子育てロス座談会～今日からワクワク始めませんか？～

開催日：2020年02月22日

通常授業

2月の晴れた土曜日、レンタルスタジオ「STOCK STUDIO」が今回の会場です。

リノベーションによって生まれたおしゃれな空間で、子育てロスについてママたちの座談会が始まりました。

今回は、久しぶりにテンジン大学に来たという方、初参加を含む4人の生徒さんとスタッフも一緒に座談会を進めていきます。

自己紹介を始めると、同じ40～50代の母という立場であってもそれぞれ違う背景を持っていることがわかります。

すでに子供が手を離れている人、いずれ離れることに不安がある人、今はそんなに子育てロスを感じていない人と境遇は様々です。

その中で、相違点も共通点も認め合いながら、それぞれの思いを話します。

その中で見えてきたのは、同じ母親でも子育てロスの感じ方は様々で、なる人もならない人もいるし、忙しすぎて浸ることができないこともあるということです。また、得意分野も持っているスキルも違うということでした。

ただ、子供の独立によって全員が考えるのは「第2の人生」です。

そこから自分の持っているスキルの話をしていきます。

本人には、できて当たり前のことが、できない人からしたらお金を払ってでも求めるスキルだということが見えてきました。

少し話しているだけでも、手芸が得意な人とそうでない人・手先が器用で作るのが好きな人とそうでない人がいます。お互いのスキルを見せ合うと、本人が思っているよりも、他の人からしたら価値のあるものって誰にでもあるものです。

それぞれの違いを価値のあるスキルとして認めて、どうやって第2の人生に生かしていくべきかを話しているときが一番盛り上がりました。

座談会の中で印象的だったのは、「明るい未来が見えた」という言葉でした。

今働いている人も、専業主婦の人もそれぞれに自分にしかないスキルがあって、それを子供の独立を機に使っていくことで、明るい未来がみえるのではないでしょうか。

今までの世界から、視野を広げてどんどん世界を広くしていくことでこれからが楽しくなると感じられました。

最後に、これからのなりたい姿を共有して授業は終了しました。

子育てロスが最初のテーマでしたが、それぞれの明るい未来について語り合う、楽しい座談会になりました。

〈この授業のスタッフ〉

Report　池田 杏美

Photo　 本岩 美香