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レポート日記

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ぼくたちはどう生きるか~これからのお金や価値観って?~

開催日:2018年05月26日

通常授業

お金ってなんでしょうか。

 

 

今までのお金の価値観とこれからの価値観は同じなのでしょうか。

 

 

イムズの10Fのセミナールームで行われた今回の授業のテーマは「これからどう生きるべきなのか」。この授業は定員25名の授業のはずが、参加人数34人という人気授業となりました!

 

 

まず、生徒の皆さんに配った皆さんのお金の価値観についてのワークシートを記入してもらい、意見交換の時間をとりました。この時間では、似た意見でも違う意見でも皆さん積極的に議論し、盛り上がりを見せました。

 

 

 

その後は一人目の先生、「いとしまシェアハウス」を運営する畠山千春さんのお話を聞きました。畠山さんは「仕事は自分たちで作る」ということを大切に活動をされているそうで、イベントの企画・運営や梅を育てて売ったりと、多くの活動をされているそうです。

 

 

畠山さんのお話の中で、「ギフトエコノミー」という言葉が印象に残ったという声が生徒の皆さんから多く聞かれました。「ギフトエコノミー」とは、お金をとらずに相手に奉仕することだそうです。しかし、この「ギフトエコノミー」という言葉が広がっていないため、理解してもらうのに時間がかかるのが問題だそうで、もっと多くの人に新しい価値の交換を広げたいと畠山さんはおっしゃっていました。

 

 

二人目の先生は、中村修治さんです。中村さんは小さなことを大きく見せることをお仕事にしていたそうなのですが、最近それが通用しなくなっていることに気付き、「ギフトエコノミー」をはじめたそうです。

 

 

中村さんは、「起業したい!」という人のサポートを無料でするという「ギフトエコノミー」をなさったそうです。すると、その起業した会社が大きくなり、顧問等を依頼され、自分にかえってきたとのこと。

 

 

お二人のお話のあとは、休憩をはさみ、畠山さんと中村さんの対談でした。この時間はラジオのような雰囲気で、先程のお話を少し掘り下げて聞けたりと、とても素敵な時間となりました。

 

 

 

気付いたら授業も終わりの時間。この授業は生徒のみなさんにとっても、先生方にとっても、私にとっても、とても有意義な時間となったと思います!

 

 

 

(ボランティアスタッフ 白石 花乃)

【今回の授業のコーディネーター】

ぼくたちはどう生きるか~これからのお金や価値観って?~

岩永 真一

1981年、福岡市出身。広告業界でプランナーを経験し2009年に独立。大学生のときから街のそうじをしているグリーンバードに参加していたのをキッカケに、天神のまちづくり団体:We Love 天神協議会へ参画。独立したのをキッカケに福岡テンジン大学を企画し、2010年9月に開校・学長を務める。現在は、週1会社員・週1大学の教員など、複数の職場・仕事・プロジェクトに関わるパラレルキャリア(複業家)の働き方。

岩永真一ブログ

 

【今回の先生】

ぼくたちはどう生きるか~これからのお金や価値観って?~

畠山 千春

学生時代よりwebマガジンgreenz.jpにてインターン、NGO/NPO支援のベンチャー企業にて働く。3.11をきっかけに「自分の暮らしを作る」活動を開始、動物の解体を学び鳥を絞めて食べるワークショップを開催。2013年狩猟免許取得。現在は福岡県にて食べもの、お金、エネルギーを自分たちで作る「いとしまシェアハウス」を運営。第9回ロハスデザイン大賞2014ヒト部門大賞受賞。TEDxTokyoyz、TEDxKagoshimaにて登壇。

 

■WEBサイト

ブログ : ちはるの森

著書 : 『わたし、解体はじめました―狩猟女子の暮らしづくり』(木楽舎)

 

【今回の教室】

ぼくたちはどう生きるか~これからのお金や価値観って?~

中村 修治

滋賀県出身、立命館大学卒業後に大手広告制作プロダクションを経て、1994年に独立し企画会社ペーパーカンパニーを設立。年間150本もの企画書を書き、広告代理店とともに多くの企業と、コトを起こしてきた企画屋。2006年にはPR会社キナックスホールディングスを立ち上げ現在は会長を務める。西日本新聞経済電子版qBizでコラム、深夜番組でのレギュラー出演など、多方面で活躍中。

 

■WEBサイト

中村修治WEBサイト