レポート日記
一覧に戻る[オープンキャンパス] 思考を深める“問い”のデザインをしよう
開催日:2021年04月24日
通常授業
春うららかな土曜、再開発の足音が聞こえてくる天神イムズ10階で授業が開催されました。
「これまでテンジン大学の授業では、参加者に『問い』を提供してきましたが、今日は『問い』を参加者の皆さんに出してもらいたいと思っています。」という今回の先生、岩永学長のコメントより、授業がスタート。しかし、ちょっと緊張感まじりの授業スタートです。
もっとこの授業を楽しんでもらうために岩永先生の提案。「各テーブル毎に、この人に初めに発表してもらいたいと思う人を選んで、多数決で選ばれた人から自己紹介が始めましょう。」というアイスブレイク。
だんだん人と人の垣根が取り払われ、会話、笑顔が飛び交いだして、やや緊張気味だった会場が和やかな空気に変わっていきます。
授業も本題に入り、「問い」をデザインすべく岩永先生が熱く語ります。
複数の人で行う事により「創造的な問い」が生まれる。
「問い」により、色んな人の考えが混ざり合う。
・・・色々な切り口の提案により、「問い」をデザインしていく各テーブルの会話も活発になっていきます。
授業も盛り上がってきた所で、再度「問い」のデザインを深めていく提案です。
「1人1問で創造的対話が生まれそうな『問い』を作ってみましょう」
ここでちょっと凍り付いたような瞬間もありましたが・・・
「質問には正解も不正解もないですから!」
というアドバイスで盛り上がりを取り戻す参加者の皆さん。
テーブル毎に誰の「問い」を発表するか、今回は時間が無いので多数決。1人1票(自分のアイデアでもOK)、今日この場で話すものとして最適と思うものを各テーブルで投票です。
各テーブルのメンバーで創り上げた「問い」のデザインを今日の授業で共有すべくグループ発表へと進みます。各テーブルからは、
「Afterコロナの人と人のつながりはどうあるべきか?」
「私とみんなの普通をみつけて大切にするには?」
「コロナが私たちにくれたものは?」 という「問い」が挙げられました。
今日知り合ったメンバーで「ふりかえり」を行って、最後に集合写真。色んなアイデア・質問(問い)が生まれ、色んな価値観や想いが飛び交った授業でした。「問い」が、日常の中で創造的に発展していくと嬉しいですね。
今回、新しい試みとして、実験的にLINEで「オープンチャットルーム」を実施です。
<この授業のスタッフ>
Report 山崎 文嗣
Photo 前田 さやか
Staff 貴島 道拓、岡本 理恵
【今回の授業のコーディネーター】
【今回の教室】
イムズ
1989年4月12日に天神の中心地にてオープンした商業施設。「まちの情報受発信基地」としてInter Media Stationの頭文字をとって「IMS」という名称になっており、ショッピング以外にも演劇や映画鑑賞などのホール、セミナールームなども設備、文化やスポーツが楽しめたり、学びのスクールがあったりと多様なコンテンツが揃っている。外壁のタイルは全て有田焼のタイルでできている。