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レポート日記

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旅に学ぶ~自分の道の選び方~

開催日:2016年04月23日

通常授業

みなさん、“旅人”って、どんな人を思い浮かべますか?

 

本日の先生は、“旅人”です。

 

 

福岡中心部の隣の美野島商店街という場所にある、

「+SPICE HOUSE」というゲストハウスを教室に授業が行われました。

 

 

大きなバックパックを担いで登場してきたのは、

本日の授業の先生である二木さんです。

 

 

 

 

先生は、世界一周経験者であり、本日の教室の「+SPICE HOUSE」のオーナーです。

このバックパックも、世界一周したとき、使っていたものだそうです。

 

 

 

 

世界一周する人って、子供の頃から変わっていて、
自分とはまったく違う人だと思っていませんか?

 

 

先生は、

・北海道出身で小、中、高と公立に通う

・偏差値53で頭が良いわけでない

・100m走19秒台で運動が得意なわけでもない

・闇を抱えているわけでもない

・中心的な役割になったこともほとんどない

ちょっとぽっちゃりしていた、ごくごく普通の男の子だったそうです

“旅人”って、思ったよりも“変わった人”ではないのかも?

 

 

 

そんな先生が海外に惹かれるようになったのは、大学時代の年上の彼女の

「海外旅行に行きたい」

というなにげない一言がきっかけでした

 

 

そこから、次第に「旅」への想いが強くなったそうです

 

 

 

 

大学を卒業し、サラリーマンになり、26歳になったとき

“ある旅に関する本”との出会いから、「世界一周したい」と思ったそうです

 

 

(先生)「この本を読んだときのワクワク感がすごかったんです!

子供のとき、ドラクエをやってたときのワクワク感に似ていました!」

 

 

早い段階で、必要なお金は溜まりましたが、

上司に“会社を辞める話”ができず、
世界一周に行くまでに5年の時間がかかったそうです。

 

 

そしてようやく、357日間をかけて、34か国を旅し世界一周を実現しました

 

 

(先生)「人生を100年だとすると、

その中のたった1%の時間を使っただけで世界一周できちゃうんですよ!」

 

 

 

 

先生が言うには、

“1番大切なことは、ワクワクすること”

子供のころの気持ちを思い出すことが大事なんだそうです。

子供の頃って、夢中になることに理由は必要なかったですよね。

 

 

(先生)「やる理由は、“好きだから”“ワクワクするから”それだけでいいんじゃないんですか?」

 

 

では、ここで一旦休憩

 

 

 

 

そして、次に

“子供の頃、ワクワクしていたことって、どんなこと?”

というテーマで、生徒のみなさんと自由に話してみました

 

 

子供の頃の話をしているからでしょうか

みなさん、すごくキラキラした笑顔で、教室は盛り上がっていました

 

 

 

 

数名の生徒さんに、発表して頂きました。

 

 

「子供の頃サッカーが好き過ぎて、語学留学という名目でイギリスに留学していたとき」

 

「小学生の頃、おじいちゃんちのが川下りの船頭をしていて、早起きをして船に乗せてもらって遊んでいたとき」

 

「小学生だった頃、田舎にホームステイしたことがあって、

イノシシがぶら下がってたり、ヤマメのつかみ取りをしたりしてたとき」

 

 

キラキラしてる人の話を聞くと、なんだかこっちまで楽しくなってきました。

 

 

 

子供の頃の自分が「ワクワク」していたことから、

自分のこれからの「生き方」について考える良いきっかけが貰えた授業でした

 

 

これからも子供の頃の気持ちを忘れずに。

 

この授業をきっかけに、何か小さな一歩が生まれるといいですね!

 

 

 

(ボランティアスタッフ 大井 憲太郎)

 

 

【今回の授業のコーディネーター】

旅に学ぶ~自分の道の選び方~

執行 沙恵

1986年福岡に生まれ福岡で育つ。臨床検査技師として顕微鏡の中の細胞と向き合う仕事をしていたが、世の中の情勢や社会環境が気になるようになり、縁あって外資系金融機関営業職に転職。仕事を通した様々な人との出会いの中で岩永学長とご縁があり、月に一度行われているテン大学懇親会に招待してもらった。「福岡が好き」という共通点をもった、業種も年齢も全く異なるスタッフがみんなキラキラしていて楽しそうで魅力的だったのが、テン大の第一印象。そして「自分も岩永学長のようなソーシャルリーダーになりたい!」と憧れるようになり、テン大に出会って3年目、転職を決意。現在は宗像市にて念願のまちづくり関係の仕事に携わっている。

【今回の先生】

旅に学ぶ~自分の道の選び方~

二木 俊彦

1978年生まれ。北海道札幌出身。学生の頃から旅行が好きで、31歳の頃に375日をかけて世界一周旅行をした経験を持つ。現在までに計50カ国を旅してきた。計14年のサラリーマン時代を経て脱サラを決意し、2015年3月に現+SPICE HOUSEを誕生させる。2016年中にはリノベーションの手を加え、ゲストハウス+SPICE HOSTEL(仮)を開業予定。「世界に一つだけの今までにない『ゲストハウス』を!」目指して奔走している。

【今回の教室】

旅に学ぶ~自分の道の選び方~

+SPICE HOUSE

2015年3月に誕生。現在は世界中の観光客に広く宿泊場所を提供している。博多駅から徒歩20分、美野島商店街にも近く、粋な食事処を探しに散策するのも楽しみの一つになるかもしれない。

 

 

住所 : 福岡県福岡市博多区美野島(博多駅から徒歩20分)

※個人宅のため詳細の住所は掲載しません。