レポート日記
一覧に戻る他者との対話で見つける、「私らしい」仕事と暮らし
開催日:2021年06月26日
通常授業
平日はフルリモートで人事採用/休日はコーヒーショップを経営というパラレルワーカーの小林先生をお呼びして、自分の価値観で選択肢を増やす、選ぶライフスタイルについて教えてもらいました!
最初は、「cobolaocoffee」の水出しコーヒーをテイスティングするアイスブレイクからスタートしました!
「好き?嫌い?」の質問から始まり、なんで「好き」なのかという「価値観」をふかぼる練習をしました!同じコーヒーでも、それぞれの価値観を深ぼれるのですね!
場も和んだところで、いよいよ本日の本題である「私らしい」仕事と暮らしを「対話」で深ぼっていきます!
まずは、参加者の方には「面接官」になりきってもらい、お互いを知るという練習をしました。参加者のみなさんは、「面接官」を経験したことがない方がほとんどのため少しばかりハードルの高いリクエストでしたが、みなさん「面接官」になりきっていましたね!!
ちなみに、毎日面接官をされている小林先生いわく、対話のコツは、①短めのラリーをたくさん続ける②相手に関心をもつの2つだそうです!
参加者のみなさんが「価値観」にふれることに慣れてきた頃に、また小林先生からお題が出ました!
質問項目は大きく4つです!
①これまで働いてきて、一番嬉しかったことは?
※学生さんは、これまでの学業に置き換えて考えてみてください※
②これから、どんな働き方をしたいですか?
③これまで自分に一番あっていたのは、どんな暮らし方ですか?
④これから、どんな暮らし方をしたいですか?
働き方(学業)はイメージしやすいかもしれないですが、暮らし方を考える機会が少ないですよね!
そもそも、今の暮らしに対して疑問を思わない方も多いのではないでしょうか。
4つのテーマについてですが、ずっと同じメンバーというわけではなく、何回も席替えをしていろんな方との「対話」を体験しました!
気が付けば、教室のあちらこちらから笑い声が聞こえてきましたよ~!
運営スタッフの我々も話を聞くだけじゃ物足りなく、お手伝いをしながら4つのテーマについて考えました!
このワークのステキな点は、楽しく「対話」をしている中で、自分らしさのヒントがまとまってくる点です!
お互いの話を聞きながら、互いに思った印象を用紙に書いていきます。
気がつけば自分の大事にしている価値観が言語化されているのです!
自分だけでなく、他者との「対話」を通じて自分の価値観=「私らしさ」を見つけていく、
これこそが「対話」のすばらしさです。
多様性のある世の中でかわってきています。
忙しい日々の中でも「私らしさ」という唯一無二の価値観を大事にして楽しい毎日を過ごしていけるといいですね!
改めて自分の人生は自分で色づけられることを知った授業でした!小林先生ありがとうございました!
Report 成田茉央
Photo 山崎文嗣
Staff 前田さやか、池田杏美
【今回の授業のコーディネーター】
みね せりか
生まれも育ちも福岡市。開校当初からスタッフとして携わる夫に遅れること10年、2020年9月からテン大スタッフとして参加。地方公務員、個人事業主、会社員…と様々な働き方を経て、近所の子どもに「何の仕事しとーと?」と訊ねられても即答できない、まぜこぜなキャリアを邁進中。テンジン大学では授業局に所属するほか、コーディネーターとして「これって、おもしろいから誰かと共有したい!」という思いを起点に、テーマにとらわれずあらゆる授業を企画している。
【今回の先生】
小林 優志
1985年生まれ。群馬県出身。スターバックスコーヒーで東北エリア代表コーヒースペシャリストなどを経て、〈cobo labo coffee〉を2015年に個人事業にて開業。現在は、コーヒショップオーナーと並行して、IT企業にてフルリモート、フルフレックス環境にてリクルーティングチーム採用担当として月間100名弱の方とオンラインにて面接を実施。ビジョンは、”人の可能性と選択肢を広げ幸せにする”を実現すること。多くの方と出会い、自分らしく生きられるよう応援していきます。
<webサイト>
【今回の教室】
イムズ
1989年4月12日に天神の中心地にてオープンした商業施設。「まちの情報受発信基地」としてInter Media Stationの頭文字をとって「IMS」という名称になっており、ショッピング以外にも演劇や映画鑑賞などのホール、セミナールームなども設備、文化やスポーツが楽しめたり、学びのスクールがあったりと多様なコンテンツが揃っている。外壁のタイルは全て有田焼のタイルでできている。