レポート日記
一覧に戻る[天神朝キャンパス] 新しいパパの働き方~職場の子育てしやすい度チェック!
開催日:2015年01月21日
天神朝キャンパス
「イクボス」という言葉を聞いたことがありますか?
2015年テンジン大学最初の授業は
今、注目されている重要なキーワードである「イクボス」についてです。
実はこの言葉、みなさんにとても関係のある言葉だったのです。
それでは、
NPO法人ファザーリング・ジャパン九州代表の小津 智一先生と
授業を始めていきます。
さっそく、先生の話が始まりました。
そもそも「イクボス」とはなのでしょうか?
イクボスとは、育児をしている上司という意味ではなくて、
育児をしている同僚・部下に対して、応援しながら
マネージメントができる上司のことです。
なぜ今「イクボス」が注目されているのでしょうか?
昔と今では大きく家族のあり方が変わってきました。
今では核家族であり、さらに共働きの家庭も多いでしょう
もし家族の保育園に通っている子供が熱を出したらどうなるでしょうか?
仕事を抜け、保育園に迎えに行かなければなりません
そんなとき、「イクボス」の考え方が浸透しているかどうかで
部下はすごく職場環境に恵まれているなと感じるのです。
「イクボス」の考え方が浸透している職場には、どんないいことがあるのでしょうか?
・働きやすくなり、離職率が大きく下がります
・パフォーマンスが向上します
とくに、女性がもっとも活力が溢れているのは子育て中だそうです
・笑顔と余裕が生まれ、会社の雰囲気が良くなります
では、次に
ワークシートを使って、みなさんの職場の「イクボス」について振り返ってみました
他の人の職場の環境を聞いてみると、違いや共通点が面白く
すぐに打ち解け合うことができたようです。
「イクボス」というテーマから
これからの働きやすい職場環境について考えることができました。
(ボランティアスタッフ 大井 憲太郎)
本授業は福岡テンジン大学と『We Love 天神協議会』とのコラボレーションによる授業です。
【特別学科】 天神朝キャンパス
この授業は、天神を安心・安全・快適な街にしようと活動する「We Love 天神協議会」と一緒に進める特別授業です。天神の新たな朝の魅力を発掘するために始まりました。開催日は、毎月第3水曜日。出勤途中の方も、お休みの方も、天神の朝を楽しみませんか?
【今回の授業のコーディネーター】
岩永真一 福岡テンジン大学学長
2009年に独立したのをキッカケに福岡市共働事業提案制度に「福岡テンジン大学」を提案、2010年9月に福岡テンジン大学として開校し学長も務める。学長としての顔以外にも、集客・販売促進の広告プロデュース、九州大学非常勤講師や小中学校での講師、男女共同参画やまちづくり・地域づくりでの講師、ファシリテーターなどを行っている。2012年から福岡市総合計画審議会委員、2013年4月より北九州市立大学の特任教員も務める。 |
【今回の先生】 小津 智一
NPO法人ファザーリング・ジャパン九州 代表理事
1972年山口出身。転勤族サラリーマンだったが糸島の景色とサーフィンに出会い「ここでサーフィンしながら暮らせる生活をしたい」という夢を持ち、子どもが産まれたことで「子育て」をテーマに起業、業所内保育の企画・運営やイベントなどでの臨時託児サービスなどの事業を行う株式会社OZ Companyを2008年に設立。翌年に「子どもが生まれ、父親になったら、仕事も育児も両立しながら楽しんで生きていきたい」をテーマにしているファザーリング・ジャパンと出会い、現在はNPO法人ファザーリング・ジャパン九州の代表理事を務め、子育てパパ向けのイベントや、企業向のイクボスをテーマにした講演などを行っている。 |
【今回の教室】 警固神社
福岡市中央区天神にある警固神社は、社伝では西暦200年ごろ、神功皇后(じんぐうこうごう)による三韓征伐の際、皇后の船団を守護し勝利に導いた警固大神を福崎(現在の福岡城本丸周辺)の地に祀ったのが始まりとされる。1608年に、福岡藩主黒田長政公による福岡城築城の際に、現在地(天神2丁目)へ移された。社名や周辺の地名にもなっている「警固」は、かつて鴻臚館近くに置かれていた大宰府政庁の防衛施設「警固所」に由来している。 |