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「聞いてもらおう、自分のこと」~理想の未来を描くわたしの第一歩~

開催日:2023年04月22日

通常授業

皆さんはキャリアや進路について考える機会や頻度はどのくらいありますか。

今回の授業は、今のお仕事やこれからの進路、将来のことを、普段の世間話や雑談のように気軽にいろんな人と話せる機会になりました。

 

 

先生はキャリアコンサルタントの加藤信一朗(かとしん)さん。今回初めて先生としての参加で緊張すると言いつつも、お話が上手で分かりやすい説明に参加者もトークに聞き入ります。

 

最初に授業の流れを紹介。まず自分のキャリアの振り返り行い、それを他の参加者と共有してフィードバックをもらい、新たな自分の気づきやヒントにつながる何かを持ち帰ってもらえたら嬉しいとのこと。

 

キャリアの語源(荷車、轍)。キャリアとは仕事だけでなく生活や人生に関わるもの。キャリアコンサルタントの仕事とは。役立つ解説を聞いたところで先生本人のキャリアの振り返りをしていただきました。日本地図で(海外も!)、幼少期から現在までのキャリアや転機をビジュアルでも楽しめる工夫があって皆さん前のめりに聞いています。

 

 

ここで参加者に質問。「何のために働くのか?」

お金のため以外に、社会的信用、やりがい、人脈、知識や能力を身につけるなど様々な回答がありました。

 

 

次は個人ワークです。「あなたのキャリア(荷車)には何が積まれている?」

先生が用意したシートに記入していきます。真剣に悩んで?いる人、淡々と記入している人、皆さん真面目に取り組んでいます。内容も表現も全員違っていてすごく興味深いですね!

 

 

記入後は各テーブル3名ずつ(計6テーブル)メンバー間で自分のキャリアについて説明し、感想を共有しました。その後、全員が各テーブルを回って他者のシートを見て回ります。他者の振り返りを見ることで自分とは違うキャリアや価値観を知り、自分のキャリアも客観視できたようです。(他者と学び合う)

 

 

次のステップとして「これから積み足したいこと」、「そのための最初の一歩」を考えて共有しました。

ラストは新しい気づきや最初の一歩を宣言しました。挙手して発表してくれた3人に皆さんから自然と拍手が湧き、とてもよい雰囲気となりました。

 

 

加藤先生とコーディネーター三根さんのキッカケ「美容室に行くように気軽に自分のキャリアについて話せる場所」は提供できたと思います。このような機会があったらまた参加したい!という声も多く、皆さんの充実感と気持ちが少し軽くなった表情が印象的な授業でした。

 

Report 西尾 真樹
Photo 三河 慶樹

 

【今回の授業のコーディネーター】

「聞いてもらおう、自分のこと」~理想の未来を描くわたしの第一歩~

三根 一晃

福岡県生まれ。経営者団体、スタートアップを経て、株式会社バウンディングパルスにジョインし、主に企業の採用支援に従事。テンジン大学には開校当初から参加し、ファンドレイジング局で個人サポーター制度(現ファンクラブ)を立ち上げた。妻と娘と息子の4人家族。

【今回の先生】

「聞いてもらおう、自分のこと」~理想の未来を描くわたしの第一歩~

加藤 信一朗

フリーランス/人生開拓舎 代表/キャリアコンサルタント
大阪市出身。APU卒業後、ベンチャー企業に就職し、採用コンサルタントとして3年間の勤務を経て、ワーキングホリデーに参加しカナダに渡航。帰国後はアマゾンジャパンにて、採用と人事を約10年にわたって経験。採用面接や社員面談などを通じて2,000名以上のキャリアに携わる。2021年にフリーランスとしての活動を開始し、現在では「一人ひとりが彩り豊かなキャリアを描くサポートをする」をモットーにキャリアコンサルタントとして、日本中の様々な方の「働く」に関するご相談をお伺いし、伴走サポートやアドバイスを行っている。現在の思考テーマは「世の中の人が美容院に通うように、当たり前にキャリアについて考えるようにするには?」

 

<webサイト>

■人生開拓舎( https://www.adventertain.com/ )
■note( https://note.com/katoshin )

【今回の教室】

「聞いてもらおう、自分のこと」~理想の未来を描くわたしの第一歩~

赤煉瓦文化館 2F

明治時代の我が国を代表する建築家・辰野金吾と片岡安の設計により、 日本生命保険株式会社九州支店として明治42年(1909)に竣工。 赤煉瓦と白い花崗岩の外壁は19世紀末のイギリス様式で、ほかに尖塔やドームなど、小規模ながら変化に富んでいる建物です。

福岡市歴史資料館として使用された後、有料の会議室等を備えた市民に開かれた施設「赤煉瓦文化館」としてオープン。平成14年(2002)からは1階の一部が「福岡市文学館」として使用され、 文学に関するさまざまな情報を収集・提供しています。 国の重要文化財。 

 

住所:福岡市中央区天神1-15-30

電話 : 092-722-4666

※お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、福岡テンジン大学までお問合せください。

 

■WEBサイト

赤煉瓦文化館 (福岡・博多の観光案内サイト よかなびへ)

※駐輪場は、周辺の路上駐輪場をご利用ください。