レポート日記
一覧に戻るスロージョギングをやってみませんか~福岡生まれの走るメソッド~
開催日:2021年10月23日
通常授業
大濠公園にて、福岡発祥のスロージョギングにチャレンジしてきました。
最近は俳優のムロツヨシさんが日常に取り入れていることで話題になりました。そのときはネットで「スロージョギング」のワードがバズっていました。
まずは参加者みんなで自己紹介。
まぶしい朝日の中、和気あいあいの空気感で授業が始まりました。
佐藤紀子さんは笑顔のとても素敵な先生です。
スロージョギングのポイントをとても分かりやすくご教授頂きました。
上手くできるコツは、歩いている人を追い越さない速度で走る「ニコニコペース」。
歩く佐藤先生の横を追い抜かないように走ります。
気をつけることは以下の3点です。
・足を痛めないように、足指の付け根で着地する「フォアフット着地(走法)」
・視線を前に向け姿勢をスッと伸ばして
・足先真っすぐ、2本のレールの上を進むように
同じ速度でも「歩く」から「走る」に変えると、太腿とお尻の筋肉のエネルギー消費量が2倍に増えるらしく、筋肉を触りながら動きを実感!
お腹周りをスッキリさせる早道にもなるらしいです。
大濠公園を1周する前に、もう一度みんなで走り方を確認。
朝の陽ざしがとっても気持ち良いです。
ちょっとドキドキしながら大濠公園1周へ!
走っている途中、佐藤先生から大濠公園の観光アナウンスもありました。
先生のかけるワルツのリズムに乗って、ゆっくり足を進めます。このワルツのリズムがスロージョギングのキモです。
マスク装着で、参加者みんなで談笑しながら走ります。
本当にゆっくりです。1キロ当たり10分を超えるほどのニコニコペース。
「1分間スロージョギング+30秒ウオーク」というペースなので筋肉を使ったり休めたりと負荷のないペースが心地いいです。
いつも間にかゴール間近。
息は上がっていないのに、太腿のあたりが心地よく温まっているという、まさに遠足気分です。
1周2キロの大濠公園スロージョギングを終えて、しっかり使った筋肉をほぐします。
大事な事は1人1人それぞれのペースを見つけること。
80~90代の高齢の方も実践されているそうです。歩幅を狭くすると強度が下がるのでいろんな人が気軽に出来る事を実感できます!
この後、家の中でもできるスロージョギング走法を習いました。狭いスペースを往復したり、8の字に回ったりする感覚です。ご興味のある方は「スロージョギング&ターン」で検索してみてくださいね。
スロージョギングは日常生活の延長。
1回で20分走らなくても、小分けにして1日での合計20分間のスロージョギングを行うことによって、血圧・血糖値・メタボ対策などに効果があるそうです。
しかも気分もリフレッシュ!脳もスッキリ!
いいことをたくさん学べて、身体もココロも大満足の1日になりました。
※「スロージョギング」は、一般社団法人・日本スロージョギング協会の登録商標です。
≪この授業のスタッフ≫
REPORT 山崎文嗣
PHOTO 池田杏美
STAFF 田上美津子
【今回の授業のコーディネーター】
中牟田 康
福岡市出身。約16年間の新聞社勤務中は、主に野球やサッカーなどを担当し、1999年のホークス初の日本一の胴上げは、相手チームの担当記者として見る。フリー転身後は主にボートレースの予想を担当しながら、たまに野球の原稿や放送の台本、翻訳なども担当。趣味はマラソンと英会話。姉妹校「ひろしまジン大学」からの転校生でもある。
【今回の先生】
佐藤 紀子
福岡県福岡市生まれ。福岡大学で田中宏暁先生から健康づくりの一環として、ニコニコペースで走る「スロージョギング」を学ぶ。現在は福岡安全センター(株)所属の健康運動指導士。「にこにこステップ運動」「スロージョギング」の普及活動を福岡に限らず、全国で取り組んでいる。仕事と両立してマラソンにも参戦中。2014年、「夫婦で走った最も速いフルマラソン」(合計タイム:5時間28分23秒)がギネス記録に認定される。
【今回の教室】
大濠公園
慶長年間、黒田長政が福岡城を建築する際、博多湾の入江であったこの地を福岡城の外濠(大堀)として利用したのが、その名の由来となっている。昭和2年、ここで開かれた東亜勧業博覧会を機に造園工事を行ない、昭和4年に開園、現在に至る。福岡市のほぼ中央に位置し、総面積約39万8千平方メートルのうち、約22万6千平方メートルが池という、全国有数の水景公園である。池の周辺には約2kmの周遊道があり、昼夜を問わずジョギングや散策などを楽しむ憩いの場として親しまれている。
住所 : 福岡市中央区大濠公園1-3
■大濠公園WEBサイト
■アクセスMAP