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一人よりみんなでふりかえる〜対話で深めるあなたの2022年〜

開催日:2022年12月17日

通常授業

 

 

みなさんにとって、2022年はどんな1年でしたか?

今回の授業は、2022年を一人だけではなく、みんなで振り返りを行いました。

 

まずは、先生から「振り返りと聞いて、どんなイメージを持ちますか?」と質問があり、

「反省」、「次に繋げるもの」、「アウトプット」、など、参加者それぞれのイメージを共有しました。

そして、先生から今回の授業における「振り返り」の捉え方を教えていただきました。

 

振り返り(未来志向)

「自分の言動や考えについて、良かった点や良くなかった点を考え、新たな行動指針や考え方を作っていくこと」

 

また、「振り返り」は、「学び」と関係性を持っており、教育学者のジョンデューイさんの言葉をご紹介いただきました。

 

「人は経験から直接学ぶのではない。経験を振り返ったとき、はじめて学ぶのだ」

 

 

続いて、実際に「振り返り」を行いました。世の中には、様々な振り返り手法がありますが、今回は下図のようなワークシートを用いました。

 

 

いざ実践してみると、何月に何をしていたか、全然覚えていない参加者の皆さん。人間の記憶というものは、曖昧なものだと改めて痛感しました。過去の予定表を見ながら、あんなことあったな、こんなことあったなーと記憶の扉を開けながら、ワークシートへ記入しました。

 

 

ワークシートへ記入後、いよいよ、“みんな”で2022年を振り返ってみました。

流れとしては、ワークシートの内容を説明し、他の人から質問や感想をもらうという流れでした。

 

 

 

実際に、ワークショップをやってみて、感じたことが2つあります。

 

1つ目は、他の人からの質問や客観的な意見をもらうことで、出来事の内容・感情の深掘りや今までの自分とは違う視点で振り返りを行うことができました。(他者フィードバック)

2つ目は、他の人の振り返りを聞くことで、自分には無い視点を知ることができました。また、その視点と自分の視点を比較することで、自分の考え方の特性も知ることができました。(他者経験から学び合う)

 

 

最後に、今からでも遅くありません!ぜひ、周りの方と2022年の「振り返り」をしてみてはいかがでしょうか?そして、次に何をしたいかを考えてみると、2023年は2022年より、良い1年になるのではないでしょうか?

 

Report 原口 凌
Photo 丸山 未来

【今回の授業のコーディネーター】

一人よりみんなでふりかえる〜対話で深めるあなたの2022年〜

貴島 道拓

1992年鹿児島県出身。鹿児島大学卒業後、トヨタ自動車九州(株)に就職し福岡へ移住。トヨタに働きながら、ボランティアでテンジン大学に関わる。その後、2020年に独立し、個人でも”関わった人の道(価値観)を拓く“を人生の軸に、企業や行政と連携したワークショップ、対話型・体験型の企画運営を300回以上行なっている。2021年より、テンジン大学理事。

【今回の教室】

一人よりみんなでふりかえる〜対話で深めるあなたの2022年〜

URBANG TABLE(アーバンテーブル)

URBANG TABLEではまちづくりに関するイベントが行われる、学びの場、人とのつながりの場です。(2020年12月にUR都市機構が開設)

TABLE SESSION TENJINなどの開催をとおして、まちづくりに関心のある人が集まり、様々な知識・経験を持ち寄り交流する場を提供している。2023年に向けてリニューアル準備中。現在は、イベントスペースとして貸し出しを行っている。

 

住所 :福岡市中央区天神4-3-30 天神ビル新館1階

利用可能時間 : 平日10:00〜18:00 (要事前予約)

 

 

■TABLE SESSION TENJIN

福岡の未来が広がるトークイベント動画配信チャンネル(Youtube)

 

■webサイト

URBANG TABLE

 

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