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レポート日記

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天神アーバンピクニック ~まちなかで気軽におしゃれに楽しもう~

開催日:2015年04月25日

通常授業

最近ピクニックしていますか?

 

 

 

テンジン大学では天神のど真ん中である警固公園でピクニックをしてきました。

 

その名も「天神アーバンピクニック ~まちなかで気軽におしゃれに楽しもう~」!

 

先生は「福岡ピクニッククラブ」の片田江由佳先生。

 

 

 

ピクニックと聞くと、なかなかハードルの高いイメージをお持ちではないですか?

 

朝早く起きてお弁当つくったり、郊外の自然の多い場所までお出かけしたり。

 

レジャーなのに、結果的に疲れたりしちゃって。

 

 

 

でも、片田江先生の提唱する「アーバン・ピクニック」はそんなことないんです。

 

前述したピクニックをする上でのハードルを、低くして、「いつでも」「どこでも」ピクニックを楽しめちゃえるようにハードルを下げちゃいます。

 

 

 

当日は警固公園に集合。

 

屋外で気持ち良いのか、授業が始まる前に、生徒さんたち同士の交流はすでに始まっていました。

 

 

 

授業がスタートすると、まずは片田江先生のお話。

 

まずは、ピクニックの歴史。

 

ピクニックの起源は1802年にロンドンの社交場として始まり、紅茶文化の普及と共にヒロマしました。

 

 

 

その他、先生をはじめとした「福岡ピクニッククラブ」が持参したラグなど、ピクニックグッズから、アーバンピクニックのコツを学びました。

 

家では使いにくくなったテーブルクロスなども、野外でラグとして使うとものすごくおしゃれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生のお話を聞いた後は、班に別れて買い物に行きました。

 

各々、デパ地下や班によってはコンビニなど、1人500円を目安に好き好きに楽しく買い物しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

買い物を終えると、ラグの上に盛り付けます、

 

コンビニで買ったお惣菜なども、盛り付ければものすごく豪華になりました。

 

割れにくくて、洗いやすいプラスチックの食器は、紙皿よりもエコだし、ピクニック向きなんです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうやって、どこにでも売っている適当なブルーシートや紙皿などではなく、自分の気に入ったものできれいに楽しく演出するのが、ピクニックの醍醐味じゃないかなと思います。

 

 

 

さらに、生徒さんでピクニックグッズを持ってきていただき、手作りのサーターアンダギーなんかも飛び出しました!

 

 

 

おまけにおまけに、ハンモックを持参してくれた生徒さんもいたりして、これはスタッフも思いがけない展開で、思い切りピクニックを楽しめました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何かと準備の大変なピクニックも、都会でハードルを低くすると、ものすごく楽に楽しむことができます。

 

「都会で簡単にする」というよりも「都会でだからこそできるピクニック」といったほうがいいかもしれません。

 

今回の授業は警固公園でしたが、天神には他に天神中央公園もありますし、お休みの日に、お弁当を買って出かけるのもいいかもしれません。

 

お気軽にピクニックを楽しんではいかがですか?
自分の街の新たな魅力を発見できるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

(ボランティアスタッフ 馬場貴生)

 


 

 

 

【今回の授業のコーディネーター】

 

 

下野 弘樹 まちとひとの未来の発明家/Future Studio大名+代表

 

  東京でNPO支援のベンチャー企業を経て2011年より福岡でフリーランスとして独立。「まちとひとの未来の発明」をテーマに、ある時はプランニング・ディレクターとして、ワークショップのファシリテーターとして、教育系社団法人の理事として、など複数の肩書きで活動。 天神のオフィスビルにて多分野の若い世代が集まるクリエイティブな活動拠点「Future Studio 大名+」を運営しながら、多彩な引き出しとつながりを活かして企業やまちの課題に対して新しい視点から創造的なアイデアを発想して、小さく生んで大きく育てていく。

 

  


 

 

 

【今回の先生】 片田江 由佳

アイランドシティ・アーバンデザインセンター/福岡ピクニッククラブ

 

  1986年福岡生まれ。福岡大学卒業後、シビックプライド(市民が都市に対してもつ自負と愛着、当事者意識)という考え方が福岡に必要であると考え、東京理科大学大学院 伊藤香織研究室で学ぶ。2013年よりアイランドシティ・アーバンデザインセンターに勤務。開発情報の発信やプロモーションの企画、地域住民の活動支援など、開発途上にある街ならではのコミュニケーション業務に携わる。在学中にピクニックの“まちを自分のものにできた感覚”に魅了され、以降、仕事ではピクニックの工夫を競うコンテストを、プライベートでは、福岡にピクニシェンヌ(ピクニック上手)を増やすべく福岡ピクニッククラブを2013年に設立。公私に渡ってピクニックの活動を展開中。

 

 


 

 

【今回の教室】 天神のまち

 

 

福岡市中央区にある九州一の繁華街。天神という地名は、江戸時代に黒田家が福岡城の鬼門にあたる場所に移された水鏡天満宮に由来する。以後、江戸時代から「天神町(てんじんのちょう)」と呼ばれ、1964年に隣接する因幡町・鍛冶町が含まれた「天神」となった。現在では、多くの商業施設が集積し繁栄していく一方で、渋滞や違法駐輪、落書き、ポイ捨てなどの問題も多く、課題解決に向けた社会実験などを経て2006年に、行政や商業施設、天神に居を構える企業などによりエリアマネジメント組織「We Love 天神協議会」が設立された