レポート日記
一覧に戻るオトナの日帰り癒し旅 ~あなたが見つける福津の秘スポット~
開催日:2019年10月26日
通常授業
全国住みよさランキング2018で九州1位になった都市をご存じですか?
今回の授業は、ランキング1位になった『福津市』での大人の日帰り癒し旅。
福間駅で集合しさっそく出発!
1か所目の目的地は、『宮地嶽神社』。
宮地嶽神社といえば、三つの日本一「大注連縄・大太鼓・大鈴」を誇る神社です。
今回は、特別に神職の方に説明していただきました。
もう一つ宮地嶽神社といえば、国民的アイドルグループのCMで有名となった「光の道」が有名ですね。
綺麗!!!
海からまっすぐに伸びる参道。
参道の先には相島があり、そこには阿曇族の古墳があるそうです。
相島から見て真東に参道が続き、その先には「元御本殿跡」と書かれた石碑があります。
宮地嶽神社の本殿から相島まで東西に延びた参道が『光の道』とのこと。
歴史的背景を知ることで、何世紀も前の人々と同じ視点で景色を見ている気持ちになりドキドキしました。
さて、福津市は宮地嶽神社だけじゃない!
ということで、ツアー御一行は「福津市まちおこしセンター 津屋崎千軒なごみ」へ。
ここからは、チームにわかれ、お題にそって津屋崎の「まち歩き」を行います。
お題は、「女子旅でのまち歩き視点」「熟年夫婦でのまち歩き視点」などなど。
各チームに配られた手書きの地図(これがめちゃくちゃかわいい!)をもとに1時間半でどこを歩くかの作戦会議!
指定されたチェックポイントを通りながらお昼ご飯のお魚センターに向かいます。
満足げな顔の生徒さんたちと昼食場所で合流。
1時間半のうちにすごく仲良くなっている・・・!
スタッフは少し取り残された気持ちになりつつも、みんなと美味しい魚定食をいただきました。
やはり福津、海が近くにあるって素晴らしい。
お腹がいっぱいになったあとは、福津市副市長の松田美幸さんから福津市について説明いただきました。
・“住む”と“暮らす”の違い
・暮らしを自分たちでつくる
・暮らしの場を自分たちで活かす
・旅するように暮らす
松田副市長のお話の中には魅力的なキーワードがちりばめられていました。
「暮らす」という視点を大切にしている福津市。
自分たちのサイズでまちの暮らしが楽しめる、そんな印象をもちました。
松田副市長のお話のあとは、いよいよ午前中に各チームまち歩きをした情報を参考にしつつ、お題で与えられた視点での津屋崎千軒日帰りツアーづくりのワークショップ。
各チーム、ネットの情報だけでは得られない、実際のまち歩きから得た魅力を盛り込みながらツアーづくりを行っていました。
それぞれのツアー内容+ここがこうなればもっと良いという内容を発表し、松田副市長から感想をいただきました。中には、福津市の関係部署と検討しますとの回答をいただいたものも。
約1日のまち歩きの中で各チーム共通して話していたのは「地元の人のあたたかさ」。
みんなまち歩きをしながら同じようなことを感じていたようです。
だけどきっと「地元の人のあたたかさ」は福津だけに限ったことではないはず。
色んな視点から自分のまちをみることで、今まで気づかなかった素敵な魅力が見えてくるかも。
忙しい毎日の中で、ふっと旅人になった気持ちで別の視点から自分のまちを歩いてみる。
そしたらきっといつも気づけていなかった小さな魅力が見つかるかも。そんなワクワクな気づきを与えてくれた授業でした。
≪この授業のスタッフ≫
Report 野田 遥
Photo 吉田篤史
【今回の授業のコーディネーター】
貴島 道拓
1992年鹿児島県出身。鹿児島大学卒業後、トヨタ自動車九州(株)に就職し福岡へ移住。トヨタに働きながら、ボランティアでテンジン大学に関わる。その後、2020年に独立し、個人でも”関わった人の道(価値観)を拓く“を人生の軸に、企業や行政と連携したワークショップ、対話型・体験型の企画運営を300回以上行なっている。2021年より、テンジン大学理事。
【今回の先生】
松田 美幸
自治体・病院・大学などの戦略経営と組織変革に関わり、公的な組織のマネジメントシステムやガバナンス改革の実現をリードしてきた。公立大学法人福岡女子大学の学長特別補佐、福岡県男女共同参画センター「あすばる」のセンター長を経て、2017年12月、福津市副市長に就任。内閣府男女共同参画会議議員、西日本新聞「提論」の執筆者、FBSめんたいワイドのコメンテーターも務める。
<webサイト>
【今回の教室】
福津市
福岡市と北九州市のちょうど中間に位置する福津市。市の東部は緑豊かな山林、西部には玄界灘があり、風光明媚な自然景観を形成している。JR鹿児島本線、国道3号、国道495号が通っているほか、近くには九州自動車道若宮インター、古賀インターもあり、交通の利便性が良く、自然も豊かであることから「住みたいまち」として人気が高いまち。若い世代を中心とした移住者も多く、7月には「SDGs(持続可能な開発目標)未来都市」に選定されたことで全国から注目されている。
電話 : 0940-43-8113
営業時間 : 平日8:30~17:00
■webサイト