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“福岡で、はじめる” ~自分だけのビジネスアイデアみつけよう~

開催日:2022年07月23日

通常授業

今回の授業は、「福岡ではじめる、自分だけのビジネスアイデアをみつけよう」というテーマのもと、ビジネスの企画やアイデアに興味を持つみなさんがオンラインにて集合。

 

 

福岡でビジネスを考えるなら、福岡のことを知らないと何も始まらないということで、岩永学長より「福岡ってどんなところ?」を、ぎゅぎゅっとまとめた内容をご紹介。参加者も意見を出し合いました。

 

 

次に、今回の先生「有限責任監査法人トーマツ」の山下直人さんより、福岡県のビジネスコンテストでファイナリストになった経験から、ご自身の体験を交えたビジネスプランの作り方について教えていただきました。

 

 

山下さんがビジネスコンテストに応募したきっかけは、前職の社内新規事業コンテスト落選を機に、ビジネスプランを自ら立ち上げたいと思い、短期間で準備し応募されたそうです。

 

 

今回のビジネスプランを思いついた原体験は、県外で働いていた時、週末のNPO活動の中で知り合った農家さんの課題に直面し、課題を解決するアイデアを実行したことから思いついたのだそう。

 

山下さんの人生の振り返りから、ターニングポイント、原体験、ビジネスプランの内容、アイデアの出し方、手法まで事細かにお聞きすることで、参加者一人一人が自身にも当てはまる原体験をイメージしやすかったのではと思います。

 

 

山下さんからお話を伺ったあと、参加者が実際にビジネスプランを作ってみるというワークを行いました。

 

 

1)個人ワーク

①:ビジネスの芽となる原体験、ビジョン、課題、解決策を書き出す

②:想定する顧客、顧客の欲求や課題、提供するサービス、生み出すメリット、などについて書き出す

 

この時、山下さんも新規事業支援などで用いている、VPC(バリュープロポジションキャンバス)というビジネスアイデアの発想法を用いました。

 

 

2)グループワーク

Zoomのブレイクアウトルームを利用し、一人づつビジネスアイデアを発表、他のメンバーからフィードバックをもらいました。

 

 

今回の授業の目的は、福岡の良さ、課題を発芽させ形にすることが目的で実施されました。

とにかくたくさんアイデアを出し、形にしてみる、ブラッシュアップを繰り返すことでビジョンの実現に近づくそうです。

 

 

福岡県には、福岡県ベンチャービジネス支援協会が主催する「よかとこビジネスプランコンテスト」という福岡県が支援しているビジネスプランを発表する場があります。

 

実現したいビジョンのある方は一度コンテストに応募してみてはいかがでしょうか。

 

 

<この授業のスタッフ>

Report:光瀬 久美子

Staff:竹内 咲弥

【今回の授業のコーディネーター】

“福岡で、はじめる” ~自分だけのビジネスアイデアみつけよう~

岩永 真一

1981年、福岡市出身。広告業界でプランナーを経験し2009年に独立。大学生のときから街のそうじをしているグリーンバードに参加していたのをキッカケに、天神のまちづくり団体:We Love 天神協議会へ参画。独立したのをキッカケに福岡テンジン大学を企画し、2010年9月に開校・学長を務める。現在は、週1会社員・週1大学の教員など、複数の職場・仕事・プロジェクトに関わるパラレルキャリア(複業家)の働き方。

岩永真一ブログ

 

【今回の先生】

“福岡で、はじめる” ~自分だけのビジネスアイデアみつけよう~

山下 直人

平成元年生まれ福岡育ち。アビスパ福岡の下部組織に10年間在籍した元サッカー少年。大学卒業後、株式会社リクルートに入社。中小企業向けのメディア広告企画や経営支援、地方自治体の観光マーケティングやプロモーション・地域の商品開発や人材育成事業などを担当。会社員として働く傍ら、島づくり合同会社を創業し、宿泊施設の運営・体験メニュー開発・情報発信や、自治体連携事業を行う。2022年にUターン転職を機に九州に戻り、有限責任監査法人トーマツにて、創業・スタートアップ支援、地域イノベーション政策の企画・運営、九州圏内企業の新規事業開発プログラムの事業推進支援などを担当している。