レポート日記
一覧に戻る17歳が見る人類の“未来予想図”を感じよ
開催日:2019年03月23日
通常授業
今回の授業の先生は川内柊佳さん。なんと17歳!現役高校生です。
そして授業コーディネーターの吉村建哉さんも同じく17歳!!
フレッシュ全開の高校生コンビ、ここに誕生でございます。
この授業では、カードゲーム「2030 SDGs」を通して、世界の10年後や20年後について本気で考えました。
昨今話題の「SDGs」。これは持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)のことで、持続可能な開発のための17のグローバル目標と169のターゲットからなる国連の開発目標のことです。
「2030 SDGs」ゲームのルールを簡単に説明します。
プレイヤー1人ひとりが国の代表になりきります。
そして、プロジェクト(カード)の実行によって世界の状況メーター(経済・環境・社会)を変動させながら、全員で2030年の世界の状況メーターの発展を目指します。それでは、ゲームスタート~!
ゲームが始まって7分が経過しました。2023年の状況を見てみましょう。
あれれ!経済はかなり発展しているのに、環境・社会メーターがほぼ0!?!?
これでは世界のバランスが崩壊してしまう・・・。
このタイミングで全員で緊急会議。話し合って解決策を考えます。
解決策が纏まったところで第2クールスタートです。2030年の世界は果たして大丈夫なのだろうか・・・。
13分が経過し、2030年を迎えました。結果は如何に!?
おお!最終的に経済・環境・社会がバランスよくなりました。また、2019年(スタート時)に比べ全てのメーターが増えています。
では、なぜ後半で世界のバランスが大幅に改善されたのでしょうか。
それは明白です。全員会議で話し合った解決策を、個々が意識してプロジェクトを実行したからです。
SDGsは2015年に国連総会で発表されました。
国のリーダーたちは既に動き始めています。このゲームでの2030年の世界のような、経済・環境・社会全ての発展を目指しています。
私たちもSDGsについて学び行動し、世界の発展に少しでも貢献していきたいですね。
高校生コンビの川内柊佳先生、吉村建哉さん、素晴らしい授業をありがとうございました。
〈この授業のスタッフ〉
Report:門野 修平
Photo :門野 修平
Staff :眞鍋 渉
【今回の授業のコーディネーター】
吉村 建哉
2001年、福岡市生まれ。九州大学共創学部在学中。高校生の時に夢チャレンジ大学に参加し、その時に出会った友人からの紹介がきっかけでテンジン大学に参加。参加を機に多様な人と触れ合うことの楽しさにひかれ、それ以来通うようになる。趣味は読書、卓球、人と話すこと。
【今回の先生】
川内 柊佳
福岡第一高校国際科2年。国際バカロレア(IB) diploma program受講中。小学校6年生から英語を習い始めて以降、英語を使って交流や学びの幅を広げられることに楽しさを覚え、海外経験なしで英検準一級を取得。学校では心理学の授業を英語で受講している。また英語学習を通して言語を超えた学びに魅了されたことをきっかけに、教育やジェンダーなど世界が抱える問題に関心を抱くようになる。学校の授業をきっかけにSDGsと出会い、クラウドファンディングを立ち上げ約30万円の資金を調達し、昨年12月に2030SDGs公認ファシリテーター資格を取得。
【今回の教室】
デジタルハリウッドSTUDIO福岡
産学官連携によるクリエイター養成をコンセプトに、これまで8,000名以上の卒業生を輩出した、プロのグラフィックデザイナー、Web(ホームページ)デザイナー、3DCG・映像クリエイター、アプリクリエイターに必要なデザイン知識・技術を学べるクリエイター養成スクール。スクール内に、デジタルコンテンツ制作とクリエイティブ人材の紹介・派遣を手掛ける(株)九州インターメディア研究所を併設しており、卒業後の就業サポートも充実している。
住所 : 福岡市中央区天神1-7-11 イムズ11F
営業時間 : 月~金 10:00~22:00、土 10:00~19:00、日祝休み
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