レポート日記
一覧に戻る【テン大探検隊】巨大ロボットが守る「福岡おもちゃ美術館」へ!〜大人だけでいってもいいと?〜
開催日:2022年08月27日
通常授業
今回の授業では、とある巨大ロボットが守る「福岡おもちゃ美術館」を、みんなで探検してきました!
まず、集合場所はここ。
あのロボットの足元です。
暑い日だったので、日陰を通りつつ、おもちゃ美術館へ向かいます。
どんなところなんだろう??
入り口につきました。
気持ちいい青空、木下でまずは記念撮影。
おもちゃ美術館の中に入っていきます。
こんなところ。
中にも大きな木がありました!!
そしてまずは、おもちゃ美術館体験。
大人たちが童心に帰って遊んでいます(笑)
「ラーメン一丁、バリカタで!!」
ひと通りおもちゃ美術館を体験した後は、館長からお話を聞きました。
どのようにおもちゃ美術館ができたのか。
そして、おもちゃ美術館が大切にしていることは?
おもちゃ美術館が大切にしていることの1つは「木育」です。
木という素材は、ある種の温かみがあります。
それは人工物ではなく、生きていたもの(植物)の温かみ。
少しずつ異なる手触りや重さ、音、香りを通して、その温かみを感じ、子供たちの感性を育てて欲しいのです。
そして、このおもちゃ美術館、お気づきの通り、空間自体も「木」を使っています。
地元九州で育った木でできた空間。
木に包まれるような、居心地の良さを感じさせてくれる空間です。
また、ここに置いてあるおもちゃたち。
1つ1つに違った遊び方があります。
大人と子供が「これはどうやって遊ぶんだろう?」と一緒になって考えてほしい。
そして、そのおもちゃで遊ぶのをサポートしてくれるボランティアさんたちが、たくさん美術館の中にはいてくれています。
館長のお話をみんなで聞いた後も、積み木で作ったナイアガラの滝を、崩したり。
可愛くも、一癖あるおもちゃたちを体験しました。
この空間では、おもちゃを通して、大人と子供の間にたくさんの会話が生まれていました。
ただ、子供を満足させるだけではなく、人と人とのコミュニケーションが生まれるおもちゃが配置され、すごく温かい時間が生まれる場所なのだということを感じました。
美術館の案内をしてくださった館長さん。
参加者の皆さん、ありがとうございました。
大人だけでは、普段行けない場所を覗き見れて、すごく特別な体験ができた授業でした。
Report 吉開崇人
Staff 半田遥 加藤信一朗
【今回の授業のコーディネーター】
田中 雄二
1953年、福岡県田主丸出身。福岡テンジン大学開校の1週間前に東京在住の娘よりシブヤ大学を紹介され入学。授業に参加後、思い切ってスタッフへ。NPO法人化や事務局の裏方として影でテンジン大学を支えている。娘や息子と同世代の若者を「テンジン大学の同級生」と呼ぶ、剣道3段、居合道2段の映画好き。
【今回の先生】
福岡おもちゃ美術館スタッフ
「福岡おもちゃ美術館」は、東京・新宿区四谷にあり年間14万人が訪れる「東京おもちゃ美術館」に次ぐ直営館として2022年4月25日に博多区に開業した「ららぽーと福岡」内に開館した。
2008年に開館した「東京おもちゃ美術館」や「福岡おもちゃ美術館」は「特定非営利活動法人 芸術と遊び創造協会」が運営しており、「おもちゃ」と「遊び」による社会貢献の実現をめざして多世代交流及び木育の普及を目的として活動している。法人監修の「姉妹おもちゃ美術館」は2022年度末までに11館となる予定である。
また、お客様に遊びのご案内をする「おもちゃ学芸員(ボランティアスタッフ)」が赤ちゃんからお年寄りまでの世代にワクワクドキドキを伝えている。「福岡おもちゃ美術館」では320名が登録して活動している。誰でも参加可能な「おもちゃ学芸員」は社会に開かれた窓口として「社会的孤立」を防ぐ一助にもなっており、世代を超えた「第三の場所(サードプレイス)」としての一翼も担っている。
<webサイト>
【今回の教室】
福岡おもちゃ美術館
「福岡おもちゃ美術館」は大型商業施設「ららぽーと福岡」1階にあるオーバルパークという緑あふれる好立地の大きなワンフロアで運営され、ミュージアムショップと福岡県大川市の6家具メーカーのギャラリー「OKAWA FACTORIA」が併設されています。
住所:福岡市博多区那珂6-23-1 ららぽーと福岡 1階オーバルパーク
開館時間:10:00~18:00 (ギャラリー&ショップは19:00まで)
休館日:「ららぽーと福岡」の休館日に準じます。
電話番号:092-558-1903
※お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、福岡テンジン大学までお問い合わせください。
■福岡おもちゃ美術館WEBサイト
https://art-play.or.jp/ftm/
■アクセスMAP