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【スタッフ&サポーター限定】 ソーシャル大学のDNAはどこに向かう?

【スタッフ&サポーター限定】 ソーシャル大学のDNAはどこに向かう?

2016年9月22日(木)

これからのテンジン大学はどうなる?

「人と人が繋がる」「街のプロデューサー」

 

この二つを宣言して開校したテンジン大学も6歳になりました。テンジン大学が少しずつ街に馴染みはじめ、ここで学び新しい事業を生み出すスタッフも出てきている中、今後テンジン大学はどうなっていくんでしょう?まずはこれまでのテンジン大学をちょっと振り返ってみます。

 

 

 

 

今回6歳のバースデーイベントのお祝いに駆けつけてくれたのは、姉妹校のシブヤ大学から左京学長、ひろしまジン大学から平尾学長のお二方。

 

 

 

 

他校の取り組みや歩みを学びぶと共に、テンジン大学を作っていくスタッフとそれを支えるサポーターのみなさん30名ほどで、これからのテンジン大学を考えてみました。

 

 

 

 

シブヤ大学は世界の最先端事例?

はじめにシブヤ大学の左京学長のお話。今年で10周年を迎えるシブヤ大学。「ネットではないリアルな場で自分自身と向き合ったり自分の生き方を考えたり、またそこに話し合えたり相談したり後押しをしてくれる仲間がいる、そういう場所が重要だと感じていた」という左京学長。

 

「普段の職場や家庭にない場所がそこにあって、そこの人間関係自体がその人たちにとって価値があるサードプレイスになっていて、そこに居場所があるから、仕事や家庭とのバランスをとれて充実した日々を送ることができる。そういう場所があることが重要なんじゃないかと思う。」

 

 

 

 

行政と連携してお年寄りばかりの生涯学習の場に若い人との繋がりを生み、渋谷の街自体に興味を持つ若い人を増やし、街づくりの活動に参加する人を増やす活動をしています。年齢幅広い街の囲碁教室、商業施設を使った市民の文化祭、アサヒビールとの連携での渋谷地ビール作成プロジェクトなど…。10年の間に取り組んだ活動は数え切れません!

 

そしてこのような地域の課題に向き合った取り組みは国を越えて世界中から注目を集めているのだそう。日本の東京が抱えている課題は、実はいろんな国、都市、地域でも共通した課題なんですね。

 

企業や行政に続いて次第に存在感を出してきている市民団体や我々NPOなどのソーシャル大学。「これから都市と社会と企業はどうやって関わっていくのか楽しみ」と、今後の活躍がますます期待されます!

 

 

 

良き姉妹、良きライバル、ひろしまジン大学!

次にひろしまジン大学の平尾学長のお話。ひろしまジン大学は今年テンジン大学と同じ6周年を迎えます。開校のきっかけは、世界の人から見た広島の情報が「被爆都市である」という情報から、アップデートされていないことに違和感を感じていたこと。

 

「70年前からの広島のイメージのアップデートを図りたい!」と平尾学長。

 

 

 

 

「広島で、学ぶ。と言うよりは、広島を、学ぶ。テーマがどうというのではなく常に地域をどう出会わせるかと言うことを意識しています。」

 

比較的平和に関する授業が多いのが特徴で、毎年8月には平和の授業をするのだそう。国際系の授業も多く、行政と連携して広島の玄関、広島駅で「外国人へのおもてなしプロジェクト」という取り組みを行っているそうです。ひろしまジン大学の目的は学びではなく、ともに広島のことを考えて動いていける仲間作り。先生が生徒になり生徒が先生になる学びの循環を起こすために「人材の育成」が必要で、授業、企画の作り方や関わり方をもっとオープンにしてしていこうとしています。収益を助成金に頼るのでなく、大学院やスクールのような形の有料コンテンツを作り、その場自体を維持させる仕組みを作っていくのが今後の展望なのだそう。

 

「目指すところは市民が作る街の総合商社ですね」と、楽しそうにお話された平尾学長の表情が印象的でした!お二方のお話を聞いてどんな感想をもったかみなさんで軽くシェア。

 

 

 

 

テンジン大学にない行政や企業との連携プレーだったり、授業部門と収益部門をきっぱり分けた運営体制にスタッフ一同関心の声。また目新しい取り組みや課題に刺激を受け、6年間の間に知らずに凝り固まってしまっていた頭をほぐしていただけた貴重な時間になりました。

 

 

これまでをふりかえり、これからを紡ぐ

そしてステージは岩永学長にバトンタッチ。短い時間で全員が話し合える会議の手法、ワールドカフェを行いました。お題は、「テンジン大学を誇りに思うこと、残念に思うこと」について。過去を振り返る機会を作りたかったから、という目的からのこのお題。みなさんの率直な意見の中には岩永学長が見てて目が痛くなるようなものもちらほら…。

 

 

 

 

「でもそれは事実ですし、テン大を今後継続していくのであればそれは必要な情報で、必要な議論だから」…さすが岩永学長!

 

平尾学長からも「岩永君はハートが強いですね(笑)」と合いの手。そしてさらに二つの項目を付箋に書くように指示されました。

 

 

一つ目は、
「今日話した誇りに思うこと・残念に思うこと、
その中で一番自分が気になったもの」…①

 

二つ目は、
「街とか社会とか地域とか、気になっていることや
テン大として取り組んでいきたいこと」…②

 

 

そしてこの日一番難しい問いかけです。

 

 

「その①と②を掛け算して、
何かのアクションというか、
タイトルを絞り出してください。」

 

 

今後の授業、テン大を作っていくのは、スタッフのみんな。「誇りに思うこと・残念に思うこと」の過去のテンジン大学に、今日刺激になった新しい知識、自分が気になったこと触媒として加えて、これからのテンジン大学のDNAに突然変異を起こしてほしい、新しい知識の中から新しいアクション、新しい授業が出てきてほしい、というのが学長の意図でした。学長のテンジン大学愛が芯まで伝わってくる、素晴らしい問いでした。

 

 

各々感じたことや課題だと思うところが違うので、タイトルは十人十色。

 

 

 

 

「福岡の街だからこそ、テン大だからこそ
できることをこれからもやっていきたい」

「いろんな人たちがいろんなアクションを起こす
きっかけになるようなものを今後も作っていきたい」

 

 

岩永学長の想いを受け、今後のテン大のDNA、未来を作っていくアクションがたくさん生まれました。こうして突然変異の触媒を受けて生まれ変わったテンジン大学は学長からの挨拶とともに7年目の幕を開けたのでありました。

 

 

「これからも、よろしくね。」

 

 

 

 

(ボランティアスタッフ 執行 沙恵)


 

 

【今回の授業のコーディネーター】

岩永 真一 福岡テンジン大学学長

2009年に独立したのをキッカケに福岡市共働事業提案制度に「福岡テンジン大学」を提案、2010年9月に福岡テンジン大学として開校し学長も務める。学長としての顔以外にも、集客・販売促進の広告プロデュース、九州大学非常勤講師や小中学校での講師、男女共同参画やまちづくり・地域づくりでの講師、ファシリテーターなどを行っている。2012年から福岡市総合計画審議会委員、2013年4月より北九州市立大学の特任教員も務める。

 


 

【今回の先生】

左京 泰明 シブヤ大学 学長

1979年、福岡県出身。早稲田大学卒業後、住友商事株式会社に入社。2005年に退社後、特定非営利活動法人グリーンバードを経て、2006年9月、特定非営利活動法人シブヤ大学を設立、現在に至る。著書に『シブヤ大学の教科書』(シブヤ大学=編 講談社)、『働かないひと。』(弘文堂)がある。

 

平尾 順平 ひろしまジン大学 学長

1976年広島県生まれ。広島市立大学国際学部卒業。学生時代、バックパッカーとしてユーラシア大陸横断などの旅をする。大学卒業後は国際協力の仕事に従事し、東南アジア、中央アジア、中米、アフリカなどの人材育成、教育案件を担当。バックパッカーとして、また出張等で、国外から改めて広島を見つめ直す経験から、地元の魅力と可能性を強く感じ、これからの広島のために自分にできることからしていきたいとの思いで30歳で帰郷。平和記念資料館を管理する広島平和文化センターに2年間勤務ののち退職。2010年5月、ひろしまジン大学を立ち上げ現在に至る。

 


 

【今回の教室】

 

【スタッフ&サポーター限定】 ソーシャル大学のDNAはどこに向かう?

 

クリエイティブセンター福岡 セミナールーム

IT・クリエイティブ関連の教育・育成・制作支援を行なうクリエイティブセンター福岡が、クリエイター向けのセミナーや研修・勉強会などを行なうために運営するセミナールーム。
FacebookページにてIT・クリエイティブ関連のセミナー/勉強会情報や福岡のクリエイティブ関連情報を発信している。

※一般貸出は行っておりません

               

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電話 : 092-401-0070

営業時間 : 9:30-18:30(最大22:00まで)

 

 

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