福岡テンジン大学について
福岡テンジン大学とは?
- 団体概要
- 授業コーディネーター
- メディア掲載
福岡テンジン大学とは?
福岡テンジン大学とは「まちがキャンパス」。この大学には校舎がありません。“まち”全体がキャンパスとなり、 学びの場となります。この“まち”の誰もが生徒になることができ、誰もが先生にもなることができます。人と人が学び合い、つながっていく、コミュニケーションの輪が広がるプロジェクトです。
この「まち」のいいところと「大学」のいいところ、どっちも取り入れる。
ときにはカフェで、ときにはバスで、ときにはビルの屋上で、ときには神社で。福岡のまちのあらゆる場所が教室に。多様なテーマの授業では、先生も生徒も、一緒になって対話し、つながり、学び合う“場”に。
入学は?どんな授業?
福岡テンジン大学には入学式がありません。入学費や授業料は原則無料です。学生登録(入学)するだけで、授業に申込し、参加することができます。福岡のまちに埋もれている歴史、なかなか知られていない名人、違う角度から見たらおもしろい情報、そして同じテーマで集った人たち同士との対話、福岡テンジン大学は、このまちのすべてを授業にすることができます。
卒業しない生徒がいちばん優秀
福岡テンジン大学の授業は、ほかのどこにもないようなアイデア・テーマの授業ばかり。正解のない学びや、すぐに使えない学びの授業かもしれませんが、福岡のまちを見る視点が変わったり、素通りしていたことをおもしろがれるようになったり。このまちで暮らすことが、より楽しくなったり。福岡テンジン大学では、生涯学び続ける人、この大学を卒業しないことが、いちばん優秀な生徒なのかもしれません。
福岡テンジン大学が目指す福岡のまち
「福岡を、世界でいちばん魅力的なまちにする」。2010年に開校したときに宣言しました。誰もがこのまちで、人とのつながりを感じられるまちにしたい。埋もれた才能や、優れた技術に光を当てたい。つながり、対話し、学び合うことで、誰もが可能性を感じ、夢を見て、チャレンジできる。それが実現できたとき、福岡のまちは「まち全体で人が育っていく環境があるまち」になるでしょう。
あなたがいれば、つながりが生まれる。つながりが生まれると関係が変わる。学び合いの関係が広がれば、まちはもっと楽しく、もっと魅力的になる。入学、そして授業への参加、お待ちしております。
どうやって運営しているの?
福岡テンジン大学の大きな特徴の1つは、市民であるボランティアスタッフが授業を企画し、当日のファシリテーターから授業全体のマネジメントを行っています。それだけでなく、企画会議・広報・ファンドレイジングなどの“組織運営”も、スタッフを中心として運営しています。
ボランティアスタッフは、福岡のまちをおもしろくしたい、このまちに何か貢献したい、いろいろな人とつながりたい、と理由は様々ですが、10代から50代まで年齢や職業のバラバラな人たちが集まっています。
無料で授業を開催できているのは、福岡のまちの多くのパートナーとの関係性があるからです。行政やまちづくり団体との連携、企業との共働企画、個人や企業からの寄付が収入の柱となっています。なによりも、多くのボランティアスタッフの存在や、まちの先生、まちの教室などの方々の支えによって、福岡テンジン大学の仕組みが成り立っています。