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みんながメディア論~福岡のローカル発ジャーナリストになろう~

みんながメディア論~福岡のローカル発ジャーナリストになろう~

2019年2月23日(土)

天神西通りから1本新天町寄りに入った、まるでカフェのようにオープンなオフィス(GMOペパボ「ペパボ天神ステージ」)が今回の教室です。福岡いいなぁと思ってる人、福岡の街を盛り上げたい人20名弱が集まりました。

 

 

今日の講師は日野 昌暢さん(博報堂ケトル)と谷脇 良也さん (GMOペパボ)、そこに学長の岩永がコーディネーターとして加わりトークが盛り上がります。日野先生の博報堂ケトルの「ケトル」は「やかん」の和訳で、やかんのようにアイディアで世の中を「沸かす」という思いが込められています。

 

博報堂ケトルは「フルーツグラノーラ」「本屋大賞」「伊右衛門」「ほろよい」など全国区の広告や、アーティストのミュージックビデオを手がける一方、「RETHINK BOOKS」などで福岡を盛り上げるイベントを多数開催されています。

 

そんな会社でプロデューサーとして働く日野さん、谷脇さんが立ち上げに関わったという東京で福岡好きが集まる100人規模の飲み会「リトルフクオカ」と出会います。

 

そして生まれたのが「リトルフクオカ福おどり」!

※日野さんがプロデュースしたリトルフクオカの福おどりPV

 

 

 

 

「関係人口」と言う考え方があります。移住まではしないけど、観光だけでなく福岡の街作りに係ってみたい、という人が多くいます。福岡に興味がある人は多く、人口増加はプレジデントや東洋経済といった経済誌で取り上げられるほどです。地価も上昇しており、熊本・北九州・長崎と言った古くからの主要都市を追い越し「地方最強の都市」とも言われています。

 

ここでグループトーク。お題は「福岡の街の情報を普段どこに取りに行っている?」です。Facebookグループ、ツイッターと言ったメディアから、新聞、お昼のテレビ番組、と言った新旧のメディアから情報を得ているようです。若者はフォロワーの多いネット上の有名人、いわゆる「インフルエンサー」のツイッターやインスタグラムから情報を得ているようです。

 

 

 

ここで「地方ローカルなWEBメディアが無い」と言う問題点が浮かび上がりました。域外に向けた情報発信手段がない、人を呼び込む力が弱い、ということです。マスコミや大手のインターネットは東京から見た福岡を発信できますが、地元民が感じている「福岡のよいところ」を本当に紹介できていないと言うことです。原因としては、街の移り変わりの速さや、地元企業は広告費が出せない、地方にライターがいない、と言った問題があります。

 

 

 

ここで日野先生は群馬県高崎市の町興し成功事例を取り上げます。その名も「絶メシリスト」です。高崎市は出張の拠点として立ち寄る人は多いですが、街の名物・盛り上がりに欠けると言う問題を抱えていました。「うちの街にはこれといったものがなくて・・・」と言う地元の方に取材を続け、古くからの食堂が多い事に目をつけました。すなわち個人経営で30~40年続いている良い店、食べログなどインターネット検索では出てこないおいしいお店です。味は確かですが、後継者不足から、あと10~20年でお店を閉めてしまうであろう「絶滅寸前の名物メシ」、これを「絶メシ」と定義し、個人の飲食店の取材をしていくと、自然発生的にインスタグラムで「#絶メシ」として投稿が増え、多くのお客さんが訪れるようになりました。高崎の駅前にも「絶メシ」ポスターを市が掲示し、街は盛り上がりを取り戻しました。

 

福岡でも「#fukuokasoulfood」「#JAPANESE FOOD」としてインスタグラムに発信すると反響があるようです。ツールの特性として、Facebookはフォローしてつながりのある人しか記事を見られませんが、インスタグラムは情報発信者が知り合い出なくても興味のある情報がどんどん見られる仕組みになっています。「#福岡ソウルフード」のようにテーマを定めてインスタグラムで情報発信する事で、みなさん一人ひとりが『福岡のローカル発ジャーナリスト』になれる!という具体的な次のアクションを提示して、授業は終焉を迎えました。

 

 

 

<この授業のスタッフ>

Report 村井 泰
Photo  松本 桃果
Staff    岡本 理恵、田代 明子

 


 

【今回の授業のコーディネーター】

 

みんながメディア論~福岡のローカル発ジャーナリストになろう~

 

岩永 真一

 

1981年福岡市出身。広告業界で営業・プランナーを経験し2009年に独立。大学生から街のそうじをしているグリーンバードに参加、天神のまちづくり団体:We Love 天神協議会へ参画。2009年に独立したのをキッカケに福岡テンジン大学を企画し、2010年9月に開校・学長を務める。現在は、フリーランスでありながら複数の企業やNPOの社外社員、大学の非常勤講師など、複数の職場・仕事・プロジェクトに関わる「複業」を実践。

(photo by Youhei Wakamatsu)

 

岩永真一ブログ

 

 


 

【今回の先生】

 

みんながメディア論~福岡のローカル発ジャーナリストになろう~

 

日野 昌暢

 

1975年生まれ 福岡市出身。九州芸術工科大学 大学院芸術工学府修了後、博報堂に入社。05-08年には博報堂九州支社で地元福岡の仕事にも携わる。14年間の営業職を経て2014年に”手口ニュートラル”を掲げる博報堂ケトルにプロデューサーとして加入。受賞歴に、ACC TOKYO CREATIVE AWARDS グランプリ、カンヌライオンズ ブロンズ、ADFEST金賞、クリオ賞 ブロンズ、Webグランプリ 最高賞、イノベーティブアプローチ電通賞、PRアワードグランプリ シルバー、消費者のためになった広告コンクール金賞など。

 

<webサイト>

博報堂ケトル

 


 

みんながメディア論~福岡のローカル発ジャーナリストになろう~

 

谷脇 良也

 

1975年、福岡県嘉麻市生まれ。GMOペパボ(株)にて「インターネットで可能性をつなげる、ひろげる」というミッションのもと、インターネットを活用した表現活動をしたい人と、ロリポップ!レンタルサーバーをはじめとしたサービスつなぐコネクタとして活動中。プライベートでは「福岡」と「アビスパ福岡」を愛しており、それらの裾野を広げる活動を行う。フクオカラバーの寄り合い「リトルフクオカ」立ち上げメンバー、1日サッカー映画だけを上映する「福岡フットボール映画祭」の主宰。

 

<webサイト>

GMOペパボ

 


 

【今回の教室】

 

みんながメディア論~福岡のローカル発ジャーナリストになろう~

 

GMOペパボ 「ペパボ天神ステージ」

GMOペパボは、「インターネットで可能性をつなげる、ひろげる」というミッションのもと、個人向けインターネットサービスを多数展開しています。レンタルサーバー「ロリポップ!」などの開発等を行う福岡オフィスに設置されたアウトプットエリア「ペパボ天神ステージ(通称:ペパステ)」では、社内外のイベントやセミナーを多数開催しています。

住所 : 福岡市中央区天神2-7-21 天神プライム7階

 

■webサイト

GMOペパボ

 

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