レポート日記
一覧に戻る[オンライン授業] 自分のからだと向き合う時間 ~頑張る自分を労わる究極のセルフケアをみつけよう~
開催日:2021年02月27日
通常授業
「私のからだ」について、じっくり考えたことはありますか?
健康という言葉には敏感になるけど、いざ「私のからだ」に目を向けると、何から考えたら良いのだろうか、とわからなくなりませんか?
今回の授業は、からだにいいことに対して企画、座談会を行っている先生をお招きして、オンライン授業を行いました。
【今回の先生:呉 美里さん】
呉美里さんは、からだいいことプランナーとして企業セミナーや育児の相談など精力的に活動しています。生活スタイルの変化によってご自身の健康に対して悩み、それに対するアクションを起こし続けた中で、自分自身も健康になりたい、と健康情報雑誌の会社へ転職したとのことです。
【先生のお話し】
先生がこれまで経験してきた悩みとアクションを共有してくれました。
学生時代には、低血圧で朝の起床に悩み、ランニング、早朝アルバイトを開始。
社会人1~2年目は、深夜の食事が続き、体系維持したいため、勤務終了後にジム直行、なるべく夕食を自炊し、朝方出社に切り替え。
ご家族の事情でミャンマーへ駐在していた時は、初めての育児不安・専業主婦業へのストレスや医療後進国での生活に対する緊張感で悩み、現地のコミュニティを探索してママ友を作り、夫と家事・育児の相談、自分と家族の健康を守るための勉強、また、ミャンマーにいることを楽しむ、など、ライフステージの変化ごとのリアルな実経験を語っていただきました。
先生のお話しを聞いていると、人生の変化が起こる度に不安や悩みが生まれるんだなぁと共感しました。
けれども、それに対してアクションを起こし続けて、アクションの結果も出していることは勇気や励みをもらいました。
【セルフチェック】
今自分に必要なセルフケアとして、普段足りない野菜の色とその色を摂る効果を教えていただきました。
◯赤い野菜 (トマト)
肌を整えるにはリコピン。リコピンの強い抗酸化力で紫外線を防ぐ。
◯橙色の野菜(にんじん、かぼちゃ、ピーマン)
肌荒れにカロテン口内炎、風予防はカロテン。
◯緑色の野菜(ほうれん草、小松菜、ねぎ)
体がだるおもの時はクロロフィル。
◯白色の野菜(玉ねぎ、白菜、大根)
メタボ体質ならケラセチン。
◯紫色の野菜(なす、紫キャベツ)
細胞の老化を防いで、肌、血管、肝臓を元気にする。
足りない野菜の色が二色以上ある時は、同時に摂るようにしてみると良いとのこと。
色の偏りをなくすことで早く体に変化が訪れます。
【個人ワーク、オンライン座談会】
個人ワークは自身の健康に対する悩みや先生への質問を書いてもらい、時間の中で先生が回答していただきました。
食生活に対する質問では、その時の旬なものは栄養素が詰まっているので食べた方がいい、ヨーグルトは人肌に温めて食べると良い、など具体的なアドバイス。
また、運動に対する質問では、走るだけでなく、家の中で筋肉を使う機会を意識してながらできることを行う、など今まで考えてこなかった視点のアドバイスは、参加者の皆さんにとって有益なアドバイスになりました。
「共感したという経験が安心感につながり、自分だけではない、という経験が一つのセルフケアにつながります。
どんな方法が自分に合っているのだろうか?と思って、次のアクションにつなげることが良いです」
自分の体の変化に気づくことの大切さ、周囲への配慮することの大切さを学んだ授業でした。
Report:今村 彰太
Staff:田中 千代美、本岩 美香
【今回の授業のコーディネーター】
山下 直人
1989年生まれ。福岡市東区出身。(沖縄・福岡2拠点生活中)地元アビスパ福岡の下部組織に10年間所属し、大学(福岡教育大学)卒業後、スポーツ通して街を活性化したい思いで2012年株式会社リクルートに新卒入社。全国各地(東京・静岡・愛知拠点など)で約200の販促領域の法人窓口、チームマネジメント、エリア立ち上げを経験する一方で週末は、テンジン大学や大ナゴヤ大学で運営スタッフおよび授業コーディネーターを務める。2018年4月、地元九州を盛り上げたい想いで、社内異動によりじゃらんリサーチセンターに異動。エリアプロデューサーとして、九州各県の行政や観光振興機関の約30事業を担当。2020年3月、兼業として地元宗像市で島づくり合同会社渡海屋を立ち上げ、宿泊施設の運営や観光コンテンツ開発等を行う。2020年4月、沖縄へ移住し福岡と沖縄の2拠点リモートワーク生活を開始、2020年7月、アビスパ福岡アカデミーOBのクラウドファンディングでは、開始2時間で目標を達成し、294名4,396,000円の支援が集まった。
【今回の先生】
呉 美里
1989年生まれ。福岡市出身。関西学院大学社会学部卒業。自分自身のルーツ・子供時代の経験から、カナダ・韓国へ留学、帰国後NPOでの非常勤などを経て「自分らしい選択ができる社会」に向けて活動・発信。出版・広告業界7年。その間に育児休業、ミャンマー駐在を経て、現在(株)からだにいいこと広報担当。野菜スペシャリスト。プライベートでは1歳・3歳男の子の育児に奮闘中。