フクオカテンジン大学

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みんなでつくる学生証 ~福岡テンジン大学の校訓をつくろう~

開催日:2010年08月28日

通常授業

【今回の先生】 上野 達生 (なんか野郎・九州 代表)

 

【今回の教室】 天神イムズ・10FセミナールームA

 

 

いよいよ福岡テンジン大学が動き出します。天神の街を世界で一番魅力的な街にするために!

 

9月23日(木・祝)の開校を控え、
本日8月28日(土)はテンジン大学・初の一般参加者を呼んだオープンキャンパスの日です。

 

テレビ局や新聞社などマスコミの取材にも熱が入ります。

看板準備もバッチリ!

 

 

 

記念すべき第1回目の授業は、

「みんなでつくる学生証 ~福岡テンジン大学の校訓をつくろう~」です。
そう、大学と言えば学生証。

 

福岡テンジン大学は、どうやったらこの大学を通して福岡を楽しんでもらえるかを考え、

その手段の1つとして、「学生証」に注目しました。
授業コーディネーターは、福岡テンジン大学学長:岩永 真一さん。

 

 

福岡テンジン大学に参加してくれた方に学生証を渡そう。

そして、その学生証にちょっとおもしろいキャッチコピーが書かれていたら、もらった人が楽しめるのではないか。

そして、友人に話したくなるんじゃないかと思い付いたのがきっかけで、

学長の頭にある授業構想は、妄想に拍車をかけます。

 

もっとおもしろくするために、このキャッチコピーを大学職員や、プロのコピーライターに頼むのではなく、

このコピー制作自体を授業にしたらおもしろいのでは?という発想からこの授業が生まれました。

 

講師は、広告会社BBDO J WESTコンテンツ本部 統括部長を務め、
宣伝会議福岡教室の講師でもある上野達生さんと、
天神の象徴といっても過言ではないソラリアプラザの広告を手がける玉川健司さん。
広告業界では超有名なクリエイターのお二人です。

 

そんな豪華な二人の講師を迎え、福岡テンジン大学は素敵なスタートを切るするはずでしたが、、、、
さすが大物クリエイター!

 

朝からご自身の授業であるにも関わらず、当日の朝まで沖縄というクリエイションぶり!
そんな小さなトラブルがありつつも、大きな期待を胸に、第1回目の授業は始まりました。

 

まずは先生が今まで手がけてきた作品の紹介。
どれもおもしろく素敵な作品ばかりで期待は深まるばかり。

 

作品紹介後は、早速本題の校訓づくり。
とは言え、いきなり素敵な校訓がつくれれば、人生苦労しません。コピーライターもいりません。

 

校訓をつくるための資料集めましょう!ということで、
「福岡ってどんなイメージ?」「そもそも大学って何?」
この2つの問いをグループに分かれて、ポストイットに思い付くだけ書いてもらいました。

 

 

 
まあ!色んなイメージが出るわ出るわ。

 

「大学」は、朝まで飲む・自由・学食・人生の夏休み。
「天神」は可愛い子が多い、お洒落、ちょうどいい、などなど。
とにかく数え切れない数の素材となるワードがあがってきました。

 

福岡のイメージも大学のイメージも、皆バラバラに持っているようで、
共通点をたくさん持っているんですね。

 

その後は、講師の方お二人からのアドバイス。

 

 

「校訓は、何かを叶えるため、何かを達成する為に、あるもの」
憲法17条は、【より良い世の中をつくっていく】ために。
ZOZOTOWNの企業理念は、【世界中をカッコよく、世界中に笑顔】にするために。

 

それならば、福岡テンジン大学の目的は?
学長から発表してもらいました。

 

 
「福岡を世界で一番魅力的な街にする」

 

この目的を再認識し、参加者の皆さんと校訓づくりがスタートしました。
まずは、時間を区切って、それぞれが考えた案を発表。
学長も事前に校訓を考えてきていたので、それを皆さんに発表しました。

 

「姉妹校の学生と出会ったときは、学生証を自慢すること」
「キャンパス内での落書き、ポイ捨ては禁止する」
「キャンパスラブは、おおいに許可する」 etc・・・

 

どれも力作揃いでしたが、講師の玉川先生からダメだし。
校訓を考える上で大事なことは、主観に入りすぎず客観的に見てもドキドキするものが好ましい、と。

 

そこで上野先生に、例として一つ校訓を挙げていただきました。

 

【一人一つ物真似ができます】

この校訓を挙げた理由は、
この言葉が学生証に書かれていることで、
「何のモノマネができるの?」という初対面の人とでも
壁を1枚抜いた踏み込んだコミュニケーションができるからです。

 

この学生証をもらった人、または、渡した人がワクワクするような校訓をつくることで、
福岡テンジン大学をきっかけにネットワークが広がり、知的好奇心が刺激され、
福岡テンジン大学の目標に近づいていけるということなのです。

 

これらのアドバイスを頂き、再度、皆さんで校訓を考えていただきました。

 

そして、正午過ぎ。
皆さんに発表していただいたコピーをもとに、みんなで投票し、絞込みを行いました。

 
絞込まれたコピー案を学長と講師の方お二人を中心に味付けしてもらい、
 

結果、合計6つの福岡テンジン大学校訓が完成いたしました。
今後の福岡テンジン大学を担う、栄えある6つの校訓は以下の通り。

 

① 福岡を愛しています。
② 2時間で友達つくります。
③ 「とりあえず、飲みましょう」が、口グセ。
④ ポイ捨て、落書きは禁止する。
⑤ 世界のあいさつが3ついえる。
⑥ 「何しよるん?」が愛言葉。

 

本当につくってしまいました。
今後の福岡テンジン大学を担う、校訓を!!
素敵な校訓じゃないですか!

プロの方たちではなく、福岡テンジン大学の参加者の皆様でつくったこの校訓は
実際につくられる学生証に記載され、配布されます。

 

今回の授業が体現している通り、
福岡テンジン大学は、一方通行のコミュニケーションではなく、
双方向のコミュニケーションを目指し、皆さんと一緒につくっていく大学です。

 

福岡テンジン大学の歴史は、最高のカタチでスタートを切ることになりました。
今後の福岡テンジン大学の動きから目が離せません。離させません!

 

皆で、福岡テンジン大学を!福岡を!!世界を!!!やっぱりテンジンを!!盛り上げていきましょう!
最後は、参加者と講師の方との集合写真でパシャリ!

 

 

 

(ボランティアスタッフ 横田)