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レポート日記

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[休日のタイムトラベラー] 黒田官兵衛へお参りピクニック

開催日:2014年01月25日

休日のタイムトラベラー

皆さん、大河ドラマの「軍師官兵衛」を見てますか?

全国の中で福岡の視聴率が一番高いそうです。

今回はその黒田官兵衛へお参りピクニックに行ってきました。

 

 

最初に井上先生から「武士の挨拶」を習いましたので簡単に説明しますね!

 

 

・同僚との挨拶は、気を付けしたまま挨拶をします。

・上司との挨拶では、武器を持ってないという意味で手を前にして挨拶をします。

 

 

全員で挨拶し終わった後は、井上先生に黒田官兵衛と福岡城についての話を

してもらいました。その内容の一部をご紹介します。

 

 

【福岡城はどういう経緯で作られたのでしょう?】

1600年、関ヶ原の合戦で勝利に大きく貢献した黒田官兵衛の息子・福岡藩初代藩主となる黒田長政は、徳川家康から筑前国52万3000石を与えられます。翌年の1601年から1607年にかけて当時福崎と呼ばれていた土地に新しい城を築き、城の名前を黒田家にゆかりのある備前の福岡に因んで「福岡城」と命名しました。その後、病を患った官兵衛は、1604年3月20日、京都で亡くなったとされています。

 

実は、官兵衛は福岡城の完成を見ずに亡くなっていたのです…。

 

 

井上先生の話の後に、テーブルの各リーダーの人は陣笠を被り、全員で西公園にある黒田官兵衛と黒田長政が祀られている光雲神社へ(てるもじんじゃ)お参りピクニックに出掛けました。行く途中、井上先生の黒田官兵衛ガイドがあり、光雲神社の前に到着しました。

 

 

光雲神社の前には、52段と3段の階段があります。

 (写真には3段が映っていませんが…。)

52段と3段???どっかで見たことある数字ではないですか?

そう、筑前国52万3000石に因んで作られた階段です!!

 

 

境内に上がった後も井上先生にいろいろと説明してもらいました。

この神社には、珍しいものがあります。

それは…拝殿のお賽銭箱にお賽銭を入れて参拝すると、大きな鶴の鳴き声がします!!

 

 

「その一声に託してあなたの幸運が開けますように。」

 

 

との願いが込められて鳴くようになっているそうです。

黒田長政愛用の水牛の兜の像や福岡藩士で黒田24騎の一人母里太兵衛の銅像もあります。

 

 

 皆さん、光雲神社に行った際には是非お賽銭を投げてみてくださいね。

井上先生と神主さんと仲良くて、特別に正式御祓いをしてもらいました!

 

 

 

 

 

 

Caféに戻った後は、グループ内で「福岡」「歴史」「黒田官兵衛」の

キーワードを使って今日の気づき、発見などを話し合ってもらいました。

写真の通り、みんな和気あいあいしながら真剣に意見交換をしていました。

グループで出た意見を発表したグループから、先にランチが食べられる

というルールを取り入れ、全グループに発表してもらいました。

発表してくれた内容の一部をご紹介します。

 

 

 

 

・身近なのに福岡のこと知らないことが多かったので、もっと知りたくなった。

・黒田官兵衛が生涯一人の女性で貫いたことが素敵だなと思った。

・黒田官兵衛がキリシタンだったことを初めて知った。

・江戸時代の肉のご馳走は、鶴だったことにビックリした。

 

 

上記の意見などが出ていました。

 

 

 

 

ランチしながらも黒田官兵衛や福岡の歴史などを話し合っていました。

授業後も今日初めて会った同士だったのに昔から知っているかのように

仲良くココカラCafeの前にある老舗の和菓子屋「加美屋(かみや)」へ

名物の黒田武士煎餅を買いに行く人が多かったです。

 

 

 

皆さんも黒田官兵衛巡りしたら、何か新しい発見があるかもしれませんよー!!

 

 

(ボランティアスタッフ 吉田篤史)

 

 


 

【今回の授業コーディネーター】

 

岩永 真一

 


  

【今回の先生】

 

井上 光枝 (福岡歴史探訪ガイド 町歩き実行委員会 会長)

 


 

【今回の教室】

 

Cafe&Diner COCOKARA(ココカラ)

住所 : 福岡市中央区唐人町1-12-31(唐人町商店街内)