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[おとなの社会科見学] さよなら天神コア!グランドフィナーレを迎える商業ビルの物語を体感しよう

[おとなの社会科見学] さよなら天神コア!グランドフィナーレを迎える商業ビルの物語を体感しよう

2020年2月12日(水)

2020年3月31日、ついに天神コアがグランドフィナーレ(閉館)を迎えます。開館から44年目にして、幕を下ろします。ちなみに、天神コアは西日本鉄道、略して「西鉄」の商業施設です。知らなかった人も、いるのではないでしょうか?

 

今回の授業をコーディネートした学長は冒頭で

「若き頃、天神コアにお世話になった想い出がある。それを今日は想い出しながら体験し、最後に営業終了時にシャッターが閉まるところを、店内から見たい!と思い企画を立てました」と話しました。

 

この“想い”に共感したのか、申込者は30~40代の方が多かったそうで、学長の話にも共感の色を示していたのが印象的です。この3月に西鉄ホールにて“天神コアさよならスペシャル”と題して劇を行う、ギンギラ太陽’sの大塚さんも取材として参加されました。

 

 

それでは、そんな皆さんの“想い”を持ち寄る天神コアとのコラボレーション授業についてレポートしていきましょう。

 

【はじめに】自己紹介や参加した目的をグループ内でシェア!

天神コアでデートした思い出や、行きつけの喫茶店に数年通っていた話などで、盛り上がっていました。

 

天神コアの館長・副館長・広報担当の方々より、館内の概要を紹介!

館長よりごあいさつ、そして広報担当の福原さんより館内の概要を説明していただきました。過去には屋上でイベント(コンサート、ファッションショー)やビアガーデンなど、さまざまな催しを開いていたそうです。

 

 

 

館内体験ツアー開始!

ファッションフロアの営業終了後、館内の体験ツアーが始まりました(フードコートなど一部店舗は営業)。はじめに行ったのは屋上。天神コアのロゴが輝く看板を眺めながら、みんなで撮影しました。

 

 

女性向けのアパレルショップが豊富

天神コアと言えば、10代の若者向けアパレルショップが多い印象です。しかし、若者向けのショップだけではありません。たとえば2Fには、20代後半~30代女性向けのショップが多く、OLさん向けの商品がそろっています。幅広い世代の人が、買い物を楽しめる工夫がしてあるのです。

 

天神コアにはメンズフロアもある!

天神コアの6Fは、メンズフロア。男性客だけではなく、カップルのお客様も多いそうです。さらに5Fには、WEGOも入っています。2009年に大名から移転してきた店舗で、未だに長蛇の列ができる日もあると話していました。私も、学生時代にWEGOへ通っていたため、見た瞬間、思い出して泣きそうになりました。

 

4Fには、天神コアの歴史が分かるボードを展示

4Fエスカレーター横では、天神コアが開業した1976年~現在までの毎年の服装が、写真で展示してあります。当時を振り返りながら、思い出に浸るのもいいでしょう。3月31日の閉館まで展示しているそうです!

 

 

見学終了後は、ディスプレイデザイナーの話を聞きました

天神コアをはじめ、天神の複数の商業施設のディスプレイデザイナーをしている永田さん。天神コアも約20年間手掛けてこられたそうです。ディスプレイデザイナーとは、渡辺通に面した屋外にあるマネキンと服飾などを使用してディスプレイをデザイン、まさに天神コアの“今”を表現してきたデザイナーです。

 

これまで天神コアで手がけた作品などを紹介していただきました。しかし永田さんは天神コアの閉館を機に、ディスプレイデザイナーの引退を決めており、今後は百姓として生活を送る予定です。

 

 

本日のグランドフィナーレ

この授業の最後の締めは、営業終了時のシャッターが閉まる瞬間を「店内から」見ること!参加者の多くが、写真を撮ったり動画を写したりしていました。

 

 

今回の天神コアとのコラボレーション授業、最初で最後の社会科見学ということで、参加者同士が持ちよった想いと、最後のシャッターが閉まった瞬間の「数秒間の沈黙」が、なんとも言えない感情に包まれました。

 

残りわずかの天神コアが閉館するまで、懐かしい思い出に浸りながら買い物や飲食などを楽しもうと思います。

 

 

 

<この授業のスタッフ>

Report  ツダ ケンゴ

Photo      松本歩

Staff       貴島道拓、宮田和々

 


 

【今回の授業のコーディネーター】

 

[おとなの社会科見学] さよなら天神コア!グランドフィナーレを迎える商業ビルの物語を体感しよう

 

岩永 真一

 

1981年福岡市出身。広告業界で営業・プランナーを経験し2009年に独立。大学生から街のそうじをしているグリーンバードに参加、天神のまちづくり団体:We Love 天神協議会へ参画。2009年に独立したのをキッカケに福岡テンジン大学を企画し、2010年9月に開校・学長を務める。現在は、フリーランスでありながら複数の企業やNPOの社外社員、大学の非常勤講師など、複数の職場・仕事・プロジェクトに関わる「複業」を実践。

(photo by Youhei Wakamatsu)

 

岩永真一ブログ

 

 


 

【今回の先生】

 

[おとなの社会科見学] さよなら天神コア!グランドフィナーレを迎える商業ビルの物語を体感しよう

 

天神コア

 

1976年に開業、天神における若者が集う商業施設として、まちのシンボル的存在であるビル。天神コアのロゴは、日本を代表するグラフィックデザイナー福田繁雄氏によるデザインで、天神の「T」を中心に人の顔が向かい合っており、「出会い」・「コミュニケーション」という意味を込められている。福岡市のプロジェクト「天神ビッグバン」による再開発の一環としてで、2020年3月31日にグランドフィナーレを迎える。今後は、隣接する福岡ビル・VIVREと一体開発され2024年に新たなビルとして生まれ変わる。

 


 

[おとなの社会科見学] さよなら天神コア!グランドフィナーレを迎える商業ビルの物語を体感しよう

 

永田 雅一

 

東京にてARS東京店、(有)スパイキーなどを経てフリーランスへ。福岡へ帰ってきて岩田屋、ソラリアプラザ、ソラリアステージ、インキューブ、天神コア、パルコなど主に天神地区の装飾ディスプレイデザイン、イルミネーションなどに携わる。天神コアの営業終了する2020年3月末をもって、ディスプレイデザイナーを引退し百姓になる予定。

 


 

【今回の教室】

 

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天神コア

1976年6月にオープン。福岡・天神の渡辺通りに面し、若者向けのショップを中心に、天神のまちの象徴として引っ張ってきた商業施設。もともと西鉄街・銀座通り商店街だったところが現在の「天神コア」になったこともあり、その時代から続く商店・飲食店も入居している。福岡市のプロジェクト「天神ビッグバン」による再開発の一環として、2020年3月末にグランドフィナーレを迎える。

 

WEBサイト : 天神コア

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