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レポート日記

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女度向上!?蕎麦と日本酒のご褒美タイム

開催日:2014年09月27日

通常授業

皆さん、蕎麦屋さんってなんだか敷居が高くて一人でふらっと入るには…と思っていませんか?

私も興味はありつつ挑戦出来ずにいたので、「日本酒片手に蕎麦を楽しめるような大人女子になりたい!」と思い、今回の授業を企画しました。

 

オーナーもスタッフさんも女性のおしゃれ蕎麦屋さんにて、参加者4名にて女子会のような授業の開始です。

少人数ながら学生、OL、主婦の方と色んな方が集まってくださいました。

 

 

 

 

まずは、お互い自分の好きな男性のタイプを言いながら自己紹介です。

場が和んだところで授業スタート!

 

今回先生をしてくださったのは、コチソバオーナーの山口華世さんです。

かよ先生は春吉にコチネレというワインバーも経営されているパワフルな先生です。

 

 

 

 

早速、蕎麦についての説明です。

蕎麦には、「健康」「アンチエイジング」「ダイエット」という女性には嬉しい効用があります。

小麦で作られたうどんに比べ体内に吸収されるエネルギーが少ないため、ダイエットにつながるそうです。

 

また、蕎麦は、お米と一緒で実をどこまで削って使用するかで麺の種類が変わってきます。

田舎蕎麦、更科蕎麦、藪蕎麦と呼ばれるのがその種類です。

田舎蕎麦は実の外側の部分まで練り込まれたもの、更科蕎麦は実の中央部分のみを使用したもの、薮蕎麦はその中間の部分を使用したものです

 

これは男性のタイプと一緒で人によって好みも違うので、それぞれの違いを知っておくと好みや気分によって楽しむことが出来るとのこと。

 

それでは、早速食べ比べです!

 

 

 

 

今回は田舎蕎麦、更科蕎麦、藪蕎麦麺の3種を試食してみましたが、色や見た目もかなり違い味、風味も全く異なります。

今回の参加者の皆さんには薮蕎麦が一番人気でした!

 

コチソバさんでは十割蕎麦を出されていますが、これもお店によって異なりつなぎに小麦粉を使用されているお店もあるそうです。

一言に蕎麦と言っても、色々ありますね!

 

なお、蕎麦を食べるときにはつゆにつけるだけではなく、塩を少し振りかけて食べてみたり、わさびはつゆに溶かず蕎麦にのせて食べたり、色んな食べ方があるそうです。ツウの方は日本酒を麺にかけて食べる方もいるのだとか…

また、福岡は東京と違い醤油が甘いので、麺は全部つゆに入れてもOK!なんて豆知識も教えていただきました。

 

蕎麦を食べた後には、蕎麦湯で締めです。

蕎麦湯は開店直後よりもランチタイム終盤の方が濃くなるため、あえて遅い時間にお店に来るという裏技もあるそうですよ。

 

 

続いて、参加者の皆さんも楽しみにしていた日本酒の飲み比べです!

パスタと言えばワインですが、蕎麦にはやはり日本酒がぴったりです。

焼酎は体を冷やしますが、日本酒は体を温める効果があるため、これも女性には嬉しいですね!

 

 

 

 

今回は、同じお酒で温度による味の変化を試してみました。

 

冷や、常温、ぬる燗、熱燗の4種の温度で飲み比べです。

「甘⇔辛」 「スッキリ⇔香り高い」 を指標にしたチャートを見ながら味がどう変わっていくか、感想を共有しました。

同じお酒でも温度により、風味が大きく変わってきます。参加者の皆さんの好みもそれぞれ少しずつ違いました。

今回は同じお酒で比べましたが、お酒の種類によっても「温めると雑味が出るので冷やがあう」というものや「熱燗でゆっくり香りを楽しむ」もの等、色々相性があるそうです。

 

また、皆さん味の表現に苦戦されていましたが、日本酒の味を表し方についてもかよ先生からアドバイスをいただきました。

「きれがある」「ふくらみがある」「どっしりとした…」「荒さが目立つ」等々色んな表現があるそうです。

 

さらっとこんな感想が言えたらちょっとかっこいいですよね?

私もお酒の表現方法を少しずつ勉強してみようと思いました。

 

最後には何と、参加賞獲得のジャンケン大会です!

一名にお店オリジナルの日本酒「コチネレ」をもらえると言うことで、皆さん真剣でした。

 

 

 

 

そして、恒例の記念撮影にて授業は終了。

参加者の皆さんも今まで以上に蕎麦や日本酒に興味が湧いた!とのことで、新しい楽しみが増えたようです。

ちょうど11月頃が新蕎麦の季節なので、授業に参加されなかった方もこれを期に蕎麦を楽しんでみてはいかがですか?

 

【おまけ】 家で蕎麦を茹でる際のポイントです!

①たっぷりのお湯を対流させながら茹でる。

②茹で上がったら流水でしっかり洗って表面のぬめりをとる。

③氷水で一気にしめる!(温かくして食べる際も、一旦しめたものを温める)

 

ぜひ家でも蕎麦を楽しんでくださいね!!

 

 

(ボランティアスタッフ 俣賀 真由美)

 


 

【今回の授業のコーディネーター】 俣賀 真由美 

 

  1986年福岡県宗像市出身。大学進学を期に福岡市民となり、そのまま市内にて就職。まちづくりに興味があり、「何か楽しいことが出来そう!」と思い、テンジン大学のボランティアスタッフへ。大好きな街で、毎日を楽しんでいくためのヒントを探し多くの人に伝えたいと思っています。

 

 


 

【今回の先生】 山口 華世 コチソバ/コチネレ オーナー

 

  福岡市出身。もともと歯科衛生士だったが、飲食店の魅力に惹かれBarで修行後に、春吉でコチネレを2009年にOPEN。さらに今泉に気軽にそばを楽しめるコチソバを2011年にOPENした。毎月最終日曜日に開催されている「薬院サルー」の企画・運営にも携わっており、ラジオFM FUKUOKA(エフエム福岡)に毎週木曜17:30~「食堂GOW!!」ではcayo先生としてレシピ紹介で出演中。飲食を通じてまちを盛り上げる女性経営者。

 


 

【今回の教室】 コチソバ

 

 

2011年にOPENした天神の隣、今泉にあるオシャレなお蕎麦屋さん。店員は女性のみで、ランチだけでなく、夜もお酒を飲みながら蕎麦を楽しむことができる。毎月最終日曜日に開催される「薬院サルー」にも参加するなど、地域に開かれたお店で今泉・薬院エリアを盛り上げている。

住所 : 福岡県福岡市中央区今泉1-12-23 西鉄今泉ビル1F