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レポート日記

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愛犬と「ごはん」を楽しもう!かんたん手作り犬ごはん

開催日:2011年10月22日

通常授業

 

今回の授業は、「気軽に始められるかんたん手作り犬ごはんのコツ」&「愛犬とのよりよい生活づくりのヒント」について犬のしつけのプロの先生と一緒に手作り体験をしながら学んでいきます。

 

 

教室のご提供を下さったのは「西部ガス・高宮教室」最新の料理機材を使って、本日の実習を行います。

 

 

 

 

~先生の紹介~

先生は家庭犬しつけインストラクターの福島先生と森先生。

「幸せな犬を育てましょう」という理念のもと”人も犬もハッピーになれる”しつけ教室や犬の幼稚園「ポジティブウィンド」を主宰されています。

 

 

本日は「手作りごはんの基礎知識」、「しつけのお話」を福島先生に、「犬ごはんの調理実習」を森先生に学びます。

 

 

 

 

~手作り犬ごはんの基礎知識~

そもそも福島先生が手作りごはんを始めたきっかけはというと・・・

10才になるゴールデンレトリバーの愛犬に生活に楽しみを持って長生きしてもらいたいと思ったから。そんな愛犬にもっと楽しみながら老後の生活を送ってもらいたいと先生は食について本格的に勉強を始めたそうです。

 

 

 

 

先生は、獣医学や栄養学の専門家ではありませんが

獣医師さんや、犬の専門家の方々に出会っている犬の心の専門家の立場として

本日は誰もが簡単に作れる手作り犬ごはんの基礎知識を教えてくださいます。

 

 

先生から生徒さんへの質問

 

 

「実際に愛犬に手作りごはんをあげている人はいますか?」手を挙げられた方は・・・11人中2名

 

 

授業に参加されている愛犬家の生徒さんでさえご自分で手作りされている方は少ないようです。

抵抗があるのは、こうした愛犬家の皆さんだけではなく・・・

 

 

一部の獣医さんが(体の専門家)が手作り食をおすすめしない理由

・アレルギーが出たときに・・・特定を調べにくい

・テーブルから自分のおかずを出す飼い主の問題(味付け)

・犬の特性によって食べてはいけないものがある(玉ねぎなど)

・犬種によって必要なものがある(ハスキー:亜鉛不足NGなど)

・これらを間違いのないように伝える時間がない

 

 

こういった環境下では、なかなか手作りとまで考えが及ばないのも納得できます。

 

 

しかし、毎日同じドッグフードを食べることは、人間でいうと毎日同じの健康補助食品を食べているようなもの。

野生の動物とは違い飼い犬は自分でご飯を選ぶことはできません。

自然界で犬が狩りをして食べ物を手に入れたとしたら、獲物は水分を70%は含んでいるそうです。一方、市販されているドライフードは極端なまでに水分をなくしている形で保存期間をのばしているためどうしても水分が不足してしまうとのこと。

体の状態は心に通じ、フードの種類を変えただけで攻撃性が治る犬もいるそうです。

 

 

 

 

そこで、先生は簡単に手作り犬ごはんを実行できる方法を教えていただきました。

・いろいろな種類のドッグフードをローテーションする

・フードを水やスープでひたひたにして食べさせる

・人間のご飯を作るときに同時進行で半分犬のための手作り食を作る

・レシピの参考としては「かんたん! 手づくり犬ごはん/須崎恭彦著」がオススメ

オススメの理由としては“Let’s about!!”という須崎先生のスタイルにもあるように

犬は賢く、飼い主のオーラ(感情)を読むのであまり神経質にならず、アバウト(適当)なくらいがよいそうです。

 

 

その他の知識として、犬に与えてはいけない食品や注意が必要な食べもの、愛犬の肥満度チェックの目安など、「Doctor’s Advice PEPPY Food 通信 2011年秋冬号」を配布して説明していただきました。

 

 

愛犬が肥満かどうかを見分けるポイント

・背骨・肋骨をさわってみて突起のポコポコがわかるか?

・上から見てウエストラインがくびれているか?

 

これらを参考に、手作り食を作る際は、少しポッチャリしているかと思ったら水分が沢山含まれている野菜など、多めにあげるなど工夫されるとよいそうです。

 

 

 

 

~しつけの話~

ヒトと犬が共存していくためには社会性を身につけるために「しつけ」が重要です。

 

福島先生は犬のしつけのトレーニングを教えているが、自身を犬の訓練士だとは思っていないそうです。もともと大学で心理学を学ばれていたので、犬のしつけと心理学はつながりがあると考え、自身を『行動学者=心理学者』と言われていました。

 

 

しつけの学習に関係してくる2つの感情には

「快」と「不快」があり、しつけをする際には「快」の感情を優先させます。

 

 

「快」=アメ・・・ごはん、褒め言葉、おもちゃによるしつけ

「不快」=ムチ・・・体罰によるしつけ

 

 

福島先生が自身の教室で撮影されたビデオも見ながら、実際に行う犬のトレーニング方法をいくつか教えていただきました。

 

 

~調理実習「野菜たっぷりあんかけうどん」~

手作り料理の実習からは、森先生にバトンタッチです。

各グループに分かれて料理中。みなさん和気あいあいと話ながら作っています。

 

 

 

 

うどんを犬が食べやすいように切っています。細かく丁寧に切っているグループもあれば、おおざっぱなグループも。あまり神経質になりすぎて、疲れなければどちらもOKです。

 

 

 

 

ごま油の香りが香ばしく、とても美味しそうです。

本日作った料理は、各自持参した容器に入れ、今晩の愛犬のごはんとして持ち帰り頂きました!

 

 

 

 

<レシピ紹介>

[材料] 1日分(10Kgの成犬の場合)

ゆでうどん 1玉

豚肉 100g

カット野菜(キャベツ・もやし・人参・舞茸・ぶなしめじ)110g

ごま油 小さじ1

水 適量

かたくり粉 大さじ1

 

 

[作り方]

①豚肉・野菜・きのこ類は約5ミリ〜1センチ程度の大きさでカットする

②ゆでうどんを茹でて軽く水で洗い水気を切り、3~4センチくらいの幅でカットする

③フライパンにごま油を熱し、豚肉を入れて色が変わるまで炒め「人参・キャベツ・もやし・舞茸・ぶなしめじ」の順で加えて炒める

④炒めたものに水をヒタヒタになるくらい入れ、野菜がやわらかくなるまで煮込む

⑤火を止めて、倍量の水で溶いたかたくり粉を加えとろみを付ける

⑥うどんを器に盛り、あら熱をとった野菜あんをかけて出来上がり。

 

 

授業後のアンケートで印象に残ったのが「人間には趣味を楽しんだり食事に手間をかけたりする時間があるけれど、犬にはそれができないので犬にも食の楽しみを持たせてあげたい」との声でした。

 

 

「愛犬の専門家は、飼い主本人」

この言葉を忘れずにより喜びに溢れた愛犬との生活が送れるといいですね。

 

 

(ボランティアスタッフ 中島 真里恵) 

 


 

【今回の先生】

福島 みゆき(家庭犬しつけインストラクター/Positive Wind 代表)

 

森 竜一(家庭犬しつけインストラクター/ペットシッター士)

 


 

【今回の教室】

西部ガス・高宮教室

住所 : 福岡市南区高宮5-3-12