に気づくことが、日々の選択や生き方をやさしく整えてくれると考えている。これまで、読書会や対話の場、感性をひらくワークショップなどを企画・主催。「正解を学ぶ」よりも、「自分の感じ方に気づく」ことを軸に、参加者一人ひとりが安心して感性をひらける場づくりを続けている。
■WEBサイト
https://www.instagram.com/otomi1221?igsh=aDlyYjZlN3kxYTJ0&utm_source=qr
【今回の教室】
赤煉瓦文化館 2F
明治時代の我が国を代表する建築家・辰野金吾と片岡安の設計により、 日本生命保険株式会社九州支店として明治42年(1909)に竣工。 赤煉瓦と白い花崗岩の外壁は19世紀末のイギリス様式で、ほかに尖塔やドームなど、小規模ながら変化に富んでいる建物です。
福岡市歴史資料館として使用された後、有料の会議室等を備えた市民に開かれた施設「赤煉瓦文化館」としてオープン。平成14年(2002)からは1階の一部が「福岡市文学館」として使用され、 文学に関するさまざまな情報を収集・提供しています。 国の重要文化財。
住所:福岡市中央区天神1-15-30
電話 : 092-722-4666
※お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、福岡テンジン大学までお問合せください。
■WEBサイト
※駐輪場は、周辺の路上駐輪場をご利用ください。



