レポート日記
一覧に戻る真っ白なお花のテラリウム〜“あるモノ“で生み出す私の暮らしのインテリア!!〜
開催日:2021年11月27日
コラボレーション授業
授業名に魅力を感じて参加された方、SDGsに興味があって参加された方と様々だったこの授業。楽しく作って気づいたらSDGsにつながっている、素敵な授業でした。
今回の先生は、ミルクぱく子さん。
もともと手芸が好きだったぱく子さんは、子育てでなかなか手芸屋さんに足を運べなかった時期に家の中のもので何かできないか、というところからたまたま雑誌で見かけた牛乳パックをなめしてモノづくりをするということにハマってしまったそう。
楽しくて始めたことがいつの間にか環境問題への解決につながっているというまさにSDGsなお話でした。
これまで作られた作品も見せていただきましたが、着なくなった着物を使ってアレンジを加えたりと、おしゃれで実用的なものばかりでした。
そんなぱく子さんが作り出す牛乳パックのリメイクを私たちもちょこっと体験しました。
今回作成したのは、牛乳パックで作る、真っ白なお花のテラリウム。
パックを切ってつなげてお花にするのかなと思いきや、それだけではお花になりません!
お花型に切った牛乳パックのパッケージ柄でない方の面を竹串でうすーく剥がしていきます。
「先生が作ったものみたいにならない!」「もっと時間が欲しい!」と各テーブルで盛り上がりながら作っていきます。
最後は瓶の中に葉っぱや着物の切れ端などを入れて一人一人個性のあるテラリウムが完成しました!!おうちに持って帰って素敵なインテリアとして牛乳パックは生き続けます。
先ほどミルクぱく子さんは牛乳パックのリメイクをお仕事にされているとお伝えしましたが、「フクシルシ(https://www.fukushirushi.com/)」という新たな事業を立ち上げられたそう。福祉施設の方々に牛乳パックの加工作業を分担して、バックや名刺入れを作成されているとのことです。環境問題への取り組みのみならず、新たな雇用の創出につなげられているとても素敵な活動だと感じました。
今回授業に参加できなかった方も、ぜひこちらのサイトをチェックしてみてくださいね!
≪この授業のスタッフ≫
Report 森彩夏
Photo 田中雄二
Staff 竹内信子、野中裕隆、藤田美知子
【今回の授業のコーディネーター】
吉開 崇人
1986年、福岡生まれ。九州大学芸術工学部卒。民間企業勤務。テンジン大学では、理事、授業局長、授業コーディネータを担当。福岡の街の本のお祭りBOOKUOKAにも参加。赤坂のけやき通
【今回の先生】
ミルクぱく子
⿅児島出⾝。祖⺟の影響で幼少期から洋服の リメイクが遊び代わり。2019年に ⽜乳パックの布と出会い、福岡を拠点に⼦育てをしながらミルクぱく⼦として活動中。2021年から福岡の障がい者施設と共に⽜乳パックアップサイクルブランド「フクシルシ」設⽴。
■webサイト
Instagram:ミルクぱく子 Instagram
Twitter:ミルクぱく子 Twitter
【今回の教室】
+TAP (プラスタップ) 大名
「やりたい」を、「できる」に。をコンセプトにし、2021年3月に大名にオープンしたコミュニティスペース。グラフィック・WEBから空間までをデザインする株式会社ジーエータップが運営する。SDGsをはじめ、社会課題解決に向けた交流・議論・共創をつくりだすべく、+TAP寺子屋なども実施する。
住 所 : 福岡市中央区大名1-12-57 福商会館3F
営業時間 : 9時00分~18時00分
■webサイト
■アクセスマップ