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天神の朝時間を活かそう!~平日朝イベントのつくり方入門~

開催日:2015年04月22日

天神朝キャンパス

天神のエリアマネジメントをしているWeLove天神協議会とともに、“朝の学び場”をつくってきました。2010年10月より月に1度の平日朝の授業、主に天神に通勤する人たちが参加していた朝の学び場「天神朝キャンパス」がこのたび終わろうとしています。

 

 

「終わる」となった途端、テンジン大学スタッフからも、学生からも「なくなるの?続けて欲しい」という声が上がりました。そこで企画されたのが今回の授業です。

 

 

タイトルは「天神の朝時間を活かそう!」です。このタイトルに釣られて参加した皆さんは、まさに天神の朝に何かしらを求めている、ということでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

先生は、様々なことを繋げてソーシャルな企画にしていくのが得意のフリーランスの下野先生。まずは自己紹介とともに、朝の時間の有効活用の仕方のアイデアを出し合います。参加者の多くが「今は活用できてないから、活用したい」という方が多かったのが印象的です!

 

 

ここで、下野先生から他の朝時間活用の事例を紹介いただき、アイデアを出すコツやワークショップの進め方を説明してもらい、さっそくアイデアを出し合います!その前に下野先生が教えてくれたアイデアを出して、それを企画というカタチにしていくコツをご紹介。

 

 

◇ステップ1

アイデアを出して、紙に書きましょう

付箋に書くレベルでいいので、書くことが重要。

紙に書いた方が他のものと結びつけやすい!

 

 

◇ステップ2

いろんな人に話してみて、意見もらったり新たなアイデアもらったり

肉付けやブラッシュアップ!

 

 

◇ステップ3

1人目の協力者を見つけると、カタチになりやすい!

(これ、すごく大事だなーと思いました!)

 

 

 

 

さて、アイデアを出し合うワークショップはというと・・・

ブレストのようにどんどん付箋が増えていっています!

下野先生から「否定せず、とにかく量出すことを意識しましょう、そのあとに繋げてみましょう」とのコメントも。

 

 

 

 

 

 

 

 

次にグループで、A4用紙に出てきたアイデアの中から1つ選んで、さらに連想ゲームみたいに広げていきます。そして「タイトル」を決めてみる。こうすることで、大きなテーマと概要が見え始めてくるそうです、まさに『名は体を表わす』ですね!

 

 

 

 

とここで朝キャンパス60分の大半を使ってしまい、全グループの発表をして終了。なんともやり残した感のあるモヤモヤが生まれています。が、これが良いんです。そう!朝キャンパスは今回で終わりですが、今後この日に集まったメンバーを中心に、自分たちで集まって企画して、天神での平日朝の時間の活用をつくっていく!というのがこの授業の趣旨ですからね。

 

 

 

 

ということで、この日に参加した方全員へ、5月20日の朝に、この続き&共有をやるミーティングへの招待状が送られることになりました。いったい何人集まるんでしょうか。(5月10日現在では、なんと16名になっているとか!すごいです!)

 

 

このような場から、新しい活動が生まれていくのかもしれません!今後の動きに注目ですね!

 

 

(福岡テンジン大学学長 岩永 真一)

 

 


 

【今回の授業のコーディネーター】

 岩永 真一 福岡テンジン大学学長

 

  2009年に独立したのをキッカケに福岡市共働事業提案制度に「福岡テンジン大学」を提案、2010年9月に福岡テンジン大学として開校し学長も務める。学長としての顔以外にも、集客・販売促進の広告プロデュース、九州大学非常勤講師や小中学校での講師、男女共同参画やまちづくり・地域づくりでの講師、ファシリテーターなどを行っている。2012年から福岡市総合計画審議会委員、2013年4月より北九州市立大学の特任教員も務める。

 


 

【今回の先生】 

下野 弘樹 まちとひとの未来の発明家/Future Studio大名+代表

 

  東京でNPO支援のベンチャー企業を経て2011年より福岡でフリーランスとして独立。「まちとひとの未来の発明」をテーマに、ある時はプランニング・ディレクターとして、ワークショップのファシリテーターとして、教育系社団法人の理事として、など複数の肩書きで活動。 天神のオフィスビルにて多分野の若い世代が集まるクリエイティブな活動拠点「Future Studio 大名+」を運営しながら、多彩な引き出しとつながりを活かして企業やまちの課題に対して新しい視点から創造的なアイデアを発想して、小さく生んで大きく育てていく。

 


 

【今回の教室】 警固神社

 

 

福岡市中央区天神にある警固神社は、社伝では西暦200年ごろ、神功皇后(じんぐうこうごう)による三韓征伐の際、皇后の船団を守護し勝利に導いた警固大神を福崎(現在の福岡城本丸周辺)の地に祀ったのが始まりとされる。1608年に、福岡藩主黒田長政公による福岡城築城の際に、現在地(天神2丁目)へ移された。社名や周辺の地名にもなっている「警固」は、かつて鴻臚館近くに置かれていた大宰府政庁の防衛施設「警固所」に由来している。
住所 : 福岡市中央区天神2-2-20