フクオカテンジン大学

フクオカテンジン大学

企業・自治体の皆様 学生登録

レポート日記

一覧に戻る

あつまれ!天神の森をつくろう

開催日:2026年03月28日

コラボレーション授業

 天神は今、昔からあったビルがなくなり新しいビルができるなど、天神ビックバンによりどんどん変化しています。ワクワクしている人、寂しさを感じている人、想いは様々だと思います。しかし、大きな変化ばかりに目を向けていて良いのでしょうか?小さな変化にも目を向けるべきなのでは?今回の授業では、天神のまちの足元に注目しました。

 

 

 

 

 

 今回はWe Love天神協議会さん、一般社団法人まちにわさんとの合同授業です!

 We Love天神協議会は交通渋滞や治安の悪化といった人が集中することによって起こる問題の解決を目指す自治組織です。天神の防災の強化や、マルシェの開催など天神のまちのために尽力されています。

 

 一般社団法人まちにわは「やってみよう」をテーマに市民が参加できる天神の緑化に取り組んでおられます。海外の例を参考にしながら天神を楽しめる居場所にすべく活動をされています。

 

 天神のために尽力されている方々がいる、それがわかっただけでも天神の見方が変わりそうです。

 

 

 

 

 

 今回の授業のメインはまちあるきです。福岡市役所前広場と天神ビルの屋上へ行きました。市役所の壁面や広場の排気塔が緑色になったということはわかっていたのですが、いつも急いで歩いていたため、植えている花に目を向けていませんでした。

 

しかし、今回、解説を聴きながら歩くことで、天神の足元の変化に気がつくことができました。都会の中にある花々は天神に遊びに来る人、仕事をしている人の癒しになると思います。しかし、気がついていない人もいると思うのでもっと広めていく必要があると思いました。

 

 

 天神ビルの屋上は開放感があり、海に浮かぶ大きな船も見えました。ここでおしゃべりをしたり、本を読んだりしたら豊かな時間になるのではないか、と感じました。都会の中にこのような場所があることが心の支えになるような気がします。

 

 

まちあるきから帰ってからはワークショップタイム!

 ワークショップは「天神の森コミュニティ?」「天神ビル屋上のコンテンツ?」「天神の森を育てたい?」「天神のまちづくり(花・緑×コミュニティ)」という4つのテーマから自分が興味のあるものを選び話し合うというかたちで行われました。10代から70代まで幅広い世代の方々が天神のまちのために活発な意見交換をされていました。

 

 

 

 

 

発表の中ではこれからの天神のまちづくりに活かせそうな意見がたくさんでました!

・天神で緑やその変化を楽しめる憩いの場所がほしい。

・ハンモックで寝られる場所がほしい。

・農業ができる場所があっても良いのではないか。

・人間だけではなく虫や鳥もコミュニティの仲間である。

・森林化は自然にできるものだが、緑化は人の手が必要である。

・土に関わることで気軽な交流の場ができる。

・ガーデンコンテストを行う。

・天神のビル屋上はみんなの庭のような場所であってほしい。

 

 

 

 まちづくりは行政だけの仕事ではありません。しかし、忙しい生活の中ではまちづくりのことを考えるのは難しく、まちで消費をするのみとなってしまいます。一人一人がまちにかかわり問題に積極的に関わっていくことが、今、求められているのではないでしょうか。

 一人の考えだけでは変えていくことは難しいかもしれません。一人だけで想像するのではなく、その考えを周囲に話してみる、そして、人の意見に耳を傾ける、それだけでも小さな変化につながっていくと思います。今回の授業ではそれができたのではないでしょうか。

 

 天神に草花の香りがする柔らかな風が吹いている、そう感じられた時間でした。

 

 

 

REPORT : のだまきこ

STAFF : ヨッシー、イリコ

 

 

【今回の授業のコーディネーター】

あつまれ!天神の森をつくろう

岩永 真一

1981年、福岡市生まれ。就職氷河期世代で内定ゼロで大学を卒業し、アルバイトで社会人を始める。大学卒業前より、まちのそうじをするgreen birdに参画。その後は広告業界でプランナー/ディレクターとしてサラリーマンをしながら、福岡・天神エリアのまちづくり団体にも参画。27歳で脱サラして独立、28歳で福岡テンジン大学を立ち上げ学長を務める。31歳より複数の組織に所属する複業家の働き方を始める。現在は、人材育成・教育・まちづくりや、複数の企業の経営支援など、複数の組織で複数の職業を実践する複業家。2017年、福岡の歴史絵本「のったよ!ふくおかタイムスリップ号」をプロデュース・脚本担当し発刊。2025年よりKBC「ぎゅっと」の第3月曜コメンテーター。

 

■WEBサイト

岩永真一/学びの場をつくる専門家

登壇実績

【今回の先生】

あつまれ!天神の森をつくろう

WeLove天神協議会

天神のエリアマネジメントを行う団体で、福岡市をはじめ天神を拠点とする多くの企業で構成する協議会。福岡市の人口増加とともに福岡の経済・情報・ファッションの発信地として栄えてきた天神だが、過密化による交通渋滞や違法駐輪などの課題を抱え、市や地権者・事業者による「新たな都心づくり」の試みとして、2004年に歩行者天国やオープンカフェなどの社会実験を実施。これがキッカケとなり「I Love 天神フォーラム」が開催され、2006年に天神の様々なまちづくり事業を行う「WeLove天神協議会」が誕生。2008年に「まちづくりガイドライン」を策定し、日本全国のエリアマネジメントのモデルにもなっている。

 

■We Love 天神協議会

http://welovetenjin.com/

 

あつまれ!天神の森をつくろう

一般社団法人まちにわ

コミュニティーガーデンとしての「空間」、それを育成管理する活動としての「手間」、それらを持続するための体制としての「仲間」、という3つの「間」を合わせて親しまれるガーデンを「まちにわ」と呼ばれている。「まちの庭」が「まちに輪」をつくり、さらに大きな環(わ)となって「つながり」を開花させますように取り組んでいる団体。2026年現在は、福岡市博多区東光地区の花時計を企業・地域の方々と整備したり、天神地区での「天神の森プロジェクト」を行ったりしている。

【今回の教室】

あつまれ!天神の森をつくろう

天神のまち

福岡市中央区にある九州一の繁華街。天神という地名は、江戸時代に黒田家が福岡城の鬼門にあたる場所に移された水鏡天満宮に由来する。以後、江戸時代から「天神町(てんじんのちょう)」と呼ばれ、1964年に隣接する因幡町・鍛冶町が含まれた「天神」となった。現在では、多くの商業施設が集積し繁栄していく一方で、渋滞や違法駐輪、落書き、ポイ捨てなどの問題も多く、課題解決に向けた社会実験などを経て2006年に、行政や商業施設、天神に居を構える企業などによりエリアマネジメント組織「We Love 天神協議会」が設立された。(写真提供:福岡市)

 

■We Love 天神協議会

http://welovetenjin.com/