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あなたの今見ている景色が変わる!〜身近なユニバーサルデザインから見ていくと世界が変わる〜

あなたの今見ている景色が変わる!〜身近なユニバーサルデザインから見ていくと世界が変わる〜

2018年7月28日(土)

皆さん、ユニバーサルデザインって知っていますか?詳しくは知らないって人も多いと思います。授業コーディネーター吉田さん自身もこの言葉にピンときていなかったことがこの授業を企画したきっかけです。

 

ユニバーサルデザイン(UD)とは、障害者や高齢者などの特定の人のためだけではなく、あらゆる人が気持ちよく使えるように、製品や環境を作る際に取り入れるデザインのこと。

実は身近なところに溢れているんです。

 

 

まずは、アイスブレイクで自己紹介しながら『なぜ授業に参加しようと思ったのか?』のグループワークから始まりました!!

 

 

アイスブレイクが終わった後から、今回の先生でもある近藤茜さんにバトンタッチして、実際に日常生活で身近にあるUDを見ていきました!!

 

 

1.自動ドア

自動ドアは、車いすの人だけでなく、手が不自由な人、高齢の方、ベビーカーを押している人など、様々な人が通りやすくなります。

 

2.シャンプーボトルのギザギザ

視覚障害の人がシャンプーとコンディショナーの区別しやすくするために生まれたそうです。

 

3.電気のスイッチ

昔は天井からひもが垂れ下がっていました。それが指で押すタイプに進化し、今では大きくなって、荷物をもっている時でも肘などで押せる大きさになったそうです。

 

他にもライター、トイレのマーク、点字ブロックなどがあります。

 

 

最近では皆さんが想像している黄色で硬い点字ブロックではなく、柔らかく薄いマットのようなものもあります。そうすることで車いすの人も通りやすいんですね。

 

いろんなUDを見たところで思いついたUDを出していきました。

参考までに出ていた意見を一部紹介します。

・標識の多言語化(外国人)

・音声入力(手や目が不自由な方)

・ノンステップバス(車いすや段差が苦手な方)

・ICカード(外国人や手が不自由な方)

 

などいろんなUDが出てきました。どれも様々な方の役に立っていますね。

 

 

先生いわくUDは『想像力×創造力』だとおっしゃっていました。デザインとは「解決策」で、UDとは「選択肢がある」こと。

 

様々なUDの事例を見た後は、ワークショップに取り組みました。各グループに1枚の写真が渡されて、『どんな人がどんなことに困るか』を想像しながら、どのように解決するかを考えていきました。みなさん、真剣に考え、様々な意見交換が飛び交い、かなり盛り上がっていました。

 

 

最後にグループごとに発表してもらいました。その一部紹介します。

 

①ユニットバスのグループ

・近くにコンセントがあって危ない→場所を考える

・車いすの人にとって狭いので、もっとスペースがあったらいい

 

②スーパーの陳列棚のグループ

・上の方が届かない人のために、踏み台があったらいいかも

・看板標識があったらいいかも

・アレルギー表示があったらいいかも

 

③ガソリンスタンドのグループです

・セルフだと気まずいのでインターホンがあったらいいかも

・車いすの人はきついかも

 

 

どのグループも授業で身に着けたことを活かし、いろんな立場から考えることができていました。

自分もUDについて全く知らなかったけど多くことを学ぶことができ、いろんな角度からものごとを考えていくヒントが見つかりました。この授業を活かして、身近なもので『どんな人がどんなことに困るか』を考えながら、それを解決するためには考えていこうと思いました。

ぜひ、皆さんも身近なものを見て、いろいろな視点で考えてみてください。いつも見ていた風景が、今までとは違った世界に見えてくるかも!!

 

 

 

<この授業のスタッフ>

Report 安永 尚生
Photo   貴島 道拓

 


 

【今回の授業のコーディネーター】

 

あなたの今見ている景色が変わる!〜身近なユニバーサルデザインから見ていくと世界が変わる〜

 

吉田 篤史

 

1988年福岡市出身。生まれつき気道が成形されない「先天性喉頭閉鎖症」で、医者には一生病院を出られるかどうかわからない、と言われていた。2歳で退院し、以後は表情やジェスチャーでコミュニケーションを覚え、小学校・中学校・高校・専門学校と普通に通い、現在は民間企業で事務をしている。グリーンバード福岡に参加したのをキッカケに、抜群の非言語コミュニケーション能力と、iPadなどのツールを使いこなし、今では福岡テンジン大学で授業コーディネーターや先生を務め、自らの無声コミュニケーションの可能性を広げている。

 

■吉田篤史 facebook

http://facebook.com/atsushi.yoshida22

 

■講師実績

言葉を持たない僕がコミュニケーションに困らない理由とは (テンジン大学授業)

桜坂山ノ手荘NEWS Cafe~コミュニケーションってなんだろう?~ (西日本新聞社主催)

 


 

【今回の先生】

 

あなたの今見ている景色が変わる!〜身近なユニバーサルデザインから見ていくと世界が変わる〜

 

近藤 茜

 

1983年久留米市出身。美容師を経験し、九州造形短大(現:九州産業大学造形短期大学部)へ入学。短大卒業後は、印刷会社勤務等を経て、ハードとソフトのユニバーサルデザインのコンサルティングを行う株式会社ミライロに入社。障害者や高齢者、様々な人の目線に立ち行動するためのマナー「ユニバーサルマナー」を、講義や実技研修を通して伝えている。自分で感じたことを伝えるために障害のある当事者と触れ合いたいと、ブラインドランナーのガイドボランティアや手話を勉強中。生まれ育った福岡の街に恩返しをすべく、様々なことに挑戦する日々を送っている。

 

<WEBサイト>

株式会社ミライロ

 


 

【今回の教室】

 

あなたの今見ている景色が変わる!〜身近なユニバーサルデザインから見ていくと世界が変わる〜

 

イムズ

1989年4月12日に天神の中心地にてオープンした商業施設。「まちの情報受発信基地」としてInter Media Stationの頭文字をとって「IMS」という名称になっており、ショッピング以外にも演劇や映画鑑賞などのホール、セミナールームなども設備、文化やスポーツが楽しめたり、学びのスクールがあったりと多様なコンテンツが揃っている。外壁のタイルは全て有田焼のタイルでできている。

 

<webサイト>

http://ims-tenjin.jp/

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