レポート日記
一覧に戻る福岡にしかいないラッコの話を聞こう~ラッコが好きすぎてラッコ専用のライターになった先生のラッコばなし~

開催日:2019年11月23日
通常授業
今回は、ラッコについて学びます!参加者12名、教室はシェアオフィス COROCAN 鴻臚館です。この場所はテンジン大学の生徒さんが提供してくださいました♪(感謝)
*アイスブレイク
先生のお話に入る前にまず、ラッコの絵を想像で描いてみます。細い線で毛先まで描く人から、ディズニー風の可愛らしい絵を描く人までいました。(みんな上手!)描いたあとは、絵を見せながらの自己紹介。描いてみることで、「耳ってどうなってたかなぁ」と疑問がわいてきたとのこと。
*本編
今回の先生はRACCOLABOの小林優太さんです。みなさんのラッコとの出会いがより楽しいものになるようにと、ラッコのヒミツを教えてくれます。
先生曰く、「ラッコは石を使って貝を割って食べるイメージがありますよね。実はラッコの指の骨は5本あり、とても器用です。岩とコンクリを使ってコツコツ水槽の破壊を試みたラッコもいたそうです」「ところで、なんでラッコは貝を食べるのでしょうか。それは泳ぐのが苦手で魚が捕まえられないからなんです」
それとこんな話もありました。「現在、日本国内にラッコは8頭しかいません。さらにラッコ社会も少子高齢化が進んでいます。個体数がこれ以上減らないようにしないと・・。そんな状況で唯一人工哺育に成功したのが、福岡の’マリンワールド’なんです」
(生徒さんの授業メモ)
*授業参加者の様子
ところで、好きをつきつめた人のお話には魅了されますね。生徒さんも話を聞きながらどんどん興味が膨らんだようす。先生への質問もとまりませんでした。「一日中食事したり、グルーミングばかりしてるような生活でよくここまで生き延びられたなと不思議に思うのですが」「海外の水族館にラッコはいるの?」質問の視点も様々でした。
(ワーク)自分が好きで追いかけていることを話してもらいます
先生の姿にならって、みなさんも好きなことを共有してみましょう。例えば、ある生徒さんは、「動物占いが好きなんです。チーターについて知れば知るほど自分に似てるなって思っちゃって。チーターってネコ科なんですけど…」。好きなことをたのしく話せる自由な空間がありました。
*授業コーディネーターの想い
終わりに授業コーディネーター池田さんがお話しします。「今回この授業は、’自分の好きなことについて話すことはとても楽しいことなんだよ’と、みなさんに伝えたくて企画しました」まさにそれを学び、体験できた授業だったように思います。お疲れ様でした!
《この授業のスタッフ》
レポート:宇都太亮
写真撮影:本岩美香、泉佑果
スタッフ:森彩夏
【今回の授業のコーディネーター】

池田 杏美
福岡生まれ福岡育ち。もっと楽しいことがしたいと探していたところで、学生のとき気になっていたテンジン大学の授業に初めて参加。出会ったスタッフの心から楽しそうで活き活きしていた姿をみて、自分も仕事だけじゃない場所でもっと面白くて楽しい活動がしたいと思い、テン大スタッフへ。自分の知らない福岡の魅力に触れ、少しずつ好奇心旺盛になり、今ではいろんな人と出逢うことが楽しみになっている。好きなものは、ダイビング、本、映画、ロック、美味しいご飯とお酒。
【今回の先生】

小林 優太
ラッコが好きすぎるコピーライター。ラッコの魅力を伝えるため、ラッコを通してものごとを深く知る楽しみを伝えるために、ラッコにまつわるイベント企画やグッズ制作を行っている。理解と共感でラッコを大切に想う人の輪を広げる「ラッコの輪プロジェクト」を実行中。普段は、コピーライター、まちづくりコーディネーター、大学講師としてはたらくパラレルワーカー。福岡テンジン大学の姉妹校のひとつ大ナゴヤ大学のスタッフとしても活動中。
<webサイト>
【今回の教室】

シェアオフィス COROCAN 鴻臚館
シェアオフィス COROCAN 鴻臚館 は、2019年10月にオープンしたコミュニティスペース。お洒落な内装で温かみのある空間。すでにシェアオフィスとしても使われている。福岡を盛り上げる仲間をつくるための場所としてイベントも行われている。
住所 :福岡県福岡市舞鶴2-8-22 昭和ビル205
営業時間 :9:00~21:00
■アクセスマップ