レポート日記
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開催日:2014年09月27日
通常授業
天神からすぐ、清川にあるリノベーションミュージアム新高砂マンション。
オーナーさんがテンジン大学に共感してくれ、一部が学生寮として貸し出されているこのマンションは、1977年に福岡初の公団住宅として建てられ、2004年以降にリノベーションを展開。
外見はちょっとレトロだけれど、中に入ると1部屋ずつデザインが違うステキなマンションです。
今日は、そんな新高砂マンションのステンドグラスがかわいいナチュラルな雰囲気の部屋が教室です。
最近流行っている断捨離。
でも、まだ使えるのに捨ててしまっているものはありませんか?
ということで、今回の授業はいらなくなった洋服を小物にリメイクしようという授業です。
今回は授業コーディネーターの森部友梨さんが先生もつとめます。
(ちなみに、森部さんが着ているチュニックも手づくり!)
森部さんはテンジン大学でのさまざまな人との出会いをきっかけに会社勤めから、モデルへと転身した「脱サラモデル」。
モデルの卵として日々レッスンとオーディションに奮闘中で、モデル業を通してまちづくりを広めたいと企み中だとか。
テンジン大学では事務局スタッフとして活動しており、この授業が初コーディネーターです。
今回はテンジン大学4周年記念の少人数授業ということで、生徒さんは3名。
教室もマンションの一室ということもあって、友達の家での女子会的なほのぼのした雰囲気で授業スタート。
それぞれが持参した着なくなった服を使い、ティッシュケースとミニ巾着を作っていきます。
みなさん普段、あまり裁縫はしないとのことですが、森部さんが準備してくれたテキストを見たり、アドバイスをもらったりしながら、チクチクと針を進めていきます。
今回、森部さんが自前の裁縫道具を持参してくれたのですが、それは、小学校時代から使っているという、あの懐かしの裁縫道具セットでした。
森部さんのモノ持ちの良さ、スゴイ!!
生徒さんからは、「裁縫って普段は一人で黙々とするものだけど、みんなでワイワイやるとこんなに楽しいなんて♪」という声も。
みんなでおしゃべりしながら作業もスムーズに進み、あっという間にリメイク品の完成!
新しいものを買って、飽きたり、使えなくなったらすぐに捨てて、また新しいものを買う。
このサイクルの間に、「まだ使えないか」、「ほんとうに必要か」を自分に問いかけて、たまにはリメイクにチャレンジしてみるのもいいかも、と思える授業となりました。
最後にみなさん手づくりの品を手に記念撮影をして授業終了☆
(ボランティアスタッフ 瀬﨑 麻美)
【今回の先生】 森部 友梨 テンジン大学事務局・モデルの卵
1988年、福岡県生まれ。サラリーマン時代に、いろいろな人と出会いたいと思い福岡テンジン大学の学生登録。ボランティアスタッフに魅力を感じ、自分もスタッフに仲間入り。現在事務局に所属。テン大で出会ったさまざまな職歴を持つ人たちに影響を受け、「脱サラモデル」となった。テン大に入学して考えるようになったまちづくりについて、モデル業を通して広めていけないか、ひそかに企んでいる。 |
【今回の教室】 リノベーションミュージアム 新高砂マンション
1977年の福岡初の公団住宅として誕生。しかし福岡の発展とともに次々に新しいマンションが乱立し、古いマンションが取り残される中、2004年以降に、大改修・耐震補強などを行い、リノベーションを展開していったことにより過半数以上の部屋がリノベーション部屋となる。リノベーションという言葉もなかった時期からの先駆けとして昭和レトロな風情も残しているマンション。 住所 : 福岡市中央区清川2-4-29
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