フクオカテンジン大学

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「シアターで話そう。 ~映画館からまちが変わるには~」

終了しました

[開催日時]:2011年11月26日(土) 13:30~16:30

[教室]:中洲 大洋映画劇場 メディアホール

[先生]:街のみなさん

【定員】 30名

【申込締切】 11月24日(木) 24時まで ※先着順

【参加費】 500円 (映画上映代)

 

※1:本授業の先着順のため、申込をした時点で受付が完了となります。

 

 

視界いっぱいに広がるスクリーン

音は振動となり、シートを通じ腹の底に響く。

静寂の中の緊迫感。引き込まれたままの空虚感。なんともいえないあの余韻。

“映画館”あなたにとってはどんな場所でしょうか?

 

 

国内の常設映画館数は減少傾向にあります。商業施設のシネマコンプレックスは増えており、人口100万人あたりでみるとなんと福岡県は36.4館でトップを誇る数を有しています。(08年度末現在)しかし、福岡の単館映画館は減少の一途を辿っていて、庶民の身近な娯楽であり文化であった「まちの映画館」は少しずつ姿を消しています。

 

 

「商店街も映画館もコミュニティの文化だ」とは山田洋次監督の言葉です。映画を観に人が街を訪れ、人と人とが行き交う。世界の広さや人生の感動を味わえるパーソナルな場所でありつつ、出会いと情報交流があるコミュニティスペースでもあります。

 

 

北海道の南岸、太平洋に面した浦河町。数年人口が減り続け、現在14,000人余りの人口となったこの町には創業93年を迎える映画館「大黒座」があります。『小さな町の小さな映画館』は、大黒座の盛衰を辿り、町の人々に支えられて存続する現在の姿を描いた映像作品です。

 

 

今回の授業では、1946年のオープン以来、「まちの映画館」として上映を続ける中洲大洋映画劇場を教室に、『小さな町の小さな映画館』の上映を行います。『小さな町の小さな映画館』を先生に、中洲大洋映画劇場が辿ってきた歩みをテキストに、「映画館とまちづくり」を考えます。

 

 

また、ゲストとして、映画DVD等のレンタルショップを運営する会社で働く笠井哲次さんをお迎えし、文化産業としてのまちの映画館について語り合います。笠井さんは、まちに埋もれた貴重な映像作品を発掘したり、まちの映画館と協力しながら様々な企画に挑戦して来られました。

 

 

レンタルショップと映画館って・・・

不思議に感じられるかと思いますが、映画館もレンタルショップも「映画という文化産業」をともに支えているのです。まちの映画館でできることはなんだろう。福岡の映画史をずっと見守ってきた中洲大洋映画劇場で語り合ってみませんか?

 

 

【注意事項】

※1:映画上映代として参加費500円を徴収いたします。

※2:なるべくお釣りがでないよう、ご準備をお願いいたします。

 

 

 

本授業への参加申込みはコチラ (学生認証画面へ)

※参加申込みをするには、学生登録が必要です。

※申込完了メールを受信された時点で、受付完了となります。

申込完了メールが届かない方は、PCメールソフトの設定(携帯電話ドメイン指定受信設定)などをご確認ください

 

 

【授業の流れ】

13:00 受付開始

13:30 授業開始

映画上映「小さな町の小さな映画館」

休憩

作者の想い紹介

中洲大洋映画劇場の話

笠井さんのお話

映画館の魅力って?ワークショップ

16:30 集合写真~アンケート~終了

 

(授業コーディネータ : 青柳 雄太)

 

 


 

【今回の先生】

 

街のみなさん

 

 


【今回の教室】

 

中洲 大洋映画劇場 メディアホール

住所 : 福岡市博多区中洲4-6-18

※メディアホール(試写会用の映画館)で授業を実施いたします。