レポート日記
一覧に戻る大人の宴足 バルウォーク福岡2011SPRING ~あなたの知らない福岡食べ飲み穴場をご紹介!~
開催日:2011年04月23日
通常授業
【今回の先生】 井手 修身 (イデアパートナーズ株式会社 代表取締役)
【今回の教室】 赤煉瓦文化館
「はて、バルウォーク?」
「そもそもバルってなに?」
バルウォークとは、バル(スペイン語で飲み屋さん)を楽しくハシゴしよう、というイベントで、おつまみ一つとドリンク一つが貰えるチケットのつづりを持って町中を歩き回る「大人の宴足」です。
今回はそのバルウォークを主催しているイデアパートナーズ代表の井手さんとスタッフの藤枝さんをお迎えしました。
先ずはどうやってこのバルウォークが始まったかのお話です。
元々バルウォークは函館で生まれたイベントらしく、藤枝さんが実際に参加された事がきっかけでした。
「このイベントを福岡でやりたい!」
という彼女の熱い情熱からバルウォーク福岡は始まりました。そして、藤枝さんはイベントに参加してくれるお店探しに奔走します。元々食べ歩きが好きだったという藤枝さんですが、ほとんどが飛び込みでのお願い。そこには沢山の苦労が有ったそうです。
そんな日々での大きな転換点が、西中洲の料亭さんを訪ねたときでした。話をするやいなや、オーナーさんの「西中洲をもっと活気づかせたい」という思いと意気投合し、一気に話が進み出します。
そして、沢山の西中洲のお店を紹介して貰い、どのお店も「祭りなんだから」の心意気で快く参加してくれ始めます!中には、普通に食べれば数千円分くらいのにぎりを出してくれたお寿司屋さんもあったり(!)。ココからバルウォークがグッと加速して行きます!
と、ココでちょっと井手さんからこんなお話を頂きました。
井手さん曰く、町づくりにおけるキーマンとは?
自然型:自分からやる 1
可燃型:乗っかる 10
不燃型:参加しない 100
のピラミッド型に分けられるんだそうです。
つまり、数人の取り組みでも大きな人の波が生まれる可能性を秘めていて、発起人のフォロワー(1から10になるとき)が実は大切じゃないんじゃないか?と言う事になります。
そして、井手さんはある一本のビデオを見せてくれました。
この、フォロワーが現れるとどうなるのかがとても良く分かるビデオです。
(YouTubeの裸踊りのビデオ)
http://www.youtube.com/watch?v=OVfSaoT9mEM
バルウォークの大成功も、こんな大きな渦が起こって生まれた事なんでしょうね。
そして、説明も終わった所で、ここからワークショップです。
テーマは、「自分達で究極のコースをつくろう!」
テーブルを囲みながら、それぞれで思い思いのコースをつくります!
用意された資料は、今回が初コーディネーターだったダーシモさんの渾身作。なんでも、当日の朝方まで手を加えていたんだとか。
一つの机を囲んでの作業だと会話も弾みます。美味しいイメージも広がりそうですね。
普段中々行けないお店、普段使い出来そうなお店、普段絶対行かない様なお店、ちょっと値の張るお店、等々。皆さんそれぞれに色んな軸が出て来ます。用意された模造紙も色んなメモで埋まりだしました。
皆さんの究極のコース、出揃いました!
当日はこれを持ってバルウォークでしょうか。
最後の残り十分、井出さんの本業のお話も伺いしました。「博多屋台切符」、「福岡体験バスチケット」、「ホストクラブ体験」等々、興味深い取り組みをされているそうです。
ホームページはこちらへ! → http://www.idea-p.co.jp/
そんな、イベント当日が楽しみでしょうが無くなってしまう授業は無事に終了しました。
参加された皆さん、井手さん、藤枝さん、ありがとうございました!
それでは、バルウォーク当日で!(?)
(ボランティアスタッフ 山路 祐一郎)