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一覧に戻る[大人の社会科] なぜ福岡は“水がない”のに九州一の都市となったのか?in 福岡市博物館
[開催日時]:2023年5月20日(土) 13:30~16:00
[教室]:福岡市博物館
[先生]:有馬 学 (福岡市博物館・総館長)/倉員 知子 (テレQ「You刊ふくおか」コメンテーター)
50年前、もしあなたが福岡で一番エライ人だったら。
福岡人が蛇口をひねって使う水
シャワーやお風呂で使う水
市民が毎日使う水
高度経済成長期に差し掛かり、人口が増えていく福岡市と周辺の自治体。
実は・・・福岡平野周辺の水源だけでは「全く足りない!」と言います。焦る各自治体。このままでは「水が・・・ない!!」。そのとき、あなたは「どうする?」
今から約50年前、福岡市の人口がまだ100万人に満たない頃のお話です。
福岡市が都市として成長できた理由・・・。
語られてこなかったのが『水』。この「大問題」をどのように克服して、福岡都市圏は『水』によるまちづくりをしてきたのでしょうか?
2023年の今、もう水の心配は要りません!
福岡市は163万人を突破!日本の中でも東京23区をのぞくと、横浜・大阪・名古屋・札幌に次ぐ第5位、さらにその増加率でいけば全国トップ!!さらに周辺自治体も人口は増加傾向!
さて、ここで事前課題です。今回は「考えよう!ふくおかの“水”のこと」という特別授業のシリーズ第1弾、福岡市博物館にてこの謎に迫っていきます。課題は1つだけ!ペットボトルのミネラルウォーターを買って持ってきてください。
この福岡の秘話へようこそ!
<コラボレーション授業>
福岡地区水道企業団50周年企画「考えてみよう!ふくおかの“水”のこと」
福岡地区水道企業団は、福岡都市圏に安心で良質な水を安定供給するために設立された団体。現在は、筑後川から約19万㎥/日を取水し、多々良川水系・那珂川水系・海水淡水化施設も合わせて約27万㎥/日の水を供給(福岡市の1日当たり水の使用量は約41万㎥)。その範囲は、福岡、大野城、筑紫野、太宰府、春日、那珂川、古賀、宇美、志免、須恵、粕屋、篠栗、新宮、福津、宗像、糸島の広範囲に及ぶ。
【授業の流れ】
13:15 受付開始
13:30 授業開始
チェックイン
13:45 利き水ワークショップ
14:10 トークセッション
14:55 休憩
15:15 ダイアローグ
15:55 集合写真
16:00 終了
【授業概要】
・日時:2023年5月20日(土) 13:30~16:00
・先生: 有馬 学 (福岡市博物館・総館長)/倉員 知子 (テレQ「You刊ふくおか」コメンテーター)
・教室:福岡市博物館 2F
・定員:30名
・参加対象:どなたでも、子連れ、小学生~大人までOK
・参加費:無料
・持ってくるもの:市販のミネラルウォーター1本 (200~500mlのものであればOK)
・申込方法:下記フォームより申込 (定員を超える場合は抽選となります)
・1次申込締切:5月11日(木) 24時まで
・2次申込締切:5月18日(木) 24時まで
※:1次申込締切で定員を超える申込があった場合は「抽選」となります。
※:「抽選」となった場合は、2023年5月12日(金)に行います。
※:1次申込締切で定員に達してない場合や、キャンセルが出た場合は、2次申込締切・5月18日(木)24時まで「先着順」にて受付を行います。
【注意事項】
※福岡市の市政だよりでも告知が行われているため、福岡地区水道企業団側でも申込受付しております。
※市販のミネラルウォーターは、ご自身で飲む用ですが利き水体験で使用します。
【今回の授業のコーディネーター】
【今回の先生】
有馬 学
1945年北京生まれ、鹿児島県出身。1971年東京大学文学部卒業。76年同大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。九州大学文学部講師、助教授、教授を経て94年より同大学院比較社会文化研究科教授。2009年退官し九州大学名誉教授。2012年から福岡市博物館館長。歴史学者、専門は日本近代史。著書に『日本の近代4「国際化」の中の帝国日本』、『日本の歴史23 帝国の昭和』などがある。
倉員 知子
九州大学卒業後、福岡市職員として入庁。2021年4月に独立し、MBA(グロービス経営大学院)、キャリアコンサルタント、Gallup認定ストレングス・コーチの資格を活かして、チームワーキング・エンゲージメント・ウェルビーイング向上・組織活性化など、個人と組織双方の成長変革をサポートしながら、旅と山と韓国ドラマを愛し、おもしろいと思う仕事は受けるパラレルワーカー。
【今回の教室】
福岡市博物館
1990年10月に、地域の歴史と民俗を研究・展示する博物館として開館。また、常設展示は2013年に内容を刷新。福岡は、弧を描く日本列島の西の端にあり、ユーラシア大陸と朝鮮半島に近接している。この地に住む人々は、古来、この国の誰もが知らなかった文化に最初に触れ、経験したことのない生産手段や経済活動を発展させ、遭遇したことのない脅威を克服し、豊かな都市を営みつづけてきた。この博物館は、アジアとの人・もの・文化の交流がつくってきた特色ある歴史と、そこに生きる人びとのくらしを、さまざまなかたちで発信している。
住所 : 福岡市早良区百道浜3丁目1-1
電話番号 : 092-845-5011
営業日 : 9:30~17:30
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