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レポート日記

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グレートジャパニーズのすすめ~人生を最高傑作にするはじめの1歩~

開催日:2017年09月23日

通常授業

「最近、何かに挑戦しましたか?」

 

話題沸騰中の泊まれる立ち飲み「STAND BY ME」を作り上げ、宿泊事業・イベント事業・フォトスタジオ事業など幅広く活動中の貞末真吾さんを先生に迎えて、チャレンジする一歩を踏みだす極意を聞きました。

 

 

はじめに参加者で簡単な自己紹介を行った後、貞末真吾さんとのトークセッションがはじまりました。そこで、今回の教室でもある「泊まれる立ち飲み」STAND BY MEを作ったきっかけを話して頂きました。

 

『一番大事にしたかったことは「地域貢献」。居場所づくりをすることで、身近な場所で国際交流が出来て新しいコミュニティや熱いパワーが得られたら、と思ったのがきっかけ。日本人は海外の人と比べるとコミュニケーション能力が弱く、バイタリティに乏しい人が多いと感じていて、この場所がきっかけとなって少しでも良くなって行ければ、きっともっとみんなが元気になれると思った。オープンまでは紆余曲折。途中で何度も躓きながらも何とか今に至っている。とにかく走りながらどうしたら上手く回っていくのかを考えて、軌道に乗せていきたい。ぜひ一度と言わず、何度も遊びに来て下さい』

 

◆でも、真吾さんの好奇心溢れる、その活力はどこから湧いてくるのでしょうか??

『個人の性格や行動範囲は、それまでに出逢った人や周りにいる人によって大きく変わってくると思う。元気な人といれば元気になれるし、その逆の場合もあるよね。なので、自分が目標とする姿を体現している人や、自分にない素晴らしい才能を持った人などを見つけて仲良くなるといいかな。自分の場合は、とにかく凄いと思える人にべったりと食らいついて行く。何をするにも一緒に行動して、自身の行動指針を磨いてきた感じ。尊敬する先輩が言っていた「死ぬこと以外は、かすり傷」という言葉がすごく印象に残っていて、何にでも挑戦していけるのもそういったことがベースにあるのかも』

 

 

 

◆どんな人とも打ち解けられる真吾さんですが、人と関わることで心掛けていることはありますか??

『心掛けているのは、とにかく人が集まるところへ顔を出すこと。イベントなどを主催するのはすごくいい。参加者は主催者のところに集まってくるから。準備だとか大変ではあるけど、やる価値は絶対にあると思う。あとは偏見とか持たずに接することかな。自分がオープンに接していれば、相手も同じようにオープンになって心を開いてくれるよね』

 

 

◆失敗などで落ち込んだ時は、どうやって次に踏み出してますか?

『飲んで寝る。(笑)寝て忘れてしまうかな。翌日、何事もなかったように同じことをしている』

質問も飛び交う中で、名残惜しく真吾さんのトークセッションが終了。
その後は、人生を最高傑作にするはじめの1歩になる2つのワークを取り組みました。

 

【ワーク①】
「私は、○○なグレートジャパニーズです」をテーマに自分の強み、他人に負けない部分を発表してもらいました。

 

 

意外…というと失礼かもしれません。(笑)みなさん、サクサクと書き込むのが速い!
出揃ったところで一人ずつ発表。みなさん自己分析が素晴らしく、客観的に自分自身を見つめてありました。
自己主張しすぎず、でも言うべきことはきちんと!
グレートジャパニーズな人はたくさんいるな、と感じた時間でした。

 

【ワーク②】
◆「この1年でやりたいこと リスト30」を書き出してもらい、心に秘めたやりたいことを棚卸ししていきました。

 

「本を年間50冊読む」「髪型を変える」「すみません、を言わないようにする」「1人旅をする」など、全部で30個以上のやりたいことがリストアップされた後、特にやりたいことを各自3~5個に絞って発表。
最後に、いつでも見返して、リストに掲げたやりたいことを1年以内に達成できるよう、やりたいことリストを手帳に挟んだり、スマホの写メで撮ったりして常にリストを確認できる状態に。

 

 

真吾さんからの総評として。
『自分は、けっして目新しいことをしている訳ではない。アイデアが浮かんだ時に、スピード感を持って行動に移しているだけ。何かにチャレンジする時は、最初に実施日や締切日を決める。その時に大事なのは、月日だけでなく曜日まで意識すること。仮に、動き出してムリなスケジュールであれば、見直せばいい。ただ気を付けないといけないのは、1ヶ月先とか1週間先とするのではなく、最初と同じで○月○日○曜日と設定することが大事。新しいことにチャレンジしようとすると不安と恐怖心が湧いてくると思うけど、大抵はたいしたことない事ばかり。自分自身が何に不安や恐怖心を抱いているのか、しっかりと分析してみればきっと解決策が見えてくるので、漠然と行動に移すのをあきらめてしまわないようにしてください』

 

 

授業終了後には、1階にある立ち飲みバーで懇親会。
なんと!!!全員参加。
最後まで、みなさんに楽しんでいただけたようです。
グレートジャパニーズなみなさんに、カンパイ♪

 

 

(ボランティアスタッフ 三河 慶樹)

 

【今回の授業のコーディネーター】

グレートジャパニーズのすすめ~人生を最高傑作にするはじめの1歩~

ハヤシ リホ

1990年福岡生まれ福岡育ち。筑紫女学園大学卒業後、広告代理店に就職。「何かしたい!」と想いテンジン大学に入学。また、人生の専攻は「こじらせ女子の恋愛学」、日々研究と実践を繰り返し、恋愛コラムを書くことが日課。いつかテンジン大学で研究成果を授業するのが目標。会社でもプライベートでも「ジェシカ」の愛称で呼ばれ、本名で呼ばれても気付かないことも・・・。旅行で訪れた韓国に魅了され、現在韓国語習得中!最近は、寝言を韓国語で話すことがマイブームです。

 

■facebook.

https://www.facebook.com/riho.hayashi.31

【今回の先生】

グレートジャパニーズのすすめ~人生を最高傑作にするはじめの1歩~

貞末 真吾

1974年、神奈川県鎌倉市生まれ。元メーカーズシャツ鎌倉株式会社 常務取締役。同社で採用人事および福岡・NY出店プロジェクトに携わり、「自分の手が届くところに国際交流ができる場所をつくる」と決意。単身赴任の際に訪れた福岡に惚れ込み、2012年5月移住を決断。2013年に子ども向け写真館「Acestudio」(ほか2店舗)、2016年バンコクの唐揚げホステル「trica」、2017年6月泊まれる立ち飲み「STAND BY ME」をオープン。宿泊事業・イベント事業・フォトスタジオ事業を軸に周辺サービスの拡充、人事・経営・地域活性コンサルティングなど幅広く活動中。趣味は大好きな仲間と騒ぐこと、旅、ファッション。

 

■webサイト

株式会社ブルースカイ

【今回の教室】

グレートジャパニーズのすすめ~人生を最高傑作にするはじめの1歩~

「泊まれる立ち飲み」STAND BY ME

2017年6月15日福岡市中央区大手門に誕生した『STAND BY ME』は、「泊まれる立ち飲み」をコンセプトにしたゲストハウス。国内外の旅行者はもちろん、近隣に住まう人たちも気軽に立ち寄る。立ち飲み“スタンド”には、「自慢のスタッフ」「立ち飲み」「木札」「コースター」「福岡をもっと知りたくなるメニュー」「アート」など仕掛けが満載。立ち飲みしながら世界中に友だちの輪が広がり、福岡の情報交換の場をつくりだす。

 

住所 : 福岡市中央区大手門1丁目3-22

電話 : 092-791-1974

営業時間 : 7:00~24:00

 

■webサイト

「泊まれる立ち飲み」STAND BY ME