授業案内
一覧に戻る[休日のタイムトラベラー] 勾玉づくり!~福岡一のパワースポットからの時間旅行~

[開催日時]:2014年12月20日(土) 9:30~12:30
[教室]:鴻臚館跡展示館
[先生]:松尾 尚哉(学芸員 福岡県宇美町教育委員会社会教育課)
参加費:500円(材料代として) 定員:20名 25名 参加対象:どなたでも
【申込締切】12月18日(木)24時まで先着順にて追加募集中!(定員増やしました)
【申込方法】上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
【当日の持ち物】歩きやすい靴、スマホやカメラ、汚れても良い服装、可能であればエプロンがあると良い
※:どうしても参加できないときは必ず当選メールに記載のアドレスへ連絡ください。
あなたは福岡市内で一番のパワースポットは
どこだと思いますか?
実は福岡には
いろんな時代の「重要」なものが集中していた場所があります。
福岡・大阪・京都の3つの都市にしかないと言われているものの
福岡でしか見つかっていないスポット★
そこは、古くは弥生時代後半より神社があり
その後、国内外のエリートたちが集う館が立てられ
大宰府(だざいふ)政庁まで一直線の高速道路が敷かれ
「福岡」という地名を付けたお偉いさんもそこを拠点に決め
廃藩置県のときは福岡県庁が置かれ、
福岡大空襲のときはそこが一番狙われて攻撃されるほどのスポットなのです。
今回のタイムトラベルは、当時の日本の中で
最もインターナショナルで、エリートしか入ることのできなかった
このスポットを社会科見学します。
そして「実は福岡が日本最先端の地域」だったのかを
さらに1000年ほどさかのぼり学んでいくことになりそうです。
授業の後半では、古代の宝物“勾玉”をみんなで作ります。
福岡の街に眠るロマンを感じずにはいられない年末のタイムトラベラーです!
【注意事項】
※集合場所は、福岡城内にある「鴻臚館跡展示館」前です。
※授業解散場所は、赤坂公民館になります。
※勾玉づくりでは、石を削り粉が出るため、汚れても良い服、可能であればエプロンをご用意ください。
※本授業は有料です。受付時にお支払ください。
【授業の流れ】
9:15 受付開始
9:30 授業開始
10:30 赤坂公民館へ移動・休憩
10:40 先生の話
11:00 勾玉づくりワークショップ
12:00 終了
【特別学科】休日のタイムトラベラー
この授業は、福岡市中央区の事業「まちの魅力再発見講座」です。福岡には歴史がない!なんて言うけども、実は京都に次いで神社・仏閣が多く、古墳も2,000基以上あり、福岡城の名残をいたるところに残しているまち。そんなまちを、タイムトラベルという時間旅行で、違った視点から楽しむことができる授業です。
【今回の授業のコーディネーター】
岩永真一 福岡テンジン大学学長
2009年に独立したのをキッカケに福岡市共働事業提案制度に「福岡テンジン大学」を提案、2010年9月に福岡テンジン大学として開校し学長も務める。学長としての顔以外にも、集客・販売促進の広告プロデュース、九州大学非常勤講師や小中学校での講師、男女共同参画やまちづくり・地域づくりでの講師、ファシリテーターなどを行っている。2012年から福岡市総合計画審議会委員、2013年4月より北九州市立大学の特任教員も務める。 |
【今回の先生】 松尾 尚哉 学芸員 (福岡県宇美町教育委員会社会教育課)
1978年福岡生まれ。福岡大学人文学部歴史学科考古学専攻課程を卒業後、長崎県大村市教育委員会文化財担当史員を経て、宇美町教育委員会主任主事(学芸員)。専門は古代で、福岡県内各地での歴史講座なども行っている |
【今回の教室】 : 鴻臚館跡展示館
鴻臚館(こうろかん)は、古代に外国からの来客を滞在させ、接待する迎賓館として、京都の平安京、大坂の難波、福岡の3か所に設けられた施設。場所が特定されているのは福岡のみ。鴻臚館の前身は、日本書紀の中に書かれた筑紫館(ちくしのむろつみ)と考えられており、7世紀後半から11世紀前半までの約400年間、大陸との対外交渉・文化交流の窓口として重要な役割を担っていた場所。国際色豊かな出土品や、礎石などの遺構を発見時のままの姿で公開している展示館で、無料で見学することができる。 |