レポート日記
一覧に戻る動画制作の裏側からみる~企画書の作り方~

開催日:2019年02月23日
通常授業
今回の先生は(株)モアミザン代表取締役の奥野 裕喜さん。
若くて爽やかな姿が魅力的な、動画制作のスペシャリストです。
そして授業には、
「アイデアのまとめ方を知りたくて。」
「仕事でプロモーション動画を企画中で、その参考にしたくて。」
など様々な目的を持った参加者が、お集まりくださいました。
最初に、先生の作品鑑賞や経験談を交えつつ、動画作品ができるまでのストーリーを勉強しました。
クライアントが大きな組織だと、企画書に役員がO.K.を出しても、その上がN.G.で、一から企画し直し!なんて苦労もあるようですよ。
先生は続けます。
「自社のことを分からない担当者は多いもの。そこにヒントを与えるのがクリエイターの活動なのです。そして企画書にはクライアントにわかりやすい言葉を使うのが肝なのです。」
「説得型より共感型を意識しましょう。ドキドキ、ワクワクを与えるようなデザインにしましょう。」
例えば、ガリガリ君のCM企画書は、アイスの絵とわかりやすい言葉を使って表現しています。
なるほど。気が利いていて、読み心地のいい企画書ですね。
では、実際に、企画書をつくってみましょう!今回の課題は、
「席隣の人から、“誰かに伝えたい想い”を聞き出してください。それをプランニングシートに書き出し、CM案を作ってください。」
「え、、難しい。」と思わずこぼれる参加者もいました。
ところがすぐに、この雰囲気。みなさん楽しそうに想いを思いつくままに話します。
「1番ここが肝っていう部分を一言で言うとどんな感じですか?」
聞き方を工夫する参加者もいましたよ。
隣の人から聞いた話や自分のアイデアを書き出しながら整理する。スラスラ埋めていけるものだから、面白いものです。
最後に、先生がこのワークショップの目的を語ります、
「企画書のフレームワークはWeb上にいっぱいあります。しかし、実際に当てはめるのは難しいし、なかなかやらないものです。企画の考え方を、実際にやってみて感じて欲しかったのです。」
授業コーディネーター吉田さんがこの授業の想いを続けます、
「言語化することは日常生活の中でも非常に役に立ちます。自分が何かやりたいことや悩んでいることを1回言語化することで何かヒントが見つかるので今回はそれを伝えたかったです。」
二人が伝えたかったこの感覚を、参加者の方が掴んでくれていますように!
最後はテンジン大学のティー(T)のポーズで集合写真。
ちなみに、お隣の授業では福岡のエフ(F)のポーズで集合写真撮ってましたねー。(なるほどー!!その手もあったかー!)
<この授業のスタッフ>
Report 宇都 太亮
Photo 横山 郁美
Staff 矢野 明美
【今回の授業のコーディネーター】

吉田 篤史
1988年福岡市出身。生まれつき気道が成形されない「先天性喉頭閉鎖症」で、医者には一生病院を出られるかどうかわからない、と言われていた。2歳で退院し、以後は表情やジェスチャーでコミュニケーションを覚え、小学校・中学校・高校・専門学校と普通に通い、現在は民間企業で事務をしている。グリーンバード福岡に参加したのをキッカケに、抜群の非言語コミュニケーション能力と、iPadなどのツールを使いこなし、今では福岡テンジン大学で授業コーディネーターや先生を務め、自らの無声コミュニケーションの可能性を広げている。
■吉田篤史 facebook
http://facebook.com/atsushi.yoshida22
■講師実績
言葉を持たない僕がコミュニケーションに困らない理由とは (テンジン大学授業)
桜坂山ノ手荘NEWS Cafe~コミュニケーションってなんだろう?~ (西日本新聞社主催)
【今回の先生】
【今回の教室】

デジタルハリウッドSTUDIO福岡
産学官連携によるクリエイター養成をコンセプトに、これまで8,000名以上の卒業生を輩出した、プロのグラフィックデザイナー、Web(ホームページ)デザイナー、3DCG・映像クリエイター、アプリクリエイターに必要なデザイン知識・技術を学べるクリエイター養成スクール。スクール内に、デジタルコンテンツ制作とクリエイティブ人材の紹介・派遣を手掛ける(株)九州インターメディア研究所を併設しており、卒業後の就業サポートも充実している。
住所 : 福岡市中央区天神1-7-11 イムズ11F
営業時間 : 月~金 10:00~22:00、土 10:00~19:00、日祝休み
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