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[オンライン授業] ふつうってどこからどこまで?~性別・家族のあり方から見える世界を考える~

[オンライン授業] ふつうってどこからどこまで?~性別・家族のあり方から見える世界を考える~

2020年7月25日(土)

「あなたの性別は男性ですか?女性ですか?」

 

 

この二者択一の質問に違和感を抱かない方が多いかもしれませんが、アメリカではFacebookの登録時に選べる性別が58種類あるらしいです。

 

 

そんな性別の奥深さ、家族のあり方について、NPO法人東京レインボープライドの杉山先生のお話を聞きながら、LGBTの方の視点から考えていきました。

 

 

 

 

【LGBTとは?】

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字をとった単語のことであり、セクシュアル・マイノリティの総称のひとつ。LGBTの方は、世の中に13人に1人いると言われており、その割合は、「佐藤さん、田中さん、鈴木さん、高橋さん」の苗字と同じくらい。

 

 

私の友達にも何人かこの苗字の人がいる・・・!

そう考えるとLGBTって一気に身近なコトになりました。

 

 

また、性について考えやすいよう、先生が整理している表を見せていただきました。

 

 

 

 

性別は男性、女性だけでなく、4つの構成要素から考えることもできるそうです。それが、「カラダの性」「ココロの性」「スキになる性」「表現する性」。論理的に整理したいって方にはこの表がオススメかも。

 

 

杉山先生の実体験やLGBTの方々の実情を聞き、知らなかったことがたくさんあることを改めて感じる時間となりました。

 

 

 

 

そんな時間の中で特に私の心に残った話を3つ紹介します。

 

 

【1 多様性って誰の話?】

多様性が大切だって言葉を耳にするけれども、多様性は少数者のためのものなのか?日本にいれば日本人は多数者側だけど、海外に行けば日本人は少数者側になる。環境が変わると誰でも少数者側になるからこそ、多様性って誰かの話ではなく、ジブンゴトであり、みんなの話なのです。みんなの問題だからみんなで向かいあうことが大切。

 

 

【2 ダイバーシティーはスキル】

知らないが故の発言からの炎上のリスクがある。ダイバーシティーはスキルであり、教養の1つとなる。様々な違いを受け入れ、無意識に引いていた境界線を自分でひきなおせる力が今後より求められる。

 

 

【3 伝統的な家族って?】

杉山先生は現在、パートナーに子どもが生まれ、子育て真っただ中。お父さん2人、お母さん1人で子育てをしているそうです。「伝統的な家族って、“家族を大事にする”ことを大事にする家族のこと」“家族”とは人それぞれ、色々な形があり、血の繋がりではない家族の形もある。

 

また、「お子さんにはどう伝える予定ですか?」という質問に対して、カミングアウトって隠すからカミングアウトになる。悪いことをしているわけではないから隠す必要はない、子どもにはその時々で伝わる言葉で伝えていきたい、と回答されていました。

 

 

どんな形の家族であろうと、子どものことを大切に考え、かつ堂々と生きる親の元で育つ子どもが幸せなのだろうなっと感じた瞬間でした。

 

 

前半の先生のお話が終わったら、グループに分かれみんなの心に響いた内容を共有。

 

 

・視点が変わった

・自分に自信がついた

・気遣いの先のダイバーシティーがある。しかし、気遣いの前の生理現状がある。

・今までのルール(法律)とリアルがズレている。

 などなど

 

 

 

 

最後に先生からメッセージをいただきました。

「今日はいい話を聞いたな、のもう1歩先にいってほしいです。こんな話をきいたと声にだして他の人に伝えたり、LGBTのニュースや制度でこんなことがあるんだってSNSでつぶやいたり、そんな小さな一歩が大きな一歩に繋がっていきます。」

 

 

LGBTについて知ることができるとともに、ダイバーシティーの大切さを感じた授業になりました。また、性別云々の前に、自分自身や自分の周りの人をありのままに大切にする視点こそが一番重要なのだと感じました。そのために、まずは自分自身ときちんと向き合い知ること、周りに目を向け色眼鏡で見ないこと、そこからの小さな一歩を踏み出していきたいです。

 

 

▼テンジン大学のスタッフのあかねさんのグラフィックレコードはこちら

 

 

 

〈この授業のスタッフ〉
Report  野田 遥

Staff    今村 友里乃

グラフィックレコーディング 近藤 あかね

 


 

【今回の授業のコーディネーター】

 

[オンライン授業] ふつうってどこからどこまで?~性別・家族のあり方から見える世界を考える~

 

岩永 真一

 

1981年福岡市出身。広告業界で営業・プランナーを経験し2009年に独立。大学生から街のそうじをしているグリーンバードに参加、天神のまちづくり団体:We Love 天神協議会へ参画。2009年に独立したのをキッカケに福岡テンジン大学を企画し、2010年9月に開校・学長を務める。現在は、フリーランスでありながら複数の企業やNPOの社外社員、大学の非常勤講師など、複数の職場・仕事・プロジェクトに関わる「複業」を実践。

岩永真一ブログ

 

 


 

【今回の先生】

 

[オンライン授業] ふつうってどこからどこまで?~性別・家族のあり方から見える世界を考える~

 

杉山 文野

 

1981年東京都生まれ。フェンシング元女子日本代表。早稲田大学大学院にてジェンダー論を学んだ後、その研究内容と性同一性障害と診断を受けた自身の体験を織り交ぜた『ダブルハッピネス』を講談社より出版。卒業後、バックパッカー生活で世界約50カ国+南極を巡り、現地で様々な社会問題と向き合う。現在は日本最大のLGBTプライドパレードであるNPO法人東京レインボープライド共同代表理事、セクシュアル・マイノリティの子供たちをサポートするNPO法人ハートをつなごう学校代表を務め、日本初となる渋谷区・同性パートナーシップ証明書発行に携わり、渋谷区男女平等・多様性社会推進会議委員も務める。

 

<WEBサイト>

https://fuminos.com/

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