レポート日記
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開催日:2023年05月27日
通常授業
大人も子どもも楽しめる!ユニバーサルなスポーツ Mölkky(モルック)を体験しよう!
レポート
『MöLKKY(モルック)』って知っていますか?
木製の棒を投げて標的となる①から⑫までのスキットルと呼ばれるピンを倒す、フィンランド発祥のアウトドアスポーツです!
モルックのルールはモルックを投げて倒れたスキットルの内容(本数または表示されている数字)によって、50点ピッタリになるまで得点した方が勝ちという、とてもシンプルなルールです。
そして体験前に先生がルールを説明しながら実際にモルックをやって見せてくれました。
スコアの付け方もセットで教えて頂きました。またモルックは得点を競い合うだけではなく、「どのピンを狙うか」「いかに相手チームを上がりにくくするか」といった頭脳戦の要素もあると聞いて、「おー!!」となる参加者の皆さん。
先生からモルックのルールについての説明が終わったところで、いよいよモルック体験。
その前にまずはみんなで円になって、自己紹介。
今回親子参加が3組いらっしゃいました。
今日のゴールは「ここにいる全員が楽しむ!」こと。
みんなで楽しむぞ〜
自己紹介も終わったところで、いよいよチームに分かれてモルック体験。
実際のゲームの手順に従い、各チーム総当たりで、スコアも参加者の皆さんで交代でつけていただきました。
回数を重ねるごとにどんどんと上達していく参加者の皆さん。
休憩時間でも練習している方もたくさんいました。
モルック体験が終わったところで、コーディネーターのみねさんから問いが、
「モルックとは〜だ?」
その問いに皆さん思い思いに答えていました。
私が印象的だった回答は小学4年生のあーちゃんの、モルックは「繋がるもの」だ。
これには大人も「お〜!」ってなりました。家族、友達、みんなで繋がるものがモルック。
私も実際モルックをやって感じたことは、最初自己紹介をした時は、緊張してどきどきしていた方も、モルックを体験するごとに、得点を付けたり、モルックを拾いに行ったり、チームの人に声掛けをしたりと、いつの間にか慣れてコミュニケーションが取れて、終わった頃には笑顔が弾けて楽しそうにされている参加者の皆さんを見て、モルック一つでどんな人とでもコミュニケーションが取れるツールだなと思いました。
そして最後にみねさんから先生に「モルックとは?」と質問したのですが、先生の答えは、
「道具があればどこでも誰とでも気軽に楽しめ、年齢や性別・障害の有無・運動の得意不得意などを超えて多様な人が、一緒にプレイできるコミュニケーションツールにもなるユニバーサルなスポーツ」
参加者全員が「楽しい!」と表情を見たたけで分かるくらい、充実したモルック体験授業でした。
参加者の皆さん、授業のコーディネーターのみねさん、先生の小森さんお疲れ様でした。
Report:丸山 未来
Photo:加藤 信一朗
【今回の授業のコーディネーター】
みね せりか
生まれも育ちも福岡市。開校当初からスタッフとして携わる夫に遅れること10年、2020年9月からテン大スタッフとして参加。地方公務員、個人事業主、会社員…と様々な働き方を経て、近所の子どもに「何の仕事しとーと?」と訊ねられても即答できない、まぜこぜなキャリアを邁進中。テンジン大学では授業局に所属するほか、コーディネーターとして「これって、おもしろいから誰かと共有したい!」という思いを起点に、テーマにとらわれずあらゆる授業を企画している。
【今回の先生】
小森 茂弘
1977年生まれの福岡市育ち。ある日突然、フィンランド発祥のアウトドアスポーツ『MöLKKY(モルック)』の魅力に取りつかれ、気が付けば自らモルックを楽しんだり、様々な方々にモルックの魅力を伝えていったりと、福岡を中心にモルックの普及活動に勤しんでいるモルッカー。「隙あらば何処にでも出没する」といった軽いフットワークを持ち合わせている。校区子ども会(子ども会育成連合会)の会長として地域活動をおこなっている1児の父親。
<webサイト>
【今回の教室】
天神中央公園
福岡市の中心に位置する天神中央公園は、県市民の憩いの場として緑地空間を提供し、非常災害時における緊急避難場所を目的として、平成元年3月に完成。薬院新川沿いに広がるさくら広場は、春になると50本のソメイヨシノやサトザクラ、ヤマザクラによるさくらのトンネルが出来上がる。(写真提供:福岡市)
住所 : 福岡市中央区天神1丁目1
■天神中央公園WEBサイト
http://tenjin-central-park.net/
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